はじめての深海

熱水300℃を超える熱水噴出域に生息するゴエモンコシオリエビ

この記事の所要時間: 23

やぁ、兄弟。調子はどうだい?

おとぼけは元気ですぜ。

 

今回も光が一切届かない、深黒の世界に存在する深海魚を紹介しようと思う。

 

 

光合成にも一切依存しないよ、ゴエモンコシオリエビ

images

(Photo by pinterest)

光合成って生物が成長をするのに必要な要素ですよね。

特に太陽の光を受けて植物が育ち、その恵みをすべての動物の命が支えられている。

私達にとっても太陽は重要な役割を担っており、光合成は生物にとって非常に大事なことです。

そんな光合成を一切必要としないゴエモンコシオリエビの生態を紹介しよう。

 

 

ゴエモンコシオリエビの生態

1999-Shank_Timothy-512.preview

(Photo by http://media.marine-geo.org/)

 

和名:ゴエモンコシオリエビ
英名:galatheid crab
生息海域:深海熱水噴域

 

 

300℃を超える熱水の近くがお気に入りのゴエモンコシオリエビ

47f21c9d90d62434a8be23515e0702c0_m

この生物は熱水の300度を超える噴出孔周辺がお気に入りの生物

こんな酷な生命圏に住んでいるゴエモンコシオリエビですが、
深海生物にとってはそれが負担ではなく生存圏になっているのですね。

我々の常識を覆す生物です。

 

 

 

ゴエモンコシオリエビの名前の由来

419px-Excecution_of_Goemon_Ishikawa

(photo by wikipedia 石川五右衛門)

 

そしてこんな熱水の世界に住んでいるのに釜茹でにならないことから
釜茹でにされたことで有名な大泥棒、石川五右衛門から由来しています。

化学合成を行い生命を維持しているゴエモンコシオリエビ

深海の世界では、太陽の光は届かず光合成を行うことが出来ません。
では、ゴエモンコシオリエビはどうやって生命を維持しているのか?

実はゴエモンコシオリエビのお腹にはびっしりと毛が生えています。
この毛の間に微生物を飼っているのです。
そしてこの微生物は熱水に含まれる硫化水素が酸化するときにできる
エネルギーを使って増殖させ、ゴエモンコシオリエビは増殖させた微生物を食べてるんです。

いやぁー。すごい。

そして深海は圧力が非常にかかっているのに、圧力にも負けないこの頑丈な甲羅

生命って不思議ですね。

 

 

ゴエモンコシオリエビは化学合成を行うって言うけど、化学合成って何?

5d4d5d1fee3418033dda208a9f6e7d26_m
植物は太陽の光を元に有機物をつくることを光合成と言います。

そして硫化水素などを使って無機物が酸化するときのエネルギーを使って

有機物を生むことを化学合成と呼ばれています。

化学合成を行い生命を維持する

 

 

 

深海探検から~の地球外生命体は存在するのか?

080cb468a1d6fdfa36b83156f992e4d5_m
生物にとっては硫化水素は猛毒、でも硫化水素を使って生命を維持する生物がいるってことは
この壮大な宇宙にも硫化水素を含む衛星は数えきれないほど存在します。

 

つまりそういった酷な世界でもゴエモンコシオリエビのような生物は存在しそうですね。

 

いやぁ、深海はロマンの宝庫ですけど、

我々の想像していないような生物が存在しています。

 

そしてこの広い宇宙のどこかにも、

酸素がなくても硫化水素が豊富な衛星に

地球外生命体が存在しなというのは否定出来ないですね。

現にそんな環境を好み、私達にとって猛毒な硫化水素を利用して栄養を作る微生物も存在してるのだから。

 

関連記事:まだ見ぬ怪魚を求めて、人類が深海探検に初めて行った日

 

 

 

 

編集後記:

ここ1周間近く、咳が止まりません。

以前までは風邪を引いてたのですが、それでも完治したはずなんですが

咳が止まりません。

なんででしょうかね。

特にアレルギーってわけでもなさそうですし、タバコは吸ってないので

肺炎の可能性ではないのですが。・・・

うーん、さらに1周間咳が止まらなければ病院に診断にいこう。

 

 

関連記事

  1. 見た目はグロいけど実は美味しい深海魚7選
  2. 神秘的な怪魚、頭が透明な深海魚デメニギスの生態と近年の研究報告を…
  3. ノコギリザメの生態が神秘的!海水と淡水を行き来できる深海生物
  4. ラブカをもっと知ろう!深海の生きた化石でもある古代サメの魅力
  5. 深海に住むちょっと不思議なシンカイアシボソヤドカリの生態
  6. まだ見ぬ怪魚を求めて、人類が深海探検に初めて行った日
  7. 幻の深海生物ユウレイイカの生態に迫る!全身イルミネーションの深海…
  8. 素手で触ると溶けてしまうサケビクニンの生態に迫る【動画アリ】

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. 熱帯魚飼育に使うフィルターとヒーターはどれくらい電気代がかかるの?
  2. 冬場にショップから熱帯魚を購入し移動する際の注意点
  3. 水槽用ヒーターの使用事故を起こさないポイント
  4. 水槽用ヒーターの寿命はどれくらい?寿命を伸ばすコツも伝授!
  5. アクアリウム冬の水換えテクニック!気をつけたい温度ショックとPHショック
  6. 冬場の水槽水温管理に!ヒーターの選び方と電気代を節約するコツ

ピックアップ記事

おすすめ記事

グッピーが病気になる原因

グッピーの病気の7割以上が飼育者自身の不注意によって発生してしまいます。…

グッピーと混泳できる熱帯魚、ピグミーグラミー

こんにちは、おとぼけです。今回もグッピーと混泳できる熱帯魚を紹介…

【保存版】熱帯魚のエサの回数は一日一回?与え方や種類なども徹底解説!

熱帯魚を初めて飼う人も、すでに飼っているという人…

眠れない貴方にアクアリウムセラピーで快眠を得るコツ

こんにちは、魚は眺めるのも食べるのも大好きなアクアリストのおとぼけです。…

初めてでも大丈夫!メダカの繁殖方法のコツを伝授します!

今回は、今年初めて私が成功した「メダカの繁殖」について書いていきたいと思…

グッピーとは混泳してはいけない、ノソブランキウス ギュンテリー レッド の紹介

こんにちは、おとぼけです。早速ですが今回もグッピーとは混泳しては…

おすすめ記事

  1. グッピーとは混泳してはいけない熱帯魚、モンクホーシャ
  2. 「紙兎ロペ風:うちのグッピーは会話好き」の紹介!まったり脱力系。。
  3. オスカーとパロットファイヤーを混泳してみた!
  4. お肌によくて、癒し効果も!ドクターフィッシュを飼ってみよう
  5. 最も丈夫な水草として有名なアヌビアスナナ、レイアウト、グッピーにも最適な水草
  6. オスカーの餌ハンパないって!!本当に熱帯魚ってくらい大食漢!
PAGE TOP