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黒メダカとスイレン栽培をはじめるなら冬からやるべき!

2016年12月4日

メダカとスイレン-1 (めだか ホテイ草)黒メダカ初心者セット 黒メダカ(10匹)+ホテイ草(1株) セット 本州四国限定

メダカとスイレンは定番の組み合わせですね。

実は、冬こそスイレン栽培を始める適期。

これまでメダカやアクアリウムにしか興味のなかった方も、ぜひ始めてみませんか?

 

冬にスイレンをオススメする理由

メダカとスイレン-2

(めだか ホテイ草)黒メダカ初心者セット 黒メダカ(10匹)+ホテイ草(1株) セット 本州四国限定

スイレンは夏の花。

品種によって異なりますが、5月から10月頃まで楽しみことができます。

肥料を多く欲しがる植物なので、この時期には定期的な施肥も欠かせません。

11月~3月頃は休眠期なので、多くは葉を枯らして、いわゆるレンコンの状態で冬越しします。

 

寒さに弱い熱帯産スイレンの耐寒最低温度は10~15度。

温帯産スイレンでも5~10度が枯れずに冬越しできる最低ラインです。

つまり日本のほとんどの地域では室内にスイレン鉢を取り込んで管理するのです。

 

しかし、スイレンは休眠状態にあるので、

肥料やりなど特に必要な作業はありません(最初の植え付けには元肥します)。

オフシーズンのこの時期は園芸ショップで割引販売されることもあります。

管理が楽で、購入しやすく、しかも温度管理が楽な室内からスタートできる‐。

ガーデニング初心者こそ、冬からスイレン栽培を始める理由があるのです。

品種はお好みのものでかまいませんが、

最初のひと株は育てやすい温帯性スイレンをおすすめします。

 

メダカとスイレン育成に必要なアイテム

 

 

○鉢

睡蓮鉢というと重くてかさばるイメージがありますが、

1000円を切る安価で軽いプラスティック製もあります。

最初のひと鉢としては十分でしょう。

陶製の睡蓮鉢は屋外で紫外線にさらされても

プラスティックのように劣化しないというメリットがあります。

 

睡蓮鉢より底の浅い「メダカ鉢」もあります。

雨で水があふれてメダカが逃げ出してしまわないよう、

上部に水抜き穴をあけてあるのがポイントです。

鉢の内側がなるべく明るいものを選びます。

暗い色だと背中の黒っぽいメダカが鑑賞しにくくなってしまいます。

 

○土

 

スイレンを植え付ける用土です。

ガーデニング用としてポピュラーな「赤玉土」が最もポピュラーです。

大磯砂のようなサラサラとした底床ではうまく育ちません。

 

おすすめは「田んぼの土」や「田土」として販売されているもの。

名前の通り、水田の土や泥を乾燥させたものです。

スイレンを育てやすいのはもちろん、

野生のニホンメダカ(黒メダカ)にとってもなじみのある底床材です。

商品によってはミジンコや微生物などが休眠状態で含まれていることもあるので、

暖かい春になったら思いがけない出会いがあるかもしれません。

 

○アクセサリー

 

 

スイレンの葉や茎がメダカにとって格好の隠れ家となりますが、

導入したてで株が小さい場合は、シェルターとなるものがあるとメダカが安心します。

メダカ専用のシェルターも販売されています。

 

 

黒メダカの飼育情報

黒メダカ-1

(めだか)黒メダカ/黒めだか(12匹)

 

「楊貴妃メダカ」「青メダカ」など改良品種のベースとなった日本原産のメダカです。

開発や農薬によって野生個体はとても希少なものとなっており、

ショップに流通しているもののほとんどがブリード個体です。

本来は茶色に近い黒ですが、

品種改良によってより黒味を濃くしたものも「黒メダカ」の名前で流通しています。

背中にラメの乗る品種には「魔王メダカ」の名前もついています。

 

品種改良されたメダカの多くは水質や水温にデリケートな面を持ち、

1年を通じて加温しないとうまく育てられない場合もあります。

黒メダカは最も野生に近いので温度変化に強く、

春になったらスイレンと一緒に鉢ごと屋外に出しても大丈夫です。

 

匹数を抑えればフィルターなしで飼育可能です。

15リットルで10匹程度がめやすです。

 

春になったら

黒メダカ-2 (めだか)黒メダカ/黒めだか(12匹)

 

3月になり暖かくなったら睡蓮鉢を屋外に移動します。

スイレンは日当たりをとても好むので、半日以上、日差しを当たる場所を選びましょう。

日照不足だと花つきが悪くなります。

生体がいない鉢なら水が濁ってきてから交換でかまいませんが、

メダカがいる場合は週に一度をめやすに換水します。

日本情緒あふれるメダカとスイレンの組み合わせを、この冬から実現してみてはいかがでしょうか。

 

 

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