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ドジョウ飼育に合う底材のソイルの選び方は?おすすめ砂も紹介

2022年6月9日

ドジョウと水草f

 

ドジョウといえば、食用としてのイメージがある魚ですが、アクアリウムで飼育する人もいます。

 

あのドジョウを飼うには、どのような工夫が必要になるのでしょうか?

ここでは、ドジョウ飼育におけるソイルの選び方について紹介してみます。

 

 

日本ではおなじみのコイ目ドジョウ科「ドジョウ」

仲良しドジョウ f

 

ドジョウは、コイ目ドジョウ科に属する淡水魚です。日本の固有亜種で、水田や湿地等、全国に生息しています。日本以外にも、中国や台湾など、東アジアでは食用として養殖が盛んになっています。ドジョウは雑食性で、イトミミズやユリイカの幼虫などを食べています。

 

ご存じのように細長いボディで、全長は10センチから15センチです。「くちひげ」が合計10本あり、「味蕾」をもつこのひげで獲物を探しています。エラ呼吸をしていて、酸素が不足すると水面に上がって空気を吸います。

 

自然界に生きているドジョウは、危険と感じると水底や泥に潜ることがあるので、この点はアクアリウムで飼育しているときは注意が必要になるでしょう。

 

 

忘年会でおなじみの「ドジョウすくい」

 

ドジョウといえば何を思い浮かべるでしょうか?やはり、定番の宴会芸「ドジョウすくい」ですよね?ドジョウは水田に多くいて、これをすくう姿をユーモラスに表現したのが「ドジョウすくい」なんですね。

 

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ドジョウ飼育でおすすめのソイルは?

シマドジョウとグッピー f

 

ドジョウ飼育についてですが、前述のように、ドジョウは水底に潜ることがあるので、飼育では注意点になりますが、潜る姿を見たいという人もいるでしょう。アクアリウムで魚を飼育するなら、その魚本来が持っている習性も観察したいと思うのが普通ですね。

 

ドジョウ飼育をしている人は、ソイルに潜ったり顔を出したりするのを見るのが楽しいという人もいるので、ぜひ見てみたいですよね。では、ドジョウ飼育ではどんなソイルがよいのでしょうか。選び方としてはまず、ドジョウの肌にダメージを与えないような砂がよいでしょう。

 

 

「田砂」は、文字通り田んぼの砂で、田んぼの泥部分を除いた砂です。この砂ならドジョウの肌も傷がつかず、水質にも悪影響が少ないのでおすすめです。田砂を入れると、やはり自然界のことを思い出すのか、ドジョウはすぐに潜ってくれるようです。

 

「川砂」も、砂の角がない砂なので安全で、鑑賞性も高いので見た目的にもいい感じ!「大磯砂」「南国砂」はホームセンターでも安価に購入できるソイルで、いろいろなタイプがるのでドジョウ飼育では細粒タイプを選びましょう。

 

「ボトムサンド」とは水底に住む魚と相性が良い砂で、軽い素材のため安心安全、ドジョウも潜りやすいと喜んでくれるでしょう(笑)自然な色合いで水質悪化も少ないのもポイント。「白ソイル」でも、田砂よりは時間がかかるものの潜ってくれます。

 

 

メンテ頻度をとるか馴染みやすさを選択するか

 

ドジョウ飼育でおすすめなソイルをいろいろと紹介しましたが、この中で分類することができます。

 

それは、

メンテナンスが苦にならないという人なら「田砂」「ボトムサンド」、

メンテナンスが面倒という人は「大磯砂」「南国砂」の細粒タイプ

、という分類です。

 

「田砂」「ボトムサンド」はドジョウになじみやすいソイルですが、細かい砂なのでメンテナンスがこまめに必要になります。反面、「大磯砂」「南国砂」なら細菌の繁殖も少ないのでメンテの回数も減らせますが、選ぶときは細粒タイプにしましょう。

 

 

ストレス低減のためにソイルを入れてあげましょう

泳ぐドジョウ2 f

 

ドジョウ飼育におけるおすすめなソイルについてでした。どうしても食用のイメージがあるドジョウですが、アクアリウムで飼育している人もいるんですね。ただ、その数は少ないので、やはりマイナーな個体に分類されるでしょう。

 

自然界のドジョウは、危険を感じると水底に潜る習性があるんですね。なので、アクアリウムでドジョウを飼育するなら、ドジョウにストレスを与えないように、ソイルを入れるとよいでしょう。選び方としては、ドジョウが潜った時に肌を傷つけないようなソイルがおすすめです。

 

砂から顔を出すドジョウがかわいいと評判です。

 

 

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