とても鮮やかな青色の体色と、赤い目が特徴的なブルーダイヤモンドレミジィ。とても水槽に映える熱帯魚ですが、飼育初心者にもお勧めの魚だそうです。今回の記事ではそんなブルーダイヤモンドラミレジィの飼育のポイントについて調べてみましょう。
この記事の目次
ブルーダイヤモンドラミレジィは最近登場した改良種
ブルーダイヤモンドラミレジィは「ラミレジィ」と呼ばれる淡水魚の改良種です。紹介されたのは2009年と比較的最近ですが、すぐに人気の魚となりました。原種のラミレジィは南米のコロンビア、ベネズエラのオリノコ川に生息しています。体長は5cmくらいです。
ブルーダイヤモンドラミレジィに最適な水質は?
ブルーダイヤモンドラミレジィはあまり水質にはこだわらない魚で、これが飼育が容易と言われるゆえんでしょう。水質は弱酸性から中性と幅広く対応できますが、水換えは頻繁に行うのが良いでしょう。最適な水温は27度~30度とやや高めの水温を好んでおり、これに近い水温が確保できない場合は水槽用ヒーターやクーラーの設置を検討しましょう。水槽の大きさは45センチサイズが最適です。
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ブルーダイヤモンドラミレジィが好む餌は?
ブルーダイヤモンドラミレジィはあまり餌にもこだわりはなく、生き餌や人工餌などなんでも食べてくれます。普段は市販されている人工餌を与え、栄養のバランスのためにアカムシなどを与えるのも良いでしょう。特に沈降性のある餌が食べやすいようなのでおススメです。
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ブルーダイヤモンドラミレジィの性格は?
割と気性は荒めで、同種だと小競り合いが発生することもあります。オス同士だけでなく、ペアでも喧嘩が発生することもあります。そのため、隠れ家として流木や土管などを用意しておくのが良いでしょう。また、自分より小さな体の魚には攻撃をすることもあります。
ブルーダイヤモンドラミレジィとの混泳に向いた魚は?
ブルーダイヤモンドラミレジィ同士だと喧嘩が発生する恐れがあるので、繁殖を狙う場合以外は同種の混泳は避けた方が良いでしょう。他の魚と混泳をする場合はブルーダイヤモンドラミレジィより小さな魚は避け、同サイズの魚と混泳をするようにしましょう。具体的は小型のカラシンや、プレコなどが混泳に向いていると言えるでしょう。
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ブルーダイヤモンドラミレジィの雄雌の見分けかた
普段は雄雌を見分けるのは難しく、オスがわずかにメスより大きく感じるくらいです。
ブルーダイヤモンドラミレジィのメスの特徴
ブルーダイヤモンドラミレジィのメスはオスよりわずかに小さいのが見分け方ですが、発情期に入ると、腹部がピンク色に染まり、明確にオスメスが見分けることができるようになります。こうなったら繁殖開始のサインですので、準備をしていきましょう。
ブルーダイヤモンドラミレジィは繁殖を狙える!
ブルーダイヤモンドラミレジィは飼育下でも繁殖を狙える魚です。まずはペアが成立するまで複数飼育を行いましょう。喧嘩する恐れもあるので隠れ家は必須です。発情期に入るとメスの腹はピンク色に染まり、繁殖開始です。無事に繁殖に成功すると、流木や土管の上など台座のようなところに産卵をします。
産卵後はペアで子育てをし、卵は40時間ほどで孵化します。孵化した後も親は子供を守って子育てをしていますが、エサとしてブラインシュリンプを与えるのも良いでしょう。あまりに若い親魚だと、卵が孵化しないこともあるようなので、ある程度成長させてから繁殖を狙うのが確実でしょう。
ブルーダイヤモンドラミレジィは購入できる?
ブルーダイヤモンドラミレジィは繁殖容易な魚ですが、もちろん購入もすることができます。1匹あたり1300円前後で販売されていることが多いようです。通販サイトだとお勧めの餌や隠れ家、水草なども一緒に購入することができるのでとても便利です。
ブルーダイヤモンドラミレジィ飼育方法まとめ
ブルーダイヤモンドラミレジィは比較的飼育が容易な魚なので、初心者にもお勧めできます。水質にはあまりこだわる必要はありませんが、注意すべきはその性格で、油断すると喧嘩が発生することがあるのでそこは注意深く観察していきましょう。そこを乗り越えれば繁殖にも挑戦できますよ。
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