水槽は置いてあるだけでもおしゃれなインテリアになりますよね。
照明を落とした薄暗い部屋で、ライトアップされた水槽は主役級の存在感があります。
光に照らされた美しいグリーンの水草。
アクセントになるウッディな流木。
存在感のある岩組。
その中を自由に泳ぎ回るメダカたち。
ついつい時間を忘れて見入ってしまいます。
今回はおしゃれなメダカ水槽のレイアウトを紹介します。
部屋のインテリアとしてもおすすめなのでぜひ参考にしてください。
はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら
インテリアにおすすめのメダカ水槽は30㎝キューブ水槽
本格的にメダカの飼育やアクアリウムをやるのではなく、インテリアとしてお洒落に楽しみたい人は小さめの水槽がおすすめです。
アクアリウムの定番は60㎝企画水槽と呼ばれるものです。
60㎝企画水槽は数が多く出回り、周辺器具も充実しているので、初めてアクアリウムにチャレンジする初心者におすすめです。
しかし60㎝企画水槽の大きさは幅60㎝、奥行き30㎝、高さ36㎝と以外に大きな水槽です。
置き場所にも困りますし、水の入った水槽は成人男性でも1人で動かせないほどに重くなります。
そこでインテリアとしてのおすすめが30㎝キューブ水槽です。
30㎝キューブ水槽は、幅、奥行き、高さが全て30㎝の正方形の水槽です。
60㎝企画水槽よりもコンパクトで、デザイン性も高く、管理もしやすい。
レイアウトの幅も広いので、まさにインテリアにおすすめのおしゃれな水槽です。
30㎝キューブ水槽以外にも、フィルターとライトが一体型の水槽や、独創的な形をした水槽もおすすめです。
メダカ水槽のおしゃれなレイアウト構築法
水槽のレイアウトは、おしゃれな印象を決めるのにとても重要です。
統一感の無いレイアウトや、水草が伸び放題、コケまみれの水槽ではおしゃれな雰囲気は出ませんよね。
以下では、メダカを使った水槽で代表的なレイアウトを解説します。
・水草レイアウト
水草レイアウトはアクアリウムの基本です。
毎年様々なコンテストが開催され、アクアリストたちは自分の感性を披露します。
メダカは水草レイアウトと非常に相性が良く、隠れ家や産卵場所として活用されます。
和の印象を受けるマツモや、とにかく丈夫なアナカリス、池を思い浮かばせる浮き草のホテイソウなどがおすすめです。
・流木レイアウト
流木レイアウトは、その名の通り流木を水槽に設置するレイアウトです。
流木単体でなく、アヌビアスナナやウィローモスなどの水草と組み合わせると、より一層おしゃれになります。
初心者は必ずアクアリウムショップで販売している流木を使いましょう。
皮で拾ってきた流木は、栄養が抜けきっておらず、腐ってしまうことがあります。
他にも農薬がついていればメダカや水草は死んでしまいます。
海から拾ってきた流木も同様です。
・岩組レイアウト
岩組レイアウトもその名の通り岩を組んで魅せるレイアウトです。
アクアリウムで使う岩には沢山の種類があり、川で拾ってきた岩をただ水槽に入れただけでは絶対に出せない雰囲気があります。
英石は定番ですが白っぽい石で柔らかい印象です。
気孔石は水に濡れると茶色に近くなる珍しい石で、流木と相性が良い石です。
山水石は表面がザラザラして荒々しい雰囲気を持ちます。
このように岩組レイアウトと言っても、岩によって印象の違うレイアウトができるのです。
・その他
上記で解説した3種のレイアウト以外にも、人工物を沈めたレイアウトや、底砂を真っ赤なガーネットサンドにするレイアウトなど、その幅は無限大です。
おしゃれなメダカ水槽の注意点
おしゃれなメダカ水槽で、ボトルアクアリウムや電球の形をした小さな水槽をSNSで見かけることがあります。
場所も取らずにお洒落で素敵なインテリアに見えますが、極端に水量の少ないアクアリウムは管理の難易度が高いので初心者には不向きです。
メインで大きな水槽があり、豊富な経験を持っているアクアリスとでなければ維持できません。
メダカと言えど生き物であることには変わりませんから、しっかりとした生育環境を整えてあげてくださいね。
おしゃれなメダカ水槽のレイアウトまとめ
メダカを使ったおしゃれな水槽のレイアウトについて紹介しました。
メダカはアクアリスト初心者でも飼育が簡単な品種なので、初めてチャレンジしたい人におすすめです。
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