GEX メガパワー 6090 水槽用外部フィルター ジェックス 関東当日便
プレコの水槽にマッチするのは、ろ過能力に長ける外部式フィルターか?
はてまた、メンテナンスの楽な上部式フィルターか?
両者のメリット、デメリットを徹底比較してみましょう!
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外部式フィルターのメリットとデメリット
GEX メガパワー 6090 水槽用外部フィルター ジェックス 関東当日便
外部式フィルター最大の特徴はろ過能力の高さにあります。
他のどんなフィルターに比べても、ろ材の容量が多いので、その分ろ過の性能も高いのです。
水を汚しやすいプレコ飼育にあたっては、その強力なろ過能力が大いに生かされます。
ろ過能力の高さは、水替え頻度やフィルター掃除の少なさを意味します。
プレコは手間のかかる魚種のひとつですから、水替えの機会が少しでも減るのはうれしいですね。
優れた静音性も魅力です。
一方、外部式フィルターにも弱点はあります。
フィルター掃除の際には吸水用、吐水用のホース2本を外し、本体の蓋を外してから行います。
掃除が終わったらエアーが噛まない(モーターにひっかからない)よう、
中の空気を追い出す必要もあります。
近年の外部式フィルターはすいぶんメンテナンスが楽になりましたが、
ひと昔前の製品は水槽リセット並みに掃除の手間がかかったものでした。
水が循環する際、ほとんど空気に触れないのはプレコ飼育者にとって気になるところでしょう。
プレコは溶存酸素量の多い水を好みますから、
ろ過のプロセスでなるべく空気を取り込む機会を作りたいところです。
水草水槽の場合はこのデメリットが、
二酸化炭素が逃げにくいというメリットにつながるので、むしろ外部式フィルターが重用されています。
上部式フィルターのメリットとデメリット
外部式フィルターのデメリット2点
・メンテナンスが面倒
・空気を取り込みにくい
これらを解決してくれるのが上部式フィルターです。
フィルターの蓋を外し、ろ材を取り出すだけで簡単に掃除できますし、
水槽上側から眺めればろ材の汚れ具合がすぐ分かるので、
メンテナンスのタイミングをつかみやすいのです。
フィルター内を流れる中で必ず空気に触れますから、
ろ過された水は外部式フィルターのそれよりも多く酸素を含んでいます。
特にウェット&ドライ方式の上部フィルターは、より空気に触れる時間が長くなっています。
こうした理由から「プレコ飼育には上部フィルターが最適」と考える方は少なくないのです。
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外部式 vs 上部式! 勝負の結果は?
とどのつまり、外部式と上部式、
どちらのフィルターがプレコ用としてよりふさわしいのでしょうか?
まず、争点(?)のひとつである溶存酸素量について。
これは外部式フィルターであっても、
吐水口をシャワーヘッドにしたり、ディフューザーをつければ解決することです。
もちろん、エアレーションの導入も一手段。
エアレーションは上部式フィルターを使っていても、ぜひ併用したいところです。
フィルターの汚れ具合がすぐ分かる点、
メンテナンスのしやすさという点では上部式フィルターに軍配が上がります。
ですが、そのデメリットを差し引いても外部式フィルターのろ過能力は魅力的です。
どちらが優秀かは甲乙つけがたく、オーナーの好みに左右されるというのが結論になるでしょう。
外部式と上部式、両者に共通する悩みもあります。
ロイヤル系など流木の削り方が激しいプレコの場合、木屑でフィルターが目詰まりしやすいことです。
フィルターの吸い込み口を、水槽底面にぴったりつけてしまうと木屑を吸い込みやすくなります。
あまり高い位置にしてもろ過効率が悪くなってしまうので、
底面から2~3cm浮かせる程度にとどめましょう。
プレフィルターとして吸い込み口にスポンジを付けておくのは効果的です。
プレコ水槽はスポンジの詰りが早くなりがちなので、
スペアを用意してこまめに交換するようにしましょう。
個体によってはスポンジを齧るものもいるので注意が必要です。
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