カージナルテトラは赤い体と、青く輝くラインが特徴的な熱帯魚です。飼育は難しくなく、初心者にもお勧めともいえる品種ですが、飼育するにはいくつかのポイントがあるようです。今回はそんなカージナルテトラの飼育のポイントについて調べてみましょう。
この記事の目次
- カージナルテトラの飼い方は難しい?
- カージナルテトラの生息地は?
- カージナルテトラに最適な水温、水質は?
- カージナルテトラが好む水流は?
- カージナルテトラを飼育する水槽での水流を調整するには?
- カージナルテトラの餌は何がいい?
- カージナルテトラに与えるエサの量は?
- カージナルテトラの性格は?
- そんなカージナルテトラでも暴れる?
- カージナルテトラはイジメをする?
- カージナルテトラは混泳可能?
- カージナルテトラと相性の良い魚は?
- アカヒレとカージナルテトラの相性は?
- カージナルテトラの色揚げを行うには?
- カージナルテトラの寿命は?
- カージナルテトラの死因は?
- カージナルテトラの繁殖は可能か?
- カージナルテトラの繁殖時期は?
- カージナルテトラの値段は?
- カージナルテトラの飼育方法まとめ
カージナルテトラの飼い方は難しい?
カージナルテトラは熱帯魚としては初心者向けと言えるでしょう。いくつかのポイントを押さえて飼育をしていきましょう。次項から解説します。
カージナルテトラの生息地は?
カージナルテトラの原産地、生息地は南米のペルー、ブラジルなどのアマゾン川全域になっています。アマゾン川の澄んだ水域、小川など水の流れが緩やかな場所に主に生息しています。透明度の高い水域を好み、植物の密生地帯ではあまり見られないようです。
カージナルテトラに最適な水温、水質は?
カージナルテトラは24度から28度の水温を好み、水質は酸性から中性を維持していくことが必要になります。定期的に水質のチェックと水の交換を行いましょう。
カージナルテトラが好む水流は?
カージナルテトラは原産地のアマゾン川でも緩やかな流れを好むため、強い水流には注意が必要です。
カージナルテトラを飼育する水槽での水流を調整するには?
水槽の水流を調整するにはいくつかの方法があります。一番スタンダードなものにはフィルターを調整する方法があります。これはフィルターの吸水口や出水口の位置や向きを調整することにより水流も調整することができます。水流が強いときには出水口を水面や壁に向けることにより水流を弱めることができます。他にはエアストーンを設置したり、流木や岩などを置くことにより水流の調整ができます。
カージナルテトラの餌は何がいい?
カージナルテトラは雑食性で、基本的になんでも食べてくれます。ただ、口が小さいため、小粒な物を与えましょう。水槽上部を泳ぐため、浮上性のエサがおススメです。栄養のバランスのためにミジンコやブラインシュリンプなどの生餌もおやつ代わりに与えるのも良いでしょう。
カージナルテトラに与えるエサの量は?
1回5分で食べきれる量を与えましょう。頻度は1日2~3回程度が良いでしょう。食べ残しは水槽環境の悪化につながりますので、必ず網などを使い、掃除をするようにしましょう。
カージナルテトラの性格は?
カージナルテトラは穏やかな性格で、仲間と一緒に泳ぐことを好みます。そのことからカージナルテトラ性格は「社交的」と言っても良いでしょう。
そんなカージナルテトラでも暴れる?
社交的で穏やかなカージナルテトラですが、暴れることはあるのでしょうか?殆ど暴れることはありませんが、稀にエサをめぐって小競り合いが起こることがあります。エサを与える時には量をよく考えて与えるようにしましょう。
カージナルテトラはイジメをする?
カージナルテトラは餌をめぐって争うことはありますが、意味もなく他の魚を攻撃することはありません。しかし、水質の悪化などでカージナルテトラにストレスがかかると、稀に他の魚をいじめることがあります。カージナルテトラにストレスを与えないために、水質は保つことが必要です。
カージナルテトラは混泳可能?
カージナルテトラは穏やかな性格なため、混泳は可能です。特に群れを好むため、カージナルテトラを6匹以上一緒に飼育すると、彼らにストレスを与える可能性は減るでしょう。
カージナルテトラと相性の良い魚は?
カージナルテトラを混泳させるにあたって特に相性の良い魚は「ネオンテトラ」です。同じような性質を持つ魚で、ネオンテトラも鮮やかな体色が特徴となっているので、水槽も鮮やかに彩ることができるでしょう。逆に相性が悪い魚は大型の肉食魚や攻撃的な魚です。特に「ベタ」などは攻撃的なので混泳は避けましょう。
アカヒレとカージナルテトラの相性は?
鮮やかなカージナルテトラと「アカヒレ」を混泳させたい、という人も多いですが、その相性はどうでしょうか。アカヒレとカージナルテトラは相性が「悪い」と言えるでしょう。何故ならアカヒレは縄張り意識が非常に強く、どんな魚でも自分の縄張りに入ると容赦なく攻撃してしまいます。カージナルテトラは臆病な魚なので、なおさらアカヒレとの混泳は向かないでしょう。
カージナルテトラの色揚げを行うには?
魚の体色を鮮やかにするのを「色揚げ」といい、カージナルテトラの場合はさらに「赤」を際立たせることを言います。その方法としては水質の管理や魚にストレスを与えないことが必要です。また、人工飼料の中には色揚げを促進する物もあり、そちらを定期的に与えるのが良いでしょう。
カージナルテトラの寿命は?
カージナルテトラは適切な環境を用意すれば3から5年くらいは生きると言われています。
カージナルテトラの死因は?
カージナルテトラの死因としては様々なことが考えられます。特に水質には敏感な魚なので、水質の悪化が死因になることが多いようです。また、寄生虫や細菌感染による病気も考えられるため、もしもカージナルテトラに不自然な点を感じたら良く観察し、適切な処置をするようにしましょう。
カージナルテトラの繁殖は可能か?
カージナルテトラの水槽での繁殖は大変難しく、あまりお勧めできません。何とか産卵まではこぎつけることができても、稚魚はかなり小さく育てることは難しいでしょう。
カージナルテトラの繁殖時期は?
野生のカージナルテトラは雨季に繁殖することが一般的です。水槽内では時期を見極めるのは困難で、自然に任せるしかないでしょう。
カージナルテトラの値段は?
カージナルテトラの繁殖は難しいので、購入することが無難でしょう。カージナルテトラは10匹からのセットで販売されるのが普通で、大体10匹で2000円程度から販売されており、サイズによって若干の違いがあります。
カージナルテトラの飼育方法まとめ
カージナルテトラは比較的飼育しやすい熱帯魚ですが、水質には敏感なのでそこには注意を払う必要があります。また、性格は穏やかなので混泳には向いていますが、大きな魚やアカヒレなど攻撃的な魚も避けましょう。以上を注意すれば、鮮やかな体色を水槽で楽しむことができるでしょう。
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