海水魚

【海水魚飼育歴10年】誰でもできる海水魚水槽立ち上げ方法を伝授します!

2016年11月19日

ハリセンボン f

 

海水魚飼育歴10年の私が数々の失敗を経験しつつ

これが一番安定して導入しやすい海水魚水槽の立ち上げ方法を明記します!

これから海水魚を始めようという方、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

 

海水魚飼育に必要な物リスト

 

1・水槽→大きければ大きい程よい(私は、60cmから始めました)

2・ヒーター(冬季水温が下がりすぎる為)サーモスタッド付きが良い

3・上部フィルター

4・濾材

5・蛍光灯電気2灯→LED可(明るい方が良い)私は最初にBB450と白系を使用してました。

6・温度計

7・サンゴ砂(底敷き用)

8・必要に応じてライブロック

9・海水の元

10・カルキ抜き

11・比重計

 

上記、大体初期のセット売りの商品でも十分だと思います。

8~11は別売りになります。

どうしても初期投資には、お金がかかるイメージがありますが、

上記内容で海水魚以外でしたら、

サンゴイソギンチャク位までならギリギリ飼育が出来ました。(但し、大分縮みましたが…)

 

水槽を設置する際の注意点

 

 

早速立ち上げですが、まず水槽を安定する場所に起きます。

※ 直射日光の当たるところは、避けて下さい。。

 

サンゴ砂の取扱い方

 

 

次にサンゴ砂を海水でよくで洗います。

このとき真水でも構いません。(バクテリア付きサンゴ砂では洗いは必要ありません。)

・水道水をカルキ抜きし、海水の元を入れ比重を1.02~1.024位に合わせます。

※ このときに海水の温度調整も同時に行います。

・海水を水槽に投入したら、上部フィルターに濾材を入れ稼働させます。

・そのまま2日位フィルターを稼働させたまま置いておきます。

※電気も1日8時間くらい付けます。(熱帯魚専用タイマーもありますが、電気屋で買った方が安かったです。)

・ライブロックを購入し投入します。(私は、60cmでしたので、5kgから始めました)

 

※ 購入時の注意は…

・腐敗臭のしないもの

・軽い物(重量で金額が変わりますし、軽い方が多孔性があって◎)

・色は、茶色ではなくピンク、パープル系が良いです。

・ショップで直接購入の場合は、ライブロックの中にカニやシャコが入っていないもの。

(その他、ウミケムシにも注意して下さい!私は素手で触ってしまい大変いやな思いをしました。

→かなりチクチクします…勝手にゴカイと勘違いしてました。)

 

・ライブロック投入後もしばらく(長ければ1ヶ月位?)空回しをします。

早く海水魚達を入れたいでしょうがしばらく我慢して下さい。

バクテリアを定着させてよりよい環境を作る為です。

どうしても我慢できないときには、

ヤドカリやヒトデ位なら1週間くらいでも大丈夫だと思います。但し、入れすぎないよう注意して下さい!

・調整が終わりましたらやっとテストフィッシュの投入になります。

テストフィッシュも沢山入れないで下さい。

・必ず水合わせをしてからの投入が一番正しいのですが、少々手荒ですが私は、

30分くらい袋のまま水槽に浮かべた後に袋の口を開け少し

水槽の水を入れバケツに移し海水魚を網ですくい水槽の中へ投入してます。

但し、その袋の中の水は絶対に水槽の中に入れないで捨てて下さい。

お店の水やネットなどで購入した生体の水は意外と臭いです。

どんな病気が混じっているか解りませんので…

・丈夫な種類としましては、スズメ系 皆さんご存じのカクレクマノミもその種類になります。

但し、テストフィッシュは性格のおとなしい海水魚をお勧めします。

意外と、テストフィッシュは長生きしますので、

先に強い海水魚を入れてしまうと後から入れる海水魚を攻撃してしまう恐れがあります。(一概には言えませんが…)

最近は、ネットでも丈夫な魚などで分類されている店もありますので参考にして下さい。

・水替えは、水槽の1/3程度魚だけ交換して下さい。

経験上、頻度的に魚だけであれば本当に最低1ヶ月に一回は、した方が良いです。

現在私は毎週やっています。

・その後様子を見ながら生態を増やすなり調整して下さい。

その他、海水容量10リットルに対して1匹が基本と考えた方が良いと思います。

あまり過密すぎますと縄張り争いがおきたり酸欠になってしまいます…

それと、頻繁に水の交換が必要となってしまいます。

 

どうしても気になってくるのが 水槽に付くコケです。

ショップに行くとスクレーパー(ヘラ)などが売っていますが、

100鈞に行けばプラスチックヘラが3枚くらい入って売ってますので、そちらの方が断然お得になると思います。

水槽の中の水が落ち着いてきますと、コケの方もダンダン少なくなってきます。

良くショップに行くといつもきれいですが、ショップだからと言ってコケが生えないわけではありません。

毎日掃除をしているだけです。

餌のやり過ぎも水を汚す原因になりますので少なめで良いと思います。

私は、1日一回仕事が終わって自宅に帰ったときに少量しかあげていません。

夏期は、水の温度を押さえる為にクーラーは必ず必要と書いてますが

意外とカクレクマノミでもクーラー無しで2夏位は大丈夫でした。

無理に付けなくても良いと思います。ちなみに私は九州に住んでますので

室内日中温度は40度近い日もありましたが問題有りませんでした。

その後、イソギンチャクやサンゴ(ソフトコーラル)を始めましたのでクーラーを購入しました。

順調に立ち上げがいきますともっときれいな魚やサンゴなどが欲しくなっていきますので、

自然とスキルアップしていきます。

とにかく趣味に沢山お金をかけられない人は少しずつ増やして行くと良いと思います。

私は最初始めたときは、近所のホームセンターが閉店セールで60cm水槽のセットを買い

ヒトデが死んだら辞めようと思いながら始めました。

今では120cmのオーバーフローで簡単なサンゴや今は流行のドリー(ナンヨウハギ)なども飼っています。

ヒトデも最初はたかがヒトデと思ってましたが、

硝子にくっついて動いてるのを見ると意外と動きは速いし、こうやって移動するんだと、発見の連続でした。

ヤドカリのお引っ越しも中々一回で引っ越さず元の殻に戻ったり新しいからに入ったりを繰り返してました。

たまたま見ることが出来夫婦そろって笑ってました。

その他、余談ですがスーパーで買ってきたアサリを入れて

砂に潜るのを見たりいろんな楽しみ方が出来ますよ。

一時期はネットで買った生態におまけで付いてた

海ぶどうを入れたときなんかはビックリするくらい増えました。(さすがに食べませんでしたが…)

海に行って子供と潮だまりで取ってきた小さなウニなどを飼ってみたりいろんな観察が出来ます。

一度チャレンジしてみても面白いかもしれませんね。

 

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