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これなら間違いない!メダカ飼育のビオトープの作り方

2017年5月13日

 

近年、「ビオトープ」という言葉を耳にする機会が増えましたね。

ビオトープとは、動物と植物で作り上げる生態系のこと。

自然の仕組みを学ぶのにうってつけなので、学校にビオトープを設置する取り組みが進んでいます。

もちろん、個人でビオトープを楽しむのもOK。

メダカをメインにしたビオトープはもはや定番となりつつあります。

ビオトープに必要な事柄と、そこでメダカを飼育する時のポイントをまとめてみました。

 

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ビオトープに適した容器と土

 

睡蓮鉢やプラ船など、口が広く、水が漏れない作りの容器であればなんでもかまいません。

強いて言うなら、内側の色が明るいものをおすすめします。

暗い色の鉢だと、品種によってはメダカの姿が見にくくなってしまうからです。

ビオトープには土もいれましょう。

水を張っただけの容器に鉢やポットごと入れる方法もありますが、

底に土があった方がメダカの餌となる微生物が沸きやすくなるからです。

土は園芸用の赤玉土や、花の培養土でかまいません。

より自然のリアリティにこだわるなら「荒木田土」

(田んぼや小川の底にある目のとても細かい土)がおすすめ。

「田んぼの土」の名前で販売されている用土もよいでしょう。

植物の種や、カブトエビなど生き物の卵が休眠状態で土の中にまぎれているので、

思わぬ出会いがあります。

 

ビオトープでのメダカ飼育

 

たくさん飼ってたくさん殖やしたくなるのが人情ですが、

メダカの飼育数はなるべく絞るのが長生きさせるコツ。

よく「メダカ1匹に対して水1リットル」が飼育数のめやすとされますが、

ビオトープの場合は何割か少なめに見積もりましょう。

20リットルの容器だから20匹飼えると考えず、

10~15匹に絞る方が水質悪化などのトラブルを避けやすくなります。

水替えは春~秋に年数回で十分。

あとは足し水で管理します。

さまざまな微生物が発生してくるようになると餌やりも必要ありません。

冬場は代謝を落とし、水底でじっとして過ごすようになるので、

無理に動かしたり餌やりしないようにしましょう。

 

ビオトープにぴったりの植物

 

 

日本人が睡蓮鉢で金魚を飼い始めた歴史は古く、既に江戸後期の浮世絵に描かれています。

睡蓮鉢でスイレンを育て、そこに魚も泳がせる‐。

言うならばこれは、日本人が古くから楽しんできたビオトープの姿なのです。

メダカ+スイレンの組み合わせが実にしっくりくるのは、歴史の重みなのかもしれませんね。

スイレンは「温帯性」と「熱帯性」に大別できます。

熱帯性スイレンの方が全般的に華やかでカラフルなのですが、

日本の冬に耐えられないため、睡蓮鉢や飼育容器を屋内に移動させて避寒させる必要があります。

スイレン初心者は純白の「アルバ」や小ぶりの「ヒメスイレン」など

育てやすい温帯性スイレンからスタートするとよいでしょう。

肥料や温度管理に気をつかうスイレンの代わりに、

オモダカやトチカガミといった日本原産の水生植物を育てるのも和の風情があってよいですね。

オモダカは「勝ち草」とも呼ばれ、縁起のよい植物として家紋にも用いられてきました。

人気の高い水草であるエキノドルスの仲間にあたります。

オモダカは繁殖力抜群。

水深を深くし過ぎなければ(10cm以内がめやす)どんどん増えていってくれます。

トチカガミはウォーターマッシュルームに似た丸い葉を水面に浮かせます。

水面を埋めるように光沢のある葉を増やし、スペースがなくなると水面から茎を立ち上げて、

さらに葉をひろげていくのが特徴です。

万葉集など古典に登場するカキツバタもビオトープにおすすめ。

アヤメとよく似ていますが、陸生のアヤメに対して、

水生のカキツバタと育ち方に大きな違いがあります。

アクアショップやホームセンターでポット苗を入手でき、

真夏と真冬以外はほぼ通年植え付けが可能です。

 

ビオトープ作りの注意点

 

 

真夏の直射日光が長時間あたる場所や、一日中日陰になる場所は避けましょう。

一度水を張ってしまうと移動が大変なので、飼育を始める前に慎重に場所の選定を行います。

立ち上げてから時間経過とともに、さまざまな生き物が集まってくるのがビオトープの魅力。

しかし、ヤゴやカエルなど、メダカの天敵となる生き物の侵入には気をつけましょう。

ゲリラ豪雨で飼育水があふれてしまったり、アオコでメダカの姿が見えなくなってしまったり、

ビオトープには思わぬトラブルも出てきます。

こまめな観察を心がけてください。

 

—育て方の全てが詰まったメダカのすべて—

 

 

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