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【高水温に注意】 熱帯魚水槽の夏の暑さ対策

この記事の所要時間: 240

ネオンテトラ

 

熱帯魚というといかにも、南国の暑いところで育った魚というイメージがあって、

夏の暑さも平気なのではと思っている方もいるのではないでしょうか。

ところが熱帯魚は、金魚やメダカ以上に高水温に注意が必要な魚なのです。

また、水温が高いことに良いことはあまりありません。

そのあたりを今回は紐解いてみましょう。

 

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関連記事:夏場の水温対策 – 熱帯魚飼育

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熱帯魚の適合水温は何度か

 

金魚や熱帯魚はある程度の高温に耐えることが出来ますが、

熱帯魚は、一部の種類を除いて、高水温に弱い魚だと言えます。

適合水温は25~28度と幅が狭く、30度を超えると弱って死んでしまう可能性があります。

また、水草も25度を超えると弱ることが多く、多くが枯れてしまいます。

 

また、水温が高くなると、水質も悪化します。

濾過を行うバクテリアが弱ることで濾過能力がダウンしたり、

餌の食べ残しなどが腐敗しやすくなったりするためです。

 

 

熱帯魚が高水温に弱い理由

 

ではなぜ、高水温は熱帯魚にとってよくないのでしょうか。

死に至るような危険な状態になるのには理由があります。

 

ひとつには、高水温になると水中の酸素量が減る事が挙げられます。

水中に溶け込む酸素の量が高温になると徐々に減っていき、

魚の種類や個体によっては、必要とする酸素の量に満たなくなるため、

危険な状態になります。

 

酸素量の不足は好気性のバクテリアなどにも影響を与えるため、

濾過のバランスも崩れてしまいます。

そのため、熱帯魚の適合水温に合わせておく必要があります。

 

しかし、日本の夏は暑く、水槽の設置場所によっては、

水温を28度以下に保つのが難しいことがあります。

それでは、どのような対処法があるのでしょうか。

 

熱帯魚の水槽を高水温から守るために

 

まず、ひとつめに上げられるのは、水槽の中のエアレーションを強化することです。

エアーポンプを使ってエアレーションを行うことで、水中の酸素量を増やす方法です。

 

この方法では酸素量を増やすことは出来ますが、

水温を下げることにはならないため、水温そのものを下げる必要があります。

そんなときに有効なのが冷却ファンや専用のクーラーの使用です。

 

冷却ファンやクーラーは水槽の大きさによって専用のものが販売されており、

ファンであればそれほど導入コストが高いものではないと言えます。

 

専用クーラーはかなり高額ではありますが、強力に水温を下げてくれるため、

水温に敏感な魚を買っている場合は導入を検討しても良いかもしれません。

 

また、基本的なところとして、窓際に水槽をおいているのであれば、

遮光性のカーテンなどで直射日光を遮ったり、水槽そのものを日陰に移すことも必要でしょう。

 

他に挙げられる方法としては、照明の熱を逃がすためのリフトを設置したり、

省エネエコシートを水槽に貼ることで少しですが温度を下げたり、

急激な温度変化を避ける方法があります。

 

他にもある! 暑さによる水槽周りのトラブル

 

特に夏場に多い水槽周りのトラブルで挙げられるのが電気系です。

特に多いのは照明のトラブル。高温対策としてガラスのフタを外すことで、

直に照明が湿気にさらされたりすることで、電気系のトラブルを起こす原因になります。

 

また、夏場は水を腐りにくくするために、水道水への塩素の投入量が増える地域もあり、

水換え時の中和が不十分になると、

当然ですが水槽内の魚やエビなどに悪影響を及ぼすこともままあるので、

中和時のphのチェックなどは念入りにする必要があるとも言えます。

 

夏の高水温が飼っている熱帯魚に与える悪影響は少なくないので、

水温を適正に保つためにも、さまざまな対策を取る必要があるでしょう。

簡単にできることも多いので、少しずつ実践したいものですね。

 

 

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