古代魚

スネークヘッドの世界!ハンターの凄みを楽しむ

この記事の所要時間: 233

レインボースネークヘッド charm

 

スネークヘッドは日本にも棲息するライギョ(雷魚)の仲間です。

鋭い歯で獲物を食いちぎる豪快な捕食シーンが見もの。

肉食魚好きのアクアリストから強い支持を集めている魚なのです。

ひとくちにスネークヘッドといっても、小型から大型、

完全に生餌しか受け付けないタイプから人工飼料も食べてくれるものまで、種類によって様々。

飼育環境に合わせて、一番育てやすいスネークヘッドを選んでみましょう。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

 

スネークヘッドの基本情報

レインボースネークヘッド charm

 

アジア全域に分布するライギョの仲間。

蛇に似た爬虫類的な風貌からスネークヘッドと呼ばれます。

最長15cm程度の「ドワーフスネークヘッド」から1mを超える

「レッドスネークヘッド」まで種類によってサイズは大きく異なります。

熱帯魚なのでヒーター使用が原則ですが、「カルムチー」のように無加温で冬越し可能な魚種もいます。

 

スネークヘッドの飼育情報

レインボースネークヘッド charm

 

スネークヘッドに共通するのは肉食、動物質の餌を常食すること。

大型になるものは常時、餌となる金魚やメダカをストックしておく必要があるので、

餌用水槽やスネークヘッドへの感染を防ぐ魚病魚の準備も念頭に置いてください。

 

 

スネークヘッドの水槽

 

 

小型種は60cmサイズから飼育可能、

大型種には120cm以上の堅牢なアクリル水槽が必要となってきます。

空気呼吸する性質があるので、縁いっぱいまで水を入れずに水位を下げておく必要があります。

そのため幅だけでなく、高さも意識して選びましょう。

 

蓋は非常に重要な要素です。

蓋の隙間めがけて強烈なパワーでジャンプするので、

厚みがあり、ポンプやコード類がなるべくぴったりおさまるものを選びましょう。

水を入れたペットボトルなど、重しも必要です。

 

スネークヘッドの水質

 

 

適応力が高いため、弱酸性から中性の間なら大丈夫です。

生餌中心になるため、できるだけろ過能力の高いフィルターを選びます。

外部フィルターの給水口にスポンジフィルターを連結させるなど、

複数のろ過装置を組み合わせるのがおすすめです。

 

スネークヘッドの底砂

 

ドワーフスネークヘッドなど一部の種は砂利に潜る性質があります。

角が少ない体表を傷つけないものを選びましょう。

大き目の生餌は噛みちぎるように食べます。

水中に舞ったうろこや小片が水質悪化を招くので、

管理しやすいベアタンクもおすすめです。

 

スネークヘッドの餌

 

 

生餌や生の餌が大好物です。

幼魚のうちは冷凍アカムシで育てることもできます。

成長に合わせメダカ、小赤と徐々に餌のサイズを大きくしていきます。

水面に落ちた獲物に飛びつく習性があるので、噛みつかれないように注意しつつ、

手から与える習慣をつけると愛着も増します。

 

 

スネークヘッドの混泳

女性

 

フィッシュイーターであり、同種とは特に激しく争うので混泳はおすすめしません。

 

 

スネークヘッドの仲間

 

レインボースネークヘッド

体長15~20cm。

光の当たり方によって複雑な体色を見せる美魚です。

数少ない複数飼育できるスネークヘッドです。

 

ドワーフスネークヘッド

体長20cmほどの小型種。

地域変種が多く、模様や柄に様々なバリエーションがあり、コレクション性の高い魚です。

 

 

 

コウタイ

体長30cm。

オレンジ色のスポットが美しく、台湾や中国南部に棲息しています。

導入当初はやや神経質な面がありますが、慣れると生餌に限らずなんでもよく食べるのが特長です。

 

スチュワート・スネークヘッド

体長30cm。

背びれを中心に青みが強く出ます。

個体による柄の違いが大きいものの、気が荒いので単独飼育が前提です。

 

レッドスネークヘッド

全長1mを超える最大種。長寿でもあるので、飼育には設備だけでなく覚悟も必要になってきます。

幼魚のうちは銀白色に黒いラインが入り、尾部がやや赤みを帯びます。

成魚は黒っぽい体色です。

「レッド」という名前にやや違和感を覚えてしまいますが、

自然下で稚魚が群れていると、真っ赤な水煙のように見えます。

 

 

スネークヘッド飼育のまとめ

ポイント 女性

 

スネークヘッドは丈夫な反面、導入当初はちょっとした物音や揺れに敏感で、

すぐジャンプしようとします。飛び出し防止に、蓋はしっかりとしておきましょう。

うまく馴染んでくれれば、豪快な捕食シーンを楽しませてくれますよ。

 

関連記事:レインボースネークヘッドは初心者でも飼育できるの?

ひよこ亭

ひよこ亭

投稿者の記事一覧

熱帯魚歴20年。最近は日淡やらんちゅうにも凝り始めました。
プレコ、サカサナマズなどを中心に飼育しています。

関連記事

  1. レインボースネークヘッドは初心者でも飼育できるの?

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 陽火石は水のpHに影響を与える?最適なレイアウトや導入時の注意点
  2. メダカの縄張り争い(いじめ)の解消方法 
  3. 熱帯魚飼育に使うフィルターとヒーターはどれくらい電気代がかかるの?
  4. 冬場にショップから熱帯魚を購入し移動する際の注意点
  5. 水槽用ヒーターの使用事故を起こさないポイント
  6. 水槽用ヒーターの寿命はどれくらい?寿命を伸ばすコツも伝授!

ピックアップ記事

おすすめ記事

熱帯魚飼育に揃えておこう7つのアクア用品

熱帯魚飼育では必要不可欠なアクア用品。その中でも絶対必要なアクア…

足利義政の美意識ハンパないって!!義政の美意識が詰まった銀閣寺に行ってみた。

こんにちは、おとぼけです。今回は銀閣寺に行って来ました。…

海水魚の飼育なら知っておくべき!天然海水と人工海水のどちらを使う?

さて、前回は水槽の選び方、そして、底床の選び方の話をしました。&…

水草を育生する時は照明ライトは点けっぱなしなの?

前回は水草の重要性について紹介しましたが、今回は水草を飼育する際の…

きらーん ペット用品を総合的に扱う通販サイトチャームを利用してみた

熱帯魚、小動物、猫などのペットやスイレン、観葉植物などのガーデニングを総合的に扱うチャームの…

ゼブラダニオの飼育 – 飼い方と混泳繁殖のやり方

さて、前回は水槽の暴れ者、ベタについてお話しましたが、今回は暴れ者つなが…

おすすめ記事

  1. ベタと混泳できる熱帯魚達の相性・エビもダメなの?
  2. 「幻のエンゼル」ことデュメリリィエンゼルを飼育してみよう!
  3. まだ見ぬ怪魚を求めて、人類が深海探検に初めて行った日
  4. グッピーや熱帯魚飼育 – 人工餌・天然餌などエサの違いを徹底解説
  5. ラブカをもっと知ろう!深海の生きた化石でもある古代サメの魅力
  6. 熱水300℃を超える熱水噴出域に生息するゴエモンコシオリエビ
PAGE TOP