やぁ、全国のアクアリストの皆さん。
こんにちは、魚は食べるのも眺めるのも大好きな管理人です。
無事メダカが冬越を終え水温が18度以上になってくると繁殖期に入ります。
ちょうど5月からメダカが卵を抱えていると思います。
僕もベランダにビオトープを設置しておりそこに白めだかを飼育しています。
よく観察してみると、早速、2匹卵を抱えていました。
今回はメダカの繁殖から孵化して稚魚の飼育方法についてもご紹介したいと思う。
この記事の目次
メダカの繁殖方法
メダカの繁殖は非常に簡単です。
水質と水温をしっかりと管理さえすればボコボコと産卵してくれます。
産んだ卵の隔離などの一通りの手順を学んでいきましょう。
メダカの繁殖期っていつ?
だいたい5月~9月が目処になります。
水温が18度超えた時点から繁殖行為が始まります。
繁殖の対応水温は20度~30度ですので室内飼育でヒーターで1年中繁殖も可能です。
また産卵は午前中が多く、室内で飼育しているメダカ達は照明を点灯後、約2時間後に生みやすい特性を持っております。
メダカの繁殖のコツ
メダカの飼育は1リットル1匹を基本として飼育をしましょう。
環境が悪ければ繁殖どころか飼育も困難になります。
メダカにとって最適な環境を用意したげましょう。
水槽環境が狭いと窮屈になりメダカの成長を妨げるどころか病気にもなりやすいので注意しあしょう。
メダカにとって余裕のある環境を用意し、水温を25にして日照時間を13時間程度あり
餌も1日朝と夕あげることによって健康的なメダカを飼育すれば必然的に繁殖してくれますよ。
そして親のメダカを水槽に投入します。
親メダカを選ぶコツとしては発色がよくて病気になってない健康的な個体の雄と雌のペアを入れてあげましょう。
また入れるメダカも同じ種類にしましょう。
例:白メダカだったら白メダカのみ
例:楊貴妃メダカであれば楊貴妃メダカ同士
同じ種類で繁殖した方が良い理由については、同じメダカで交配させないと生まれてきた子メダカは雑種となり何の種類が分からない場合があります。笑
またせっかく品種改良されたメダカが野生の黒メダカと同じように戻ってしまわないようなど理由もありますのでオスとメスの組み合わせをしっかりと考えましょう。
また雌は産卵した卵を水草などに産み付けるので
ホテイ草などを入れてあげましょう。
ホテイ草の根っこに卵が産み付ける可能性も高いです。
メダカの繁殖のコツ 親メダカは何匹入れるべき?
産卵用水槽に雄メダカを1匹、雌メダカ2匹が理想です。
ダルマメダカの繁殖について
ダルマメダカのような身体に特徴がある品種は交配が非常に難しいです。
その理由としてはダルマメダカの身体の特徴では交尾が下手な一面があり
生まれてくる卵も無精卵が多いのが特徴です。
また無精卵の卵は孵化することはないので水カビが生えやすいのですぐに取り除きましょう。水カビが他の卵に移ってしまう可能性が高いです。
無精卵の特徴としては卵自体が白く濁っており潰れやすく逆に有精卵は透明で触っても潰れづらいです。
卵をよく観察するだけで無精卵と有精卵の違いも明確にわかると思います
メダカの繁殖後の卵の扱い方
雌メダカは水草に卵を産み付けます。
産みつけた卵は隔離してあげましょう。
ホテイ草の根っこに卵を産み付けたら根っこのみをカットして
別水槽やケースに入れて隔離するなどしましょう。
また水草がない場合は産卵した卵は底床に落ちていきます。
やはり管理がしやすいように水草などを入れてあげてそこに産みつけさせた方が
良いです。
隔離をしないとメダカ達が卵を食べてしまいます。
親メダカに卵を食べられないように保護しましょう。
また保護した卵はカルキ抜きをしていない水(水道水)にそのまま漬けても大丈夫です。
むしろカルキ抜きしていない水には塩素が含まれているので無精卵の卵や水カビ化している卵を消毒してくれます。
しかし孵化が近くなっていたらカルキ抜きをした水道水を入れるようにしましょう。
だいたい10日間したら孵化し始めます。
孵化した稚魚をすぐにはメダカの水槽内に戻さないようにしましょう。
稚魚はまだ泳ぎが得意ではないので親メダカに捕食される可能性が高いです。
産卵した卵を孵化させるには?
卵が入った容器(水槽)の水を25℃に保ちましょう。
だいたい合計250℃に到達すると卵が孵化しはじめます。
25度の場合は10日程になります。
注意点として合計(累計)250度ですので、100度の熱湯を卵にかけないようにしましょう。卵が茹で上がり死滅してしまいます。
メダカの稚魚の扱い方
孵化までに10日から2週間程で卵は孵化してきます。
孵化した稚魚達は泳ぎもまだ下手糞ですので隔離用水槽に入れたままにしましょう。
また必ずカルキ抜きをした水を入れてあげます。
水温も25℃を保つようにして、日照時間も13時間を目安に。
ここは親メダカと飼育方法や環境も代わりません。
水質も生まれた後はすぐに水換えをしないようにしましょう。
水換えをしたことによって水質の急激な変化でショック死してしまいますので
孵化したら暫くは水換えはしないようにしましょう。
餌やりも稚魚の口に入りやすいようにメダカの餌をすり潰したりして与えるなり工夫をしましょう。またグリーンウォーターの環境を構築できているならグリーンウォーターを入れてあげてましょう。
グリーンウォーター内にいるプランクトンが稚魚達にとっても貴重な栄養源にもなります。
孵化してから1ヶ月半程で親メダカのような成魚の半分ほどの大きさに成長しています。
ここまでくれば親メダカにも捕食されませんので親メダカと同じ水槽に入れてあげて
水槽デビューをしてあげましょう。
親メダカも我が子との水槽デビューに歓迎してくれるでしょう!
幹之めだか(みゆきメダカ)の発色が凄い
スーパー強光とでもいうべき個体群と、アルビノみゆきの動画になります。
いやぁ、美しい。
メダカの産卵にピッタリの水草・ホテイ草
根がメダカの産卵床として最適なのでメダカの繁殖用としてもよく使用されます。
更にホテイ草を入れることによって水質浄化にも繋がります。
ビオトープなどにも最適ですよ。
はじめてのアクアリウムのおとぼけ宅でもここでホテイ草を購入しました。
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編集後記
早起きして朝マックを食べてきました。
食べた直後、胸焼けを起こしてしまいどうやら僕は朝マックは向いていないようです。
あの塩っぽいのと肉などのジャンクフードは身体には合わないようですorz
おかげで午前中の仕事のパフォーマンスが落ちています。