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深海のタコ「メンダコ」は臭いってほんと?

2019年9月1日

メンダコ Opisthoteuthis depressa wikipedia

メンダコ Opisthoteuthis depressa wikipedia

 

メンダコという、深海に住むタコがいます。深海の生物と言えば普通の生物とかなり違っていることが多いのですが、メンダコはいったいどんな生物か気になりますよね?

 

また、メンダコは臭いことでも有名です。ここで深海に住むタコ、「メンダコ」について紹介してみましょう。

 

深海の生物メンダコの特徴

メンダコの乾燥標本。国立科学博物館 wikipedia

メンダコの乾燥標本。国立科学博物館 wikipedia

 

メンダコは深海に住んでいて、タコはタコでもかなり変わった形をしているのが特徴です。なんと、放射状に足が伸びているのです。また、その足のは大きな膜に覆われて、あまり自由に動かせません。

 

吸盤は一列で、まわりには長い毛がたくさん生えています。また、タコと言えば「黒い墨」を吐く事が有名ですが、深海で生きているメンダコは黒い墨を吐きません。柔らかい体をしていて、陸に上げるとぺちゃんこになります。

 

深海のタコなので、生態はあまり明らかになっていません。水深200m〜100 mほどの海底に住み、独特の体のために普通のタコのように取り込んだ水を漏斗から出して素早く動く事ができません。ただこれは、餌が少ない深海という環境では体力の消耗を抑えることが大事なため、素早くない動きになったと考えられています。

 

深海性のタコには、胴体に伸びた鰭状の部分が多くみられますが、それに比べれてメンダコは小さいために泳ぎの際に使われることはなく、その鰭を方向転換・姿勢制御等に使うと見られています。餌は、底性生物のヨコエビなどの小型甲殻類等です。

 

国内の水族館で産卵に成功していて、「葛西臨海水族園」は孵化にも成功しました。

 

メンダコは臭い

釣り f

 

このメンダコ、実は臭いということが海で魚を獲っている漁師さんたちから知られています。そのため、漁で何かの拍子に釣り上げてしまった場合、ほかの魚に臭いが移らないようにと海に返すんだそうです。

 

では、釣れたメンダコも食べてしまえばいいと思うかもしれませんが、味のほうがいただけないようです。実際に食べた人もいて、その人によれば食べられなくもないが、おいしくはない。また、とにかく「しょっぱい」味がするんだそうです。

 

 

メンダコグッズがたくさん

 

「深海のマスコット」「タコの中で一番可愛い」とされているメンダコは、数々のグッズにもなっています。メンダコの人形はもちろん、メンダコのiPhoneスマホケース、ラテアートにもなっています。

 

たしかに、見るところから見れば、エラの部分が耳みたいに見えて、かわいいですね!なつかしのアニメキャラ「モグタン」を思い浮かべたのは自分だけでしょうか。水族館で飼育しているところもあるので、見たい人はネットでメンダコが見られる水族館を探してみましょう。

 

ただ、飼育が難しいので1週間など、期間が限られていることがあるので注意です。

 

 

水族館でメンダコを飼育するのは難しい

 

沼津港深海水族館は、メンダコの展示日数世界記録を保持している水族館です。この水族館によれば、メンダコは深海にすんでいる生物のため、良い状態で陸に上がること自体がそもそも難しく、飼育する場合は水質や温度、さらに音や光などというきびしい管理が必要なんだそうです。

 

なんと、カメラのライトだけでなく、カメラを見せ続けるだけですらストレスによって死んでしまうとか。沼津港深海水族館でメンダコを2011年から捕獲&飼育をしていますが、最初は3日くらいで死亡し、展示の最長記録も27日というくらいでした。

 

やはり、深海の生物を違う場所で飼育するのは難しいようです。また、沼津港深海水族館では死んだメンダコに触れられるというイベントがあり、当然かなりの臭いがするものの、子供たちから「触った感触が気持ちいい」と評判だったようです。

 

深海の生物は陸には向きませんね

 

「深海のマスコット」、メンダコについてでした。深海の生物なので、水族館で飼育するのも非常に難しいようですね。ということで、かわいいメンダコをもっと見たいという人は、ぬいぐるみなどのメンダコグッズで我慢しましょう(笑)

 

 

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