アクアハック

滅菌のテクニックあれこれ!水槽から病気の元を追い出そう!

この記事の所要時間: 215

雪 冬 f

 

冬はアクアリストにとって悩みの季節。

水替え時のちょっとした温度変化で魚病を招いてしまいます。

原因となる病原菌は、もともと水中や魚体の中にいるので完璧な殺菌は不可能。

しかし滅菌する方法はあります。

水替え前の手洗いといったごく簡単なことから、お役立ちグッズまでご紹介しましょう。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

 

滅菌のテクニック:意外と忘れがちな手洗い

手洗い水 f

 

一度かかってしまうと治療困難なことで知られるエロモナス病。

その原因となるエロモナス菌は、魚だけでなく時に人間にも害を及ぼします。

まれではありますが食中毒を招くので、

水替えやトリミングなどで飼育水に触れた後は、必ず手洗いをしましょう。

 

作業後の手洗いは心がけていても、忘れられがちなのは水槽に手を入れる前。

人間の手には実はたくさんの雑菌が付着しており、中には魚に影響を与えるものもいます。

水替えにも念入りに手洗いしておきましょう。

洗い残した石鹸がないように注意します。

 

飼育器具の洗浄

洗浄 f

 

尾ぐされ病、エラ病などの原因となる細菌、

フレキシバクター・カラムナリスはとても感染力が高いことで知られています。

手洗いだけでなく使用した網、水替え用ポンプ、

プラケースといった飼育器具も使用後はよく水洗いしておきましょう。

 

 

ストレーナースポンジの活用

 

 

飼育魚の種類にもよりますが、

フィルターの吸水口(ストレーナー)にスポンジをつけておくと便利です。

ろ過器に入ってくる前に大きなゴミを濾してくれるので、よりメンテナンスしやすくなります。

ストレーナースポンジは絞り洗いすれば何度も使えますが、汚れてきたら即捨ててしまってもかまいません。

稚魚や稚エビが吸い込まれる事故も減ります。

大量の木屑を出すプレコなど、ゴミを出しやすい魚がいるとストレーナースポンジが目詰まりし、

フィルターに負荷がかかってしまうので気をつけましょう。

小型魚向けの方法とも言えます。

 

トリートメントタンクの用意

 

 

小赤などの生餌を扱い場合は必須。

新たに生体を導入する際にもトリートメントタンクがあった方が安心です。

飼育水には塩や魚病薬を入れておき、1~2週間隔離しておきましょう。

ろ過バクテリアが機能しないので、水槽サイズより性能の高いフィルターを用意します。

飼育水槽に加えトリートメントタンクまでセッティングするのは実際のところ面倒なのですが、

一度でも魚病を経験してしまうと、必要性がよく分かります。

 

 

殺菌灯の活用

 

 

海水魚の飼育では必須アイテムとなっている殺菌灯ですが、淡水魚にも使えます。

むしろ淡水水槽にぜひおすすめしたい器具です。

確かに殺菌灯は1万円以上する高価なものですし、

数ヵ月に一度は電球の交換(数千円程度かかります)も必要です。

また殺菌灯そのものにはろ過機能(飼育水の循環機能)がないため別途、

外部式パワーフィルターを用意する必要もあります。

コスト面から導入をためらう方が多いのは事実でしょう。

 

しかし、費用をかけるだけのメリットはあります。

第一はもちろん有害な菌を駆除できること。

病気のリスクを確実に減らすことができます。

また、藻類や様々なプランクトンも一緒に滅菌するので、

水の黄ばみがなくなり、苔のつくスピードも減ります。

ろ過バクテリアまで一緒に殺菌される心配はありません。

ろ過バクテリアのほとんどはフィルター内のろ材に棲んでいるので、

殺菌灯の影響は受けないのです。

 

 

殺菌灯は各社から販売されています。

カタログ上のスペックも大切ですが、電球交換のしやすいこと、

近くの熱帯魚ショップや通販サイトで常に交換球の扱いがあるかどうかも考慮に入れて選ぶとよいでしょう。

 

殺菌灯は必ずフィルターの後ろ側にセットします。

つまり飼育水は、ストレーナー→フィルター→殺菌灯→吐水口 の順番で循環するのです。

フィルターの前につけてしまうと大きなゴミなどによって

紫外線がさえぎられ、殺菌の効果が下がってしまいます。

 

関連記事:熱帯魚は寝るの?熱帯魚達の睡眠時間、睡眠不足について分かりやすく解説してみた

関連記事:【アクアリスト必見】ここで見分けよう、アクアショップの実力!

関連記事:【保存版】アクアリウムの害虫撃退マニュアル9選

 

ひよこ亭

ひよこ亭

投稿者の記事一覧

熱帯魚歴20年。最近は日淡やらんちゅうにも凝り始めました。
プレコ、サカサナマズなどを中心に飼育しています。

関連記事

  1. 糸状コケ対策にはヤマトヌマエビがオススメの理由とは!?
  2. 水質を弱酸性にするのにピートモスがオススメ!ピートモスの使い方
  3. アクアセラピー|水草って不思議と疲れた心を癒してくれるよね
  4. 正しい熱帯魚やエビの水合わせ・トリートメントの方法
  5. 熱帯魚は寝るの?熱帯魚達の睡眠時間、睡眠不足について分かりやすく…
  6. 心を癒してくれるアクアリウムの醍醐味、熱帯魚を飼育してリラックス…
  7. 活性汚泥とは何?バクテリアの生成を濾材の付着物で確認する方法
  8. タンクメイトで選ぶならレッドラムズホーンだ!

ピックアップ記事

  1. M570

おすすめ記事

  1. 陽火石は水のpHに影響を与える?最適なレイアウトや導入時の注意点
  2. メダカの縄張り争い(いじめ)の解消方法 
  3. 熱帯魚飼育に使うフィルターとヒーターはどれくらい電気代がかかるの?
  4. 冬場にショップから熱帯魚を購入し移動する際の注意点
  5. 水槽用ヒーターの使用事故を起こさないポイント
  6. 水槽用ヒーターの寿命はどれくらい?寿命を伸ばすコツも伝授!

ピックアップ記事

おすすめ記事

アクアセラピー|水草って不思議と疲れた心を癒してくれるよね

アクアセラピー?水草って不思議と疲れた心を癒してくれるよね、&n…

ビーシュリンプはどんなシュリンプ?人気の理由は?

さて、今日はビーシュリンプについてお話していこうと思います。今ま…

水草レイアウトを導入するならウィローモスがオススメ

全国のアクアリストの皆様、こんにちは。魚は食べるのも眺めるのも大…

コリドラス・ステルバイの魅力と飼育方法について

さて、今までネオンテトラ、ミナミヌマエビの飼育についていろいろお話してきましたが、今…

最初のアクアリウムで何から始めたらいいか分からない?そんな貴方に小型のカラシンがお勧め!

まるで水族館にいるかのようについ見入ってしまうこともあるのがアクアリウム…

こんなにいる!メダカと混泳できる魚を一挙公開!

めだかを別の生体と混泳してみたいなーと思ったことありませんか?&…

おすすめ記事

  1. ゼブラダニオの飼育|小型水槽向けろ過器選び
  2. メダカの越冬、冬越し対策は水槽選びの時から決まっている!
  3. 黒髭コケを退治しよう!とっても落ちにくい水草水槽の大敵
  4. メダカ水槽の頼れる相棒!ドワーフフロッグビットの育て方と冬越し対策
  5. プレコ飼育に外部式や上部式フィルターは適しているの?
  6. 【保存版】カメの病気が症状ごとにわかる!治療法を徹底解説!
PAGE TOP