プレコというのは、ナマズ目の魚で、ずんぐりしたボディが特徴的です。アクアリウムでは、ただ飼育されるだけでなく、水槽のコケなどを食べてくれる掃除屋としても重宝されています。ところでこのプレコ、寝るときの姿が面白いと評判です。
プレコはいったいどんな寝方をするんでしょうか?
プレコの豆知識
ナマズ目に属している「プレコストムス」は、アクアリウムでは「プレコ」と呼ばれています。学名はとてもややこしいもので、正式の学名もないものが多いということで、プレコというのは日本独自のニックネームなんだそうです。自然界では南アメリカのアマゾン川に生息していたので、これもやはり「熱帯魚」ですね。
プレコで特徴的なのがそのボディです。ずんぐりした流線形の体には固いうろこがあり、口は吸盤のようになっています。模様もいろいろあるので、各人で好みのものを選べるのも楽しみのひとつです。そのプレコの模様にあわせて、OOプレコというようになニックネームがつけられています。
たとえば宝石の色のようなら
オパール
ルビー
ゴールデン
動物に似ている模様なら
ゼブラ
タイガー
階級をつけたら
キング
クイーン
カイザー
といった感じの名前がつけられます。
ちなみに、数あるプレコで一番人気とされているのが「インペリアルゼブラプレコ」という種類で、これは本当に白と黒でシマウマのような模様をしているので面白いですよ。また、もうひとつの特徴として、プレコは水槽にたまったコケを食べてくれるので、水槽を掃除してくれる魚としても飼われることがあります。
プレコの寝る姿が衝撃
プレコという魚は、寝る姿が面白いという反響があります。面白いというか、ショック・びっくりしたという意見もあります。まず、プレコは夜行性の魚です。活動領域は水槽の底のほうをテリトリーにしています。太陽が出ている時間帯はじっとしているタイプで、野生のプレコでは20時くらいから動き出します。
飼い主としては、昼間のじっとしているときにプレコが身を隠せる場所を置いてあげることが大切でしょう。これがないと、プレコはストレスが増えて病気になりやすくなってしまいます。シェルター・流木を置くことで「プレコシェルター」という隠れ家を作ることができます。
複数のプレコを飼育するなら、複数の「プレコシェルター」を設置しましょう。縄張り争いが起こることもあるので、弱いプレコだと逃げ場がなくなってしまうからです。プレコシェルターにはいろいろな形状のものがありますが、土管のように穴があって両方から通れるタイプがおすすめです。
また、プレコはざらついた面が好きなので陶器でできたシェルターがよいでしょう。ネットなどでは、プレコが昼間に寝ている姿が衝撃的と評判なんですね!プレコは昼間の寝ている間、ほかの魚たちと違い、なんと「仰向けになって寝る」ことがあるそうです。
これは面白いですねー。最初見たときはどうしたのかとびっくりした人もいるようです。プレコは夜行性なので、昼間にこの寝姿を見るともしかして死んでしまったのかも?と思うかもしれませんね(笑)
しかし慣れてくれば、人間みたいで面白いなと思えるかもしれません。
プレコの仰向け眠りはレア
ただ、これは「仰向けで眠ることもたまにある」というくらいで、たいていは物陰に入って眠ることが多いようです。なので、仰向けに寝ているプレコが見れたらラッキー!という感じでしょうか。このような人間に近い寝姿を見てしまうと、ますますプレコに愛着がわくかも?
プレコは仰向けで寝てても生きてます
プレコの、ほかの魚ではありえないような寝姿についてでした。プレコは水槽のコケなどを食べてくれるので水槽の掃除役として親しまれている魚ですが、まさかこんな意外な面があったとはという感じでしたね。魚なのに仰向けに寝るっていうのはやはり珍しいですよねえ。最初に買う人は、プレコが仰向けに寝ていても死んでしまったのかとショックを受けなくてもいいですよ(笑)