アクアハック

熱帯魚ヒーターの電気代はどれくらい?水槽の電気代が高い理由と節電

この記事の所要時間: 231

電気代 f

 

世界的な気候変動によって、記録的な寒波が毎年のように訪れるようになりました。

水槽をいくつも設置していたり、大型水槽に複数のヒーターを入れているアクアリストは、

冬の電気代が気になるのではないでしょうか?

熱帯魚ヒーターにはどれくらいの電気代がかかっているのか?

電気代を節約するアイデアにはどんなものがあるのか?

さっそくチェックしていきましょう。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

関連記事:【保存版】黒髭藻(ヒゲ状藻)の対策・除去方法をまとめてみた 

熱帯魚ヒーターの電気代を知る

電気代2 f

 

暖房の使用量と比例するので、冬になって値上がりした電気代のうちどれほどがヒーターによるものか、

請求額を見ただけでは分かりづらいですよね。

まずヒーターにかかっている電気代を算出してみましょう。

 

電気代は、

電力量料金単価×使用量

という式から求めることができます。

使用量とは、使用時間と製品のワット数を乗算したものです。

2017年1月26日現在、東京電力の第2段階料金(120kWhをこえ300kWhまで)

は1 kWhあたり26円です。

これを標準的な電力量料金単価として試算していきましょう。

60cmレギュラー水槽には150w(ワット)のヒーターを設置するのが一般的です。

使用量の単位はkWh(キロワット)ですから、単位を揃えるために1000で割ります。

1日8時間、ヒーターが稼働する場合、1日あたりの電気代は

150w(ヒーターのワット数)÷1000×8(時間)×26(電力量料金単価)=31.2円 となるのです。

毎日ヒーターを使う冬場なら1ヵ月936円かかりますね。

一般家庭で1000円弱の電気代はそれなりに大きいのではないでしょうか。

 

逆効果な節電アイデア

女性

 

○ワット数の少ないヒーターを入れる

「電気代がワット数に比例するのなら、できるだけ小さなヒーターを入れればいい」

と考えるのは早計です。

キャパシティを越えた水量を加温することになるため、ヒーターはずっと稼働し続けることになります。

結果として水槽に適したヒーターより加温時間が長くなってしまい、

むしろ電気代がかさんでしまうのです。

またヒーターが過熱して故障してしまうこともあります。

ヒーターの説明書に従って、水槽サイズに適したワット数を選びましょう。

 

「より大きなヒーターを使えば節電になる」という発想はどうでしょうか?

ワット数が大きい分、消費電力は多くなりますが、より短時間で目標の水温まで上げることができます。

省エネにはつながりそうですが、それより心配しなくてはいけないのが生体の健康です。

水温が短時間で急変すると調子を崩しやすくなり、魚病の引き金になってしまいます。

やはりヒーターは水槽サイズに合わせるのがベストなのです。

 

電気代を抑えるテクニック

 

 

○断熱材を入れる

水面、ガラス面、底面…。

冬の水槽はあらゆる方向から冷却されています。

外気と水槽との間に断熱材を入れるのが最も簡便な省電力の手段なのです。

底面に断熱材となる発砲スチロールや、エアキャップ、アウトドア用の銀色のシートを一枚敷いておくだけでも大きく違います。

より徹底させるなら、背面、側面の三方を覆ってしまいましょう。

鑑賞しない夜は前面も覆います。

断熱材とガラス面との間に水分が入り込むとカビの原因になります。

側面用の断熱材はきちんと寸法を測り、カットしてから張りつけましょう。

 

ろ過器も意外な熱の逃げ道。

外部式フィルターは本体だけでなく、排水、給水パイプにも断熱材を巻いておきましょう。

上部はコード、配管の通り穴と若干の換気スペースを除き、ぴったり蓋でふさいでしまいます。

水槽用の断熱材はホームセンターの他、アクアショップの通販でも入手できます。

 

○設置場所を工夫する

玄関や窓際など、冷え込む場所はなるべく避けます。

夏の直射日光を避けるという意味でも、できるだけ窓から遠ざけた方が省電力をはかれます。

常に人がおり、他の部屋より室温が上がりやすいリビングの壁際がベストですね。

 

関連記事:熱帯魚は寝るの?熱帯魚達の睡眠時間、睡眠不足について分かりやすく解説してみた

関連記事:【アクアリスト必見】ここで見分けよう、アクアショップの実力!

関連記事:【保存版】アクアリウムの害虫撃退マニュアル9選

ひよこ亭

ひよこ亭

投稿者の記事一覧

熱帯魚歴20年。最近は日淡やらんちゅうにも凝り始めました。
プレコ、サカサナマズなどを中心に飼育しています。

関連記事

  1. 【熱帯魚の怖い病気】白点病・エロモナス病・水かび病・ネオン病など…
  2. 【保存版】熱帯魚のエサの回数は一日一回?与え方や種類なども徹底解…
  3. もう苦労しない!アクアリウムの大敵!コケの種類とその対策
  4. 拾ってきた流木の下処理(アク抜き)方法を伝授します
  5. 誰でも簡単!自作CO2キットの作り方♪水草を青々ときれいに生育さ…
  6. 【絶対押えておくべき】横浜のおすすめ熱帯魚(アクア)ショップ4選…
  7. 流木の導入・アク抜き方法・購入時の注意点など総まとめ!
  8. 熱帯魚飼育の初心者にオススメ!飼育しやすい熱帯魚たち

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 水槽の地震対策にはしっかりと備える、水槽の転倒対策
  2. 金魚と一緒に飼える生き物には何がいる?
  3. コリドラスハブローススの最適な飼育環境は?繁殖や性格について
  4. 陽火石は水のpHに影響を与える?最適なレイアウトや導入時の注意点
  5. メダカの縄張り争い(いじめ)の解消方法 
  6. 熱帯魚飼育に使うフィルターとヒーターはどれくらい電気代がかかるの?

ピックアップ記事

おすすめ記事

クリプトコリネ ウェンティー グリーンはCO2無添加でも育つ水草

(水草)クリプトコリネ ウェンティー グリーン(無農薬)(水中葉)(3株) 北海道航空便要保温&…

アオダイショウを飼育してみよう!大人しく毒のない身近なヘビ

アオダイショウ(Elaphe climacophora)はナミヘビ科ナメ…

ベタの飼育に適した水槽ってどれ?

前回は、ベタの飼育について軽く触れましたが、今回から飼育に適した器具など…

熱水300℃を超える熱水噴出域に生息するゴエモンコシオリエビ

やぁ、兄弟。調子はどうだい?おとぼけは元気ですぜ。今回も光が一切…

金魚の飼育容器を選ぼう!スイレン鉢やトロ舟の特徴も分かりやすく紹介!

金魚を飼育するのに必要となるのが水槽や金魚鉢です。水槽や鉢に…

グッピーと混泳できない熱帯魚、キャリスタス/サーペ

こんにちは、おとぼけです。今回もグッピーとは混泳できない熱帯魚シ…

おすすめ記事

  1. スネークヘッドの世界!ハンターの凄みを楽しむ
  2. 60cm水槽用にテトラ「LEDスライドライト」導入、照明のおかげでグッピーがもっと美しくなった。
  3. 【アクアリスト必見】ADA『侘び草』の育て方と注意点の解説しちゃいます♪
  4. 亀の繁殖をさせるなら絶対抑えておくべき5選!後半編
  5. パクパクえら呼吸!魚はどうやって酸素を取り入れているの?
  6. 【管理方法を伝授します!】ビオトープを美しく保つための生体の飼育方法
PAGE TOP