金魚の黒目の周りの白い部分も黒くなっているコメットを飼っています。
最初は病気かと思いましたが、ブドウ目の個体のようです。かわいいです!
片目のみブドウ目もいます。
ブドウ目のことやコメットの飼育に関し調べました。
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この記事の目次
ブドウ目
金魚の目のつくりは人間の目に似ていて、水晶体を前後に動かしピント調整しています。
目全体黒目は普通の白目の部分も黒いですがこの部分も見えているのかな?
瞳孔は常に開いたままです。
白目の部分は虹彩(アイリス)で、瞳孔の開き具合を調整し、その色はメラニン色素の量で決まります。
虹彩部分は透明な鱗の裏に虹色素細胞というものがあり
これが光を反射し白い光沢があるように見えます。
たまに虹色素細胞を持たない透明な鱗がある個体がいます。するとその
部分は透けて見え元の黒い目に見えます。
ブドウ目の金魚は白目の部分も透明に透けているから見えているかもしれませんね?
コメットとは?
日本の金魚とアメリカのフナの交配で、昭和初期に日本に逆輸入されたものです。
コイ科のフナ属の改良種です。
コメットの名前の由来
尾びれの長いコメットは、ゆらゆらと尾びれをたなびかせながら泳ぎます。
その姿が彗星のようなのでコメットといわれたようです。
コメットの大きさ
7cm~30cmで大きくなると庭池に放つとか大きな水槽で飼うことになります。
コメットの平均寿命
7年から10年以上の長生きです。
コメットの飼育
(飼育条件)
・水温
適水温は20℃~28℃です。
・pH
7.0~7.5の軟水で8.0以下であれば問題ないと思います。
コメットの飼育水
カルキ抜きした水道水を使います。
糞や食べ残しのエサでアンモニアが発生します。それを分解するバクテリアが必要です。
適切な濾過システムや定期的な飼育水の入替、底砂の清掃が必要です。
たまに金魚用バクテリアも投入します。
使用中のバクテリア:「大切な金魚のバクテリア」 ソネケミファ製
コメットのエサ
浮く餌が向いています。朝夕2食体に合った量を
多すぎない程度、食べ残さない量を与えます。
使用中のエサ: 金魚のバランス栄養食 エンゼル浮上性小粒300g
コメットの病気
白点病、水カビ病は白い菌糸上の物が目視できます。魚の動きも普段と違います。
水替え頻度を増やし、必要なら塩浴(1Lの水に5g程度)をおこないます。
使用する塩は塩化ナトリウム以外を含まない無添加の物を使用します。
塩は水に溶かしてからよっくり水槽に流し込みます。
効果がないようなら適した薬浴をおこないます。
コメットの混泳
和金との混泳は避けます。同じような尾びれを持つリュウ金は可能です。
和金はヒレも固く動きが早くてぶつかりコメットが傷つき、水カビ病になったりします。
コメット同士の飼育が無難です。
コメットの繁殖
卵を発見したら別水槽に移します。水草、金魚藻など入れておきます。
コメットの飼育水槽
金魚元気水きれいセットL ガラス製
奥行20.5cm 横×縦=約40cm、約27cm
フィルター
付属の投げ込み式フィルター+外掛け(テトラ AT-50)
ヒーター
テトラ18℃金魚用省エネヒーター
庭池の金魚
この寒さで全滅しました!
水温は5℃以下になり年末まで水底でじっとして動かないで冬眠していましたが
最近の寒波で更に水温が低下したらしく白くなり浮いていました。
仕事の関係でここ5年ほど放置状態だったのが良かったようで
水底の堆積物がクッションになり水温もあまり下がらず冬眠できていたのが、
昨年池底の清掃で池底をきれいにしたため、環境が変わってしまったようです。
異変にきずき水温を上げる、保温の工夫をしましたがかえって手をいれたのが良くなかったようです。
急激な温度変化を与えてしまったようです。
春になったらコイを3匹飼育始めます。冬は水槽に移す予定です。
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コメットの飼育方法や寿命などのまとめ
金魚は横から眺めるものです。水槽を泳ぐ姿は癒されます。
水槽の前でエサを持ち歩くと、動きが激しくなり寄ってきます。
頭を撫でてやりたい衝動を抑えるのが大変です。
なでると金魚が火傷状態になると聞いたことがあります。
コイは上から眺めるものです。
春になったら金魚は庭池に放つ予定です。
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