メダカの飼育・繁殖

夏場の酸欠対策!メダカ飼育で酸欠不足対策!

この記事の所要時間: 240

 

魚たちにとって大切な酸素を水中に供給する、エアレーションやフィルター。

本来、屋外飼育では風による水面のゆらぎからでも酸素を取り込むことができるので、

エアレーションやフィルターは不必要と言われていました。

しかし、近年の気候変動により猛暑となる地域が増え、

高水温による酸素不足を注意する必要が高まっています。

メダカ飼育で不可欠な酸欠不足対策を考えてみましょう。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

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メダカが酸素不足になっているサイン

 

メダカや金魚など多くの魚は、水中の酸素が足りなくなると、

水面で口をパクパクさせる「鼻上げ」という行動を見せます。

本来、エラで水を濾し取るようにして酸素を取り入れている魚が、

口から空気中の酸素を直接吸おうとしているのですから、

いかに危機的状況であるかが分かります。

金魚はメダカよりサイズが大きい分、必要な酸素量も多いため、

早く鼻上げの行動を起こし始めます。

そのため発見・対策も早くなり、結果的に命を救える確率が高くなると言えます。

小さなメダカは鼻上げを始めるタイミングが遅く、

気づいた時には水中の溶存酸素量がきわめて少ない状態に陥っている可能性があるのです。

普段、水面近くの餌を探す性質があるため、

餌をねだっているのだと勘違いして見過ごすケースも多いのです。

温度上昇とともに溶存酸素量も少なくなる夏場、

メダカが水面で口をパクパクさせていたら、すぐに酸素補給の対策をしましょう。

エアレーションをフィルターを使う

 

最もシンプルにして、

抜本的な解決法がエアレーションやフィルターの設置です。

酸素を供給するのはもちろん、酸素不足の一因である水質悪化を食い止める役目も果たします。

飼育容器がたくさんある場合は、大きめのエアポンプを使い、分岐管で各容器に分配していきます。

4本分岐、8本分岐など飼育容器の本数に合わせて分岐管をチョイスしてください。

屋外飼育で、屋外にコンセントがない、

コードを引けないといった場合は電池式のエアポンプを使いましょう。

電池式エアポンプは本来、生体の移動や、水替えなど一時使用を想定したもの。

多くの製品が長期間の連続使用を想定していません。

電池式エアポンプは急場しのぎとして使い、

鼻上げの症状が落ち着いたら他の方法で酸素不足を対策する必要があります。

 

高水温にならないための工夫

 

夏場における酸素不足は多くが高水温によるもの。

長時間、直射日光の当たらない場所に飼育容器を置くのがポイントです。

場所を移動できない場合は、寒冷紗やよしずを使って日光を遮りましょう。

屋内なら水槽用のファンを設置したり、エアコンで部屋ごと温度調節してしまいます。

クーラー代わりに、水を入れて凍らせたペットボトルを投入する方もいますが、

水温調節が難しいのであまりおすすめしません

(水温変化に強くタフな大型魚ならアリかもしれません)。

とにかく今すぐ何とかしたい、という場合は換水で酸素を補ってやります。

これも多すぎると水温の急変でメダカがショックを起こしてしまうので、少しずつ行いましょう。

 

メダカや水草の数を減らす

 

睡蓮鉢などの飼育容器に投入している生体の数が多すぎるというのも酸素不足の一因。

定められた水量の中で酸素をシェアするのですから、

飼育数が多ければ多いほど酸素不足のリスクは上がっていきます。

「メダカは1リットルあたり1匹飼える」とも言われていますが、

そうした知識にとらわれず、「大きな容器で少なく飼う」「増えたら飼育容器を分ける」

を心がけるとよいでしょう。

水草も実は酸素不足の一因。

日中は光合成によって水中に酸素を供給してくれていますが、

夜は魚や人間と同じように酸素を吸って二酸化炭素を吐き出します。

増えすぎた水草は適宜、間引いていきましょう。

浮き草も根から呼吸していますで、

水面をびっしり覆うようになったら、ある程度取り除きます。

 

—育て方の全てが詰まったメダカのすべて—

 

 

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ひよこ亭

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熱帯魚歴20年。最近は日淡やらんちゅうにも凝り始めました。
プレコ、サカサナマズなどを中心に飼育しています。

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