シュリンプ系

ヌマエビは魚の格好のエサ!分割飼育のススメ

2016年9月19日

水温調整もしやすい季節になりましたので、

水温が低めのヤマトヌマエビ、レッドチェリーシュリンプに興味があったので飼育を始めてみました。

最初はグッピー、プラティ、コリドラス、オトシンクルスと混泳させました。

一週間は無事でしたが、一晩で4匹全滅しました。

マツモなど水草を浮かせ隠れ家にしばらくは退避していましたが、

主犯は不明ですが、おいしく食べられたようです。

ヌマエビの仲間は魚の格好のエサになります!

 

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浮遊している水草に退避している様子はこれです。

この記録後、翌日レッドチェリーシュリンプは全滅しました!

 

 

仕切板で分割

 

以前、大き目のヌマエビが水温が高過ぎて息絶えたので、

混泳の参考にしようとスマトラの水槽に入れ様子を見ました。

最初は様子を見ていましたがそのうち反応がないのを知って勢いよく争って食べ始めました。

9匹できれいに食べてしまうまで5分とかからなかったです!

人間も魚もえびが大好きなんだと感じました!

これをみてエビの混泳は止め、次の生体は仕切板で区切ることにしました。

仕切板の作り方をいかに示します。

 

準備する部品、工具

 

アクリル樹脂 アクリサンデー株式会社

商品名:サンデーPET 透明

板厚:1.0mm

サイズ:S 300×450mm

材質:変性ポリエチレンテレフタレート

キスゴム コトブキ工芸株式会社

仕切板固定用に4個

電動ドリル ビット:  2.5mm

貫通穴(25個)

ヤスリ バリ取り用
はさみ アクリル樹脂切断用

 

手順

 

  • 水槽の奥行×高さに合わせアクリル樹脂をはさみでカットします。隙間ができないよう奥行寸法は大き目にカットします。
  • 隙間があると、えびは歩いて隣のスマトラのエリアに行ってしまうためです。

実際にヤマトヌマエビが仕切板を乗り越え、スマトラのいるエリアに移動してしまい、

ツボの隠れ屋に逃げ込んでいました!

  • ドリルで穴を25個あけます。穴が大きすぎてもエビが隣に移動するので注意してくださいね。バリは念入りに除去してくださいね。
  • 出来上がった仕切板は、底砂に押し込み上部を水槽に取りつけたキスゴムで挟み込み倒れないようにします。
  • 水温計をエビがいるエリアに移動します。水温は28℃以下に管理します。
  • エアレーションも忘れずに行います。エビは酸欠が大敵です。水温が高くなる夏場は特に酸素が不足します。

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完成し中で泳ぐレッドチェリーシュリンプの写真です。

ヌマエビの特徴

 

特徴を調べました。

飼育の難易度は高い方です。水質が合えば、かなり増えるようです。

 

レッドチェリーシュリンプ ミナミヌマエビ

(レッドと近縁)

ヤマトヌマエビ
体長 ~3cm ~3cm 3~6cm
水温 14℃~29℃ 10℃~29℃ 10℃~29℃
pH 弱酸性~中性(弱アルカリ) 弱酸性~中性(弱アルカリ) 中性~弱アルカリ性
繁殖 淡水水槽では不可
寿命 1~2年 1年 2~3年
エサ エビ用のエサ、苔 エビ用のエサ、苔 エビ用のエサ、苔

 

エサはキョ-リンフードの「ひかりヌマエビ」を試しています。

動画でわかりますがヤマトヌマエビが1匹一粒で持ち運んでいますよ!

ヤマトヌマエビの繁殖ですが、このエビは、卵からかえると、川の流れで下流の汽水域まで下ります。

幼少期は海水を含んだ汽水か海中で生活をするという特徴があるます。

 

そのため、親エビの飼育は淡水水槽でも可能ですが、

繁殖は汽水又は海水でないといけないので淡水水槽では不可能なようです。

体が大きく、水槽のコケ取りなど得意で、水槽の掃除屋さんとしての働きは十分こなします。

ミナミヌマエビよりヤマトヌマエビの方が食欲もありそうで丈夫で初心者に向いていると思いました。

ミナミヌマエビの代わりに近縁のレッドチェリーシュリンプも育てることにしました

 

 

分割飼育のススメのまとめ

 

いかがでしたか。

エビは意外と飼育が難しいですね!

混泳は止めた方が無難ですよ!自分より大きい魚がいると、

出てこなくなり隠れています!鑑賞できません!

また大き目の魚の格好のエサになってしまいます。

今回、45cm水槽をセパレーターで分割飼育してみました。

えびが安心してか昼間も出歩いていました!

早くそうしてやればよかったと後悔しています。

 

 

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