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【アクアリスト必見】ここで見分けよう、アクアショップの実力!

2016年3月6日

金魚 f

 

さて、今回はアクアショップについて考えてみたいと思います。

 

多くの場合、最初はやはりショップの店員さんに色々と教わっていく事が多いでしょう。

しかし、それがある時に間違いを犯している事があるのです。

それは、ショップの店員さんやそのショップ自体がどの程度の実力を持っているのかが分からない事に行き着きます。

ある程度の年数が過ぎて、そこそこの数や魚種を経験してくると初めて行ったショップでもお店と店員さんの実力が分かってくるようになります。

確かにこういったものは言葉ではとても伝えにくいものです。

しかし、よいショップと店員さんを見つける事はアクアライフを充実させてくれるものです。

今回は分かりやすい基準でそのアクアショップの実力を見極める方法をお伝えしたいと思います。

 

死んだ個体を放置しているのは論外

 

 

 

どんなお店でも展示している水槽のとても水が綺麗です。

透き通った透明感のある水はそれだけを見ていても心が落ち着くものです。

しかし、その水槽を見ているとあるものを発見する事があります。

死んだ個体です。

 

特に小型魚の場合に多いのですが死んでしまった個体をいつまでもその水槽の中に入れておくという事は水質を悪化を招きますので良くはありません。

それ以上に商売をしているのにその対象が死んでいるのに気付かないというのはやはり怠慢という以外にないでしょう。

生きものですから、死んでしまう事があるのは致し方ありません。

しかし、死んだ個体がいつまでも水槽の中を漂っているという事はそれだけメンテナンスに気を使っていないという証明です。

死んだばかりはまだ変色していませんから見て分かります。

白く変色し始めていたら一日以上が経過しているという事ですからこんな状態の水槽がいくつかあるお店では良い個体を期待するだけ無駄でしょう。

勿論、大型魚のエサ等の場合はその限りではありません。

 

禁句・水を見ないと・・・

 

 

 

飼育の状態を話す時にはどうしても飼育水が話題の中心となります。

ここでよくショップの店員さんが口にする言葉があります。

それが、「水を見てみないと分かりませんねぇ。」です。

言いたい意味は分からないではないのですが、それでは「ここに持ってきました。」とペットボトルに詰めた飼育水を出したらどうするのでしょうか。

水中で生きている生物ですから飼育水の状態が大切で有る事は誰もが分かっている事です。

この「水を見てみないと分かりませんねぇ。」という答え方をする店員さんかいるとしたらそのお店はアクアショップとしての実力はかなり低いと言えるでしょう。

それよりも、どんな水槽でどんな種類の魚をどれくらいの数(大きさを含む)飼っているのか。

濾過は?・エアレーションは?・底砂の種類は?などを聞いてくれる方が安心できるお店でしょう。

 

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水質調整材も良し悪し

 

 

先ほどと同じように飼育水の状態を話した時に真っ先に水質調整材を奨めてくる店員さんもあまり良いとは言えません。

さすがに水道水をそのまま使っているといったらカルキ抜き位は必要だと言うでしようが高価な水質調整材を勧めてくる残念なお店は意外と多いものです。

本来、日本の水道水は観賞魚の飼育にとても適している水質です。カルキ抜きさえしてあれば特に何も添加しなくても良いと言えるでしょう。

汲み置いた水を使うならカルキ抜きすらも必要ない程です。

飼育環境に問題が無い限りは、特別に手を加えない水の方が本当に適している飼育水になって行くと言う事を実力のあるショップは分かっています。

小手先の水質調整材を積極的に勧めてくる場合、それが無いと自分たちも水質を維持できないのだと言う事を白状しているようなものです。

最小限のものは必要です。しかし、高いものだから効果もあるとは限りません。

特に初期のセッティング水槽の場合などは、焦らずにしばらく様子を見た方がいいですよ。と言ってくれるようなお店なら合格です。

 

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急に態度を変える

 

 

余談ですがこれは、私が実際にあった事です。

我が家のディスカスがペアリングして産卵の前兆が見られたので手狭になっている水槽から別の水槽へと移してゆっくりと子育てをさせてやろうと考えて新しい水槽を買いに行った時の事です。

水槽を見比べている時に一人の店員さんが寄ってきました。

 

店員さん「水槽をお探しですか?」

 

私「ええっ。ちょっと見させてくださいね。」

 

ここで、「何かあったらお声をお掛け下さい。」

と言っていれば店員としても合格でした。

しかし、彼は水槽セットの説明をし始めたのです。

はっきり言って稚拙でメーカーのカタログを丸暗記したような説明をし続けたのです。

そして・・・。

 

店員さん「それで、どのような魚を飼われるおつもりですか。」

 

私「うちのディスカスがペアリングしているので新しいブリーディング水槽を。」

 

この一言で彼の動きも言葉もその全てが止まりました。

 

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ここで見分けよう、アクアショップの実力のまとめ

 

 

アクアショップでは店員よりも客の方が詳しい事も多くあります。

あまりにも饒舌に商品を奨めてくるうちはアクアショップとしてもまだまだでしょう。

 

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この記事を書いた人:EmiJah

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自己紹介:

なんのかんので10年の熱帯魚歴になってしまいました。現在のメインは「ディスカス」。繁殖した、子ディスカスも元気に育っています。

 

好きな熱帯魚:

ディスカスを筆頭に淡水魚全般、魚以外も・・・。

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