(水草)エキノドルス トリカラー(無農薬)(1株) 北海道航空便要保温
ビギナーでも育てやすい水草の定番中の定番・アマゾンソードを含むグループがエキノドルスです。
数多くの種があるので、鉢植えのように並べて管理している熱心なファンもいます。
もちろん水草レイアウトの中に組み込んでも見ばえがします。
ガーデニングは「キクに始まりキクに終わる」と言われていますが、
水草水槽は「エキノドルスに始まりエキノドルスに終わる」のかもしれません。
ぜひ一株持っておきたいエキノドルスです。
はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら
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エキノドルスとは
(水草)エキノドルス トリカラー(無農薬)(1株) 北海道航空便要保温
南米原産の水草で、よく知られたアマゾンソードプラント、
小ぶりなエキノドルス・ステネルス、高価なエキノドルス・オパルス、
赤い葉が特徴の改良品種エキノドルス・レジンヒルデブラント、
赤い斑の入るエキノドルス・オゼロットなど、さまざまな種が存在します。
弱酸性~弱アルカリ性まで幅広い水質に順応しますが、
よりよく生育させるには二酸化炭素と肥料の添加が必要です。
アマゾンソードの別称チェーンアマゾンからうかがえるように、
チェーンのようにランナーを伸ばして殖えていきます。
エキノドルスの導入法
(水草)エキノドルス トリカラー(無農薬)(1株) 北海道航空便要保温
ロゼット型の植物であるため中央部分から新芽を出します。
あまり深く植え付けすぎると、新芽の発育を阻害してしまいますので気をつけてください。
根がわずかに見える程度に浅く植え付けましょう。
大磯砂や川砂、セラミック製のものなど底砂の種類は問いませんが、
よく根を張って底砂内の養分を吸収しようとするので、
あらかじめ肥料分の含まれているソイルが最も適しています。
根張りがよいので底砂の厚みは5cm以上が理想。
ただし、あまり厚すぎても掃除が行き届かなくなり、水質悪化を招くリスクがあります。
そこで植木鉢の中にソイルを入れ、ひと株ずつエキノドルスを植える方法もあります。
砂利植えの場合は、導入時からやや少なめに施肥しておきましょう。
固形肥料、液体肥料どちらでもかまいませんが、
エキノドルスの仲間は鉄分の多い肥料を好みます。
ソイルは徐々に栄養分が抜けていきますので、生育状況を見ながら追肥していきます。
エキノドルスのレイアウト
スプーン型や葉先の尖ったもの、しわの入ったものなど、
エキノドルスの仲間は多彩な葉の形が魅力です。
そのためメインプラントとしても、引き立て役として様々な使い方ができるのです。
たとえば「ピグミーチェーンアマゾン」の別名で知られるエキノドルス・ステネルス。
アマゾンソードを小ぶりにしたような姿形なので、前景に向いているエキノドルスです。
ガーデニングにおける「玉竜(たまりゅう)」によく似た位置づけです。
メロンソードプラント(エキノドルス・オシリス)は、メロンの表皮のように走る葉脈が特徴的。
30~40cmと大型になり、エキノドルス随一美しいグリーンの葉を持つので、
ぜひ水槽の中心にしてあげたい種です。
エキノドルス・レジンヒルデブラントやエキノドルス・ルビンなど赤系の葉を持つタイプは、
アクセントとして配置していきましょう。
ひとくちに赤い葉といっても環境や成長度によって複雑に変化します。
赤系だけをまとめ植えするのも楽しい試みです。
水中葉と水上葉で形が変わるのもエキノドルスの特徴です。
徐々に水量を減らしていき、テラリウムにして水上葉を楽しむのもよいでしょう。
水上葉の方がより大きくなる傾向があるので、見ごたえのあるレイアウトになります。
エキノドルスのトリミング
ロゼット型の植物は中心部から新芽を出し、外側から枯れていきます。
トリミングは外側の古くなった葉から取り除いていきます。
根元近くで切り取りますが、無理すると新芽まで刈ってしまうので、
あまり深くハサミを入れないようにしましょう。
大きく成長し過ぎた場合、葉の途中からカットすることになります。
葉の形を楽しむ植物なので、あまり採りたくない方法ではあります。
最大サイズが水槽サイズにマッチしているか、事前に確認しておきましょう。
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