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コリドラスハブローススの最適な飼育環境は?繁殖や性格について

2018年7月22日

 

コリドラスの中でもミニコリとして人気のある、

コリドラスハブロースス。コリドラスをそのまま小さくしたような熱帯魚です。

 

模様は、スポット模様がつながり、縦に入るラインと、

尾の付け根に入るスポットが特徴的です。透明な尾にもスポットがあります。

 

水槽の底を餌を探してちょこちょこと泳ぎ回る姿に愛嬌があり、

見ている人をなごませてくれます。

最大でも3.5センチと大きくならないため、小さな水草との相性もよいのが特徴です。

 

 

コリドラスハブローススの学名

 

Corydoras habrosusu

コリドラスハブローススの分類

 

ナマズ目、カリクティス科、コリドラス属

 

コリドラスハブローススの分布

 

ベネズエラ、コロンビア

 

コリドラスハブローススの通称

 

コリドラス・ハブロースス

コリドラス・ハブロスス

コリドラス・ハブローサス

コチュイ

コチー

 

コリドラスハブローススの大きさ

 

約3センチ

 

コリドラスハブローススの寿命

 

約1~5年。通常のコリドラスが8年程度なのに対し、体が小さい分寿命が短いと言えます。

 

コリドラスハブローススの餌

 

人工飼料、アカムシ、イトミミズなど。

 

口が小さいためなるべく小さな餌を与えるほうがいいでしょう。

他の魚と混泳している場合でも、他の魚の残り物では足りないので、専用の餌を与えます。

アカムシやイトミミズなどは大きくて食べるのに苦労するため、

あらかじめ小さく切ってあげる必要があります。

 

 

コリドラスハブローススの水質

 

水温は22~26度、pHは弱酸性~中性(6.2~7.2)、軟水~中硬水

 

コリドラスハブローススの飼育難易度

 

普通

 

コリドラスハブローススの水槽内で好む高さ

 

低層

 

コリドラスハブローススのオスとメスの見分け方

 

オスはシャープでスリムな体型。体長は2.5センチほどと短いです。

メスは上から見ると腹部がふっくらとしており、3.5センチ程度と体長が長いのが特徴です。

 

コリドラスハブローススの性格

 

どちらかというと臆病で、驚くと水草の陰に隠れてしまいます。

温和で混泳に向きますが、普段は群れを作って泳いでいるため、

飼育するときも複数入れておくと落ち着いて、元気よく泳ぐようになります。

繁殖を狙うのであれば、同種だけで飼うと良いでしょう。

 

コリドラスハブローススの飼育環境

 

水槽の底をつついて餌を食べるため、

底砂は目の細かい砂状のものを選ぶと良いでしょう。

 

コリドラスハブローススの避けたほうが良いもの

 

角のある底床、硬度を上げるサンゴ砂

 

特徴・飼育場の注意

 

暗い場所を好むので、水草を植えて、隠れるところを多く作ってあげると落ち着きます。

他のコリドラスに比べると臆病な性格のため、

餌にありつけないことも出てしまうので注意しましょう。

ただし、餌を多く与えすぎると水質が悪化してしまいます。

底床の汚れに弱いので、こまめに掃除をするように心がけましょう。

 

コリドラスハブローススの繁殖

 

環境が合えばさほど難しくありません。

水は酸性のほうが相性がよく、その状態で十分成熟したら水換えを行うといいでしょう。

 

産卵前はオスがメスのお腹を探るような動きをし、

水槽の表面や水草の上に、茶色い斑点を持つ卵を数日間に分けて30個ほど産み付けます。

 

産卵後、親が卵を食べてしまうため、別の水槽に隔離することがおすすめです。

孵化するまでエアレーションを行ってください。卵は2~3日で孵化します。

稚魚は非常に小さく、親に捕食されてしまうので注意が必要です。

2~3日はヨークサックがあるため、ヨークサックがなくなったらブラインシュリンプを与えましょう。

2ヶ月ほどで1センチほどの大きさに育ちます。

 

コリドラスハブローススの病気

 

水温の急激な変化や、水質の変化によるストレスで肌荒れを起こしてしまうことが多く、

ヒレの縁部や体表が白くなってとけてしまうことがあります。

病気にかかったら、水温を1度ほど上げ、市販の薬を投与して様子を見ましょう。

 

コリドラスの姿をそのまま小さくしたような、

コリドラスハブロースス。臆病な性格で群れで泳ぐため、何尾か一緒に飼ってあげるといいですね。

水質の悪化に弱いので水はこまめに変えてあげましょう。

水槽内をちょこちょこと動き回り、餌を食べる姿が心を癒やしてくれますよ。

 

 

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