アクアハック レイアウト

流木の導入・アク抜き方法・購入時の注意点など総まとめ!

2016年4月3日

 

水槽内のレイアウト組みの際に一つ入れるだけでもかなりの存在感を出す流木。

石を組み合わせたり、モスと活着させたり使い道はいろいろ。

流木を使用することによって自然界の環境に近づけ、

魚たちをより安心させる効果もあります。

また、隠れ家としても重宝されます。

そんな流木のあれこれを今回まとめてみました!

 

流木の種類は?

 

 

 

流木には様々な形状が存在します。

 

ホーンウッド・・・太くてガッチリした角のような形をしたもの。

 

ブランチウッド・・・ホーンウッドよりもさらに細い枝がたくさん枝分かれしている

 

スティックタイプ・・・枝単体のものを指します。

 

大まかに3種類ですが、これらはアクアショップでこうした名前が付けられて販売しているわけではありません。

 

しかし大手アクアブランドのADAは、ブランチウッド、ホーンウッド、スリムウッドという名称で商品分けがされています。

 

流木を入れてみよう!

 

流木を水槽に入れる前に下準備が必要になってきます。

まずは流木についたアクを取り除かなければなりません。

アクを残したままですと、水槽内に入れたときに飼育水が茶色くなる“ブラックウォーター”と呼ばれるものになっています。

ブラックウォーターは特に害はなく、むしろ特定の熱帯魚にはいい影響を与えてくれるものになります。

その特定の熱帯魚とは、ディスカスや、グラミーやベタといったアナバス系のことを指します。

 

流木の購入時の注意

 

 

 

流木は、ショップで見るのと、家に帰って水槽に実際に入れてみるのだとサイズ感が結構違うことがあります。

ショップによっては空の水槽が置いてあって、サイズ感を確かめることが出来ますが、

意外と、ヒーターやフィルターなどの水槽内に入るものがネックになってきたりします。

購入の際は、ヒーターやフィルター、その他導入したい水草や石など

すべてサイズを確かめた上で購入すると、失敗がありません!

 

ブラックウォーターが気になる場合

 

 

 

頑張ってアク抜きをしてもどういうわけだか、ブラックウォーターになってしまうということも考えられます。

特に太めの流木を入れると、中心部まできちんとアク抜きがしにくいせいか

水槽に入れてしばらく経つと、じわじわとブラックウォーターが出てくるということがあります。

もしアク抜きが心配なのであれば、あらかじめ底床を暗めのものにして、バックスクリーンも黒系のものにすると

そこまで気になりません。

暗めの水槽で、味のあるレイアウトにもなりますよ。

どうしても気になってしまう場合は、水槽内に直接入れる活性炭のパックを入れるなどすると良いでしょう。

 

 

 

アク抜きの方法

アク抜きは何種類のやり方があるので、やりやすい方法をとってもらって構いません。

 

(1)鍋で煮る

 

大きいサイズの流木だと煮る方法はあまり現実的ではないかもしれません。

それに、同居の家族に嫌がられる恐れもあります(笑)

もしこの方法をとるのであれば、あらかじめ鍋は購入しておきましょう(笑)

ちなみに両手鍋がおすすめです!

方法は簡単、鍋に水をいれて煮るだけです。

特別薬品も入れなくていいのですが、一回の煮沸で完全は抜けにないので

何回かに分けてじっくりアク抜きをする必要があります。

重曹をいれて煮ると早くアク抜きもできますが、

重曹は水質をアルカリ性に傾けてしまうため、重曹での煮沸後はしっかり流木を洗い流しましょう。

 

(2)アク抜き剤を使用する

 

上でちょろっとお話しした重曹と原理は同じなのですが、

アクアショップには“アク抜き剤”なるものも売られていますので、これらを使うのもいいでしょう。

 

(3)水につけておく

 

手軽ですが、長期戦になるのがこの方法です。

たらいか何かに水を入れて漬けておくだけです。

わたしは以前にこの方法をしましたが、アク抜きというよりも、

流木内のゴミを取るという感覚に近かったです。

 

★中には既にアク抜き処理が済んでいる流木もあります。

 

私がよく通っているアクアショップでは、以前お店の方であらかじめアク抜きをたものを

店頭で販売していました。(※大変とのことで現在は行っていないそうですが…)

 

流木の注意点

photo credit: Protection. via photopin (license)

photo credit: Protection. via photopin (license)

 

流木は、実は魚が傷ついてしまう恐れがあります。

流木を触ってみて、ちょっと怪しいなと思うところがあれば切断したり、ヤスリをかけておきましょう。

魚がぶつかってしまって傷ついてしまうと、そこから細菌が入り込み、

綿カビ病になる恐れもあります。

特に注意したいのが、オトシンクルスのような動きの素早い魚です。

我が家でも過去に傷→綿カビ病にやられてしまいました。。。

 

流木の導入・アク抜き方法・購入時の注意点など総まとめ!

 

 

 

流木のついて基本的なことをまとめてみました。

流木を入れると一気に水槽内がモダンな感じになってかっこいいですし、

プレコやエビがいる水槽では、流木の上でみんなが休んでいたりと

とても和むシーンも見られます!

是非、水槽内に流木を入れてみてくださいね!

 

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この記事を書いた人:おちび

おちび

自己紹介:

熱帯魚歴半年。家には本水槽と、稚魚水槽×2があります。卵を見つけると守らずにはいられません。

おかげで稚魚が100匹います(゜o゜) 毎週末は熱帯魚屋さんに家族でお出かけ♪

 

好きな熱帯魚:

コリドラスピグミーゴールデンハニードワーフグラミー(♀)、レッドチェリーシュリンプ

 

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