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【金魚の大敵】エラ病の原因と症状、治療法

2018年8月2日

金魚

 

大切な金魚の様子がおかしいとき、病気を疑う人は多いでしょう。

中でもエラ病は、季節を問わずに感染し、命に関わる病気でもあります。

病気の知識を持っておくことで、いざというときに備えておきましょう。

 

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金魚の命にかかわる「エラ病」とは

 

エラ病は、エラに最近や寄生虫がついて、その機能が阻害される病気です。

本来はエラ病という病気はなく、

「流行性のエラおよびエラ周囲の急性炎症」を起こす感染症の通称になります。

人間で言う風邪のようなものと言えます。

 

風邪のようなものとはいうものの、エラは人間で言うところの肺にあたるようなもので、

その機能に影響が出れば、当然ですが命に関わります。

また、エラ病は病期の進行が早いのも特徴で、気づかずに放置すれば数日で金魚は死んでしまいます。

 

 

エラ病の原因はなにか

 

エラ病の原因になるもので、最も多いのが、カラムナリス菌という細菌の感染によるものです。

カラムナリス菌は、エラ病の他にも、尾ぐされ病や口ぐされ病を発症させる細菌で、

この細菌が引き起こすものの総称として、カラムナリス症と呼びます。

 

この他にも、繊毛虫や寄生虫も、エラ病を発症させるものとして知られています。

繊毛虫類のキドロネラの感染により起こる「キドロネラ症」や、ダクチロギルス、

ギロダクチルスといった寄生虫によるもの、トリコディナ、イクチオボドなど、

他の寄生虫との混合寄生によるものが挙げられます。

 

エラ病の症状は?

 

初期症状としては、水槽の隅の方にいて、じっとしてあまり動かなくなります。

酸素の多いところに行って呼吸を確保するためです。

ポンプの泡周辺で動かなくなった場合は、エラ病を疑ったほうが良いかもしれません。

初期症状で気づいて治療すれば、夏なら1日で治ります。

 

中期の症状として挙げられるのは「鼻上げ」といって、

水面の近くに行って酸素を求める行動を取ったり、

エラや口の開け閉めが早くなり、バック泳ぎをするようになります。

よく観察すると、片方のエラだけで呼吸をしている場合もあります。

この段階だと早く治療しないと取り返しの付かないことになります。

 

末期になると、両方のエラが開いたままになり、無気力に泳ぎ、餌が食べられなくなります。

エラぶたが腫れて赤く変色し、エラが黒くなったり、腐ったように白濁したり、

大きくなった寄生虫が見えるなどの異変が現れます。

さらに症状が進行するとエラの一部が腐ってとれてしまうこともあります。

寄生虫が平衡器官に入ってしまうこともあり、そうなるとぐるぐる回ったり、

ガラスにぶつかるほど激しく泳ぐなどの異変が起こります。

 

エラ病の治療方法

 

エラ病を発症したら、薬浴を行います。

原因になるカラムナリス菌は塩分に弱いので、塩水浴を並行して行うといいでしょう。

 

エラ病が発生した金魚の水槽は石やアクセサリーなども含めて洗い、水を全て入れ替えます。

そして、エラ病にかかった金魚は、エアレーションを行ったあと、塩水浴を行います。

0.5%の塩水を作り、金魚を入れて塩水浴を数日間行います。

水温は28~30度にヒーターなどで保ち、塩水浴をしている間は金魚に餌を与えないようにしましょう。

初期のエラ病は3日ほどで完治しますが、中期の場合は1週間程かかります。

 

症状が改善しない場合、塩分濃度を上げたり、薬浴をさせます。

薬浴の場合は、獣医師やペットショップの方と相談し、

市販されているグリーンFゴールド顆粒やメチレンブルーなどでの薬浴をさせましょう。

メチレンブルーは、白点病などにも使える薬なので、常備しておくと良いでしょう。

 

エラ病を予防するには

 

やはり、細菌を繁殖させないことがなによりも大切になります。

そのためには餌のやり過ぎに気をつけたり、水温の急変や、

水質の管理に気をつけることが重要になります。

定期的な水換えで水質を維持し、極端な水質の変化を避けることが、何よりも予防になります。

また、金魚に異変がないかどうか、毎日気をつけて観察をすることも大切です。

 

可愛い金魚が病気にかからないためにも、水質の管理は重要です。

つねに金魚にとって快適な水質を保ち、適温を維持することも重要です。

細菌を繁殖させないためには日頃のケアが重要だと言えるでしょう。

 

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