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アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の飼育のポイントとは?大きな体が水槽で目立つ淡水魚

2024年9月22日

キクラケルベリー アイスポットシクリッド f

 

アイスポットシクリッド、別名「キクラケルベリー」は古くから親しまれている熱帯魚で、その大きな体は水槽の中でかなりの存在感を放っています。大型の魚なので飼育は難しいイメージがありますが、実は扱いやすい魚でもあるそうです。今回の記事ではそんなキクラケルベリーの飼育のポイントを調べてみましょう。

 

 

 アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)とは

キクラケルベリー アイスポットシクリッド f

 

名前は「キクラ・ケルベリー」と呼ばれ、「キクラ属」はアイスポッドシクリッドとの名前でも知られています。古くから親しまれている熱帯魚で、幼魚の時は地味な模様ですが、大きくなるにつれて美しくなるのが最大の特徴です。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の基本情報

 

キクラケルベリーはブラジルの「トカンチンス水系」原産の魚で「シクリッド科」に属しています。大型魚に分類され、成長すると40センチ程度、大きい個体だと70センチを超えることもあるようです。攻撃性はやや強めで、肉食傾向もあるため他の魚との混泳は注意が必要になるでしょう。

 

 

他のキクラ種との違い

キクラケルベリー アイスポットシクリッド f

 

他にもキクラ種の魚は多くいますが、種ごとに最も違うのは模様でしょうか。キクラケルベリーはゴールドの体に黒い斑点が特徴的ですが、他のキクラ種の模様も様々で、例えばキクラテトラオドンは黒色の体に白い斑点が見えるのが特徴となっています。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の特徴

キクラケルベリー アイスポットシクリッド f

 

最も特徴的なのはその模様です。黄金の体に黒い斑点が見え、その黄金と黒のコントラストは私たちを楽しませてくれ、魚ごとに個体差があるのも面白いです。また、大きさは40センチを超え、水槽内で圧倒的な存在感を放ちます。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の見た目の特徴

 

見た目の特徴としてはヒレは大きく発達しており、特に尾ビレと尻ビレは長く伸びています。また、体は流線型で口は大きく、肉食魚としての主張もとても強いです。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の性格や行動パターン

 

キクラケルベリーは縄張り意識が強く、他の魚に攻撃的になることもあります。また、警戒心も強く、すぐに隠れてしまうこともあります。群れは好まず、基本的に単独行動で、水槽の低層を好んでいます。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の飼育方法

キクラケルベリー アイスポットシクリッド f

 

キクラケルベリーは大型魚のため、飼育にはちょっとした設備は必要となってきます。次項から詳しく解説しましょう。

 

 

必要な水槽サイズと設置方法

 

 

キクラケルベリーは大型の魚なので、結構な大きさの水槽が必要になってきます。サイズは最低でも120センチ以上、水深は50センチ以上は必要です。設置する場所は平らで直射日光が当たらない場所を選び、かなり大きな水槽なので頑丈な専用の台が必要となるでしょう。一人で作業するのは難しいため、業者に依頼するなど他の人の手を借りることも考えましょう。

 

 

水質管理と適切な環境つくり

 

水質の変化にはあまり強くなく、中性から弱アルカリ性の水質を常に保つように心がけましょう。こまめな水替えと濾過も必要なので、ろ過装置の設置も必須となり、かなり強力な外部フィルターが必要となってくるでしょう。

 

 

餌やりのポイント

 

 

キクラケルベリーは肉食の魚なので、生餌を好んでいます。金魚、メダカ、エビ、ミミズなどを特に好みますが、エサ代がかさむのが欠点です。

 

 

 

 

冷凍アカムシや冷凍コオロギなどは保存もしやすいのでそちらも併せて与えるもの良いでしょう。餌の頻度は1日1~2回、3分程度で食べきれる量を与えましょう。

 

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の病気の予防と対策

 

キクラケルベリーの病気として注意すべきは「白点病」です。これは寄生虫によって引き起こされる病気で、原因はストレスであることが多いです。特にキクラケルベリーは水質の変化に弱いので導入時に病気にかかりやすいです。そのため病気の予防と対策のため、水質の変化で魚にストレスを与えないことが大事です。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の成長

 

キクラケルベリーの成長はかなり早いです。キクラケルベリーに限らず大型魚は成長が早い傾向にあります。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の最大体長と成長速度

 

キクラケルベリーの成長速度は個体差がありますが、適切な環境が整えば1年程度で成魚に成長します。大きさは大型のタイプで40センチ程度ですが、最大だと50センチ程度まで成長するそうです。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の成長を促すためのポイント

 

キクラケルベリーの成長を促すには餌と水温がポイントとなります。餌を1日3回にし、水温を30度に近づけるとかなり成長を促すことができます。

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)の混泳

 

キクラケルベリーは大型でしかも攻撃性が高いため、混泳できる魚はかなり限られます。また、かなり大きな水槽が必要となるので初心者には混泳は避けた方が無難でしょう。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)と混泳可能な魚種

水の中を泳ぐアロワナ f

 

キクラケルベリーと混泳できる魚は少ないです。小型魚や温和な魚は攻撃される恐れがあるため避けた方が良いでしょう。あえて混泳するならばアロワナなど大型のシクリッド種なら混泳できる可能性はあります。

 

 

混泳時の注意点

 

キクラケルベリーと混泳できる魚は少ないので、慎重に相手を選ぶ必要があります。もしも攻撃されたり、喧嘩が起こると混泳には向いていないのですぐに他の水槽に移しましょう。また、混泳にはかなり大型の水槽が必要になるので、大きな出費も覚悟する必要がありそうです。

 

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アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)とその他のキクラ種

 

 

キクラケルベリーが所属するキクラ種には様々な魚がいます。キクラケルベリーのような大型種だけでなく、小型種もいます。例えば、「キクラピニマ」はケルベリーよりも小型種で20センチ程度の大きさで、「キクラメラニアエ」は黄色の体が特徴的なキクラ種です。

 

 

キクラオセラリスとの違い

 

 

キクラケルベリーとキクラオセラリスは同じく大型種ですがもちろん違いはあります。キクラオセラリスはやや細長い体形で、最大は25センチ程度とケルベリーよりはやや小さめです。また、ケルベリーと比べるとオセラリスは安価で手に入りやすというメリットもあります。

 

 

キクラピクティとの比較

 

キクラピクティとキクラケルベリーの大きな違いはキクラピクティの背ビレの赤い模様です。これがキクラピクティ独特の魅力となっており、大きさは25センチ程度と小さめですが、水槽で存在感を放つ魚です。また、キクラケルベリーよりも温和で混泳は簡単です。

 

 

アイスポットシクリッド(キクラケルベリー)飼育のまとめ

キクラケルベリー アイスポットシクリッド f

 

キクラケルベリーは黄色と黒色のコントラストがとても印象的な魚で、またかなり大きくなる魚ですので、水槽内でかなりの存在感を放ちます。飼育は難しいですが、大きくなった時の達成感は大きいのでぜひ飼育に挑戦してみてください。

 

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