アクアハック

拾ってきた流木の下処理(アク抜き)方法を伝授します

流木 charm

形状お任せ 上質流木 雅 サイズミックス(約25〜40cm) 5本セット 関東当日便

 

自分好みの形をした流木がどうしてもショップで見つからない…。

そんな時は海や川に繰り出して、採集してみるのもアリです。

お店ではなかなか見かけないビッグサイズや、ユニークな形のものがあるはずです。

でも、拾った流木をそのまま水槽に入れるのはNG。

魚たちに悪影響を及ぼさない、正しいアク抜きの方法を伝授します。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

関連記事:これで完璧!流木のアク抜き方法をマスターし茶色い水とはおさらば!





流木を勝手に拾うのは犯罪?

 

 

河原や海辺に転がっている流木を拾ってきた場合、それは窃盗などの犯罪になってしまうのでしょうか?

SNSにアップしたら「犯罪だ!」と指摘されて炎上…そんな流れは避けたいですよね。

そこで、流木の法的な定義をチェックしてみましょう。

風雨などによって流れ着いた流木は、

 

①民法に規定する「無主物」

②遺失物法に規定する「拾得物」

③水難救護法に規定する「漂流物」

④廃棄物処理法に規定する「一般廃棄物」

 

などと解釈することができます。

つまり所有権のないものなどで、拾った方の「早いもの勝ち」になるわけです。

「漂流物」や「一般廃棄物」は慣例的にゴミとして扱われますので、

持ち帰ったことで誰かが損失を被ることはありません。

個人の敷地内でなければ原則的に持ち帰っても大丈夫なのです。

ただし、これは河原や海辺に限ってのこと。

山林や道路脇、空き地などでは所有権が発生してくるので流木採集は控えましょう。





拾った流木をそのまま水槽に入れるのはNG!

 

 

流木は水槽に入れる前に必ず下処理をほどこしておきましょう。

特に海岸で拾った流木は塩分が含まれているので、淡水性の生き物にはダメージとなってしまいます。

また、流木にはいわゆる「アク」と呼ばれる物質が含まれています。

アクの正体は「腐食物質」と呼ばれるもの。

魚や植物の栄養にもなる成分なのですが、あまり多く染み出すと飼育水が茶色く濁り、

水質が弱酸性へ急激に傾いてしまうので、ある程度アク抜きする必要があります。

この他、ゴミや汚れもしっかり落としておきます。

爬虫類やハムスターのケージに入れる場合でも、下処理は必須です。





ステップ1:まずは洗う

 

 

アク抜き剤や煮沸を行う場合でも、まずは流木をよくこすり洗いしましょう。

タワシやブラシを使って流水で丁寧に洗います。

木目やヒビの間のゴミを丹念に落としましょう。

腐食している部分はこすると、どんどんボロボロと崩れていきます。

クズが出なくなるまでこすり続けましょう。

あまり腐食のひどいものは水槽用に使えません。

 

ステップ2:水に漬ける

 

 

流木が入る容器に沈めて、水を張っておくだけ。

最もシンプルなアク抜き、塩分抜きの方法です。

水は濁ってきたら交換します。

流木が浮いてしまう場合は、蓋をしてから重しをします。

流木のサイズに比例よって水に漬ける時間も長くなるのがネック。

小さくても1~2週間、大きければ数ヵ月の作業になります。

アクアショップで販売されているアク抜き剤や、

台所用の重曹を水に溶かせば期間を数日~1週間に短縮できます。

ただし、どちらも水質をアルカリ性に傾ける成分を含んでいるので、

アク抜きが終わっても数日間真水に漬ける必要があります。

水の代わりに熱湯を入れるのも期間短縮のよい方法です。

容器は熱に強い発泡スチロールなどを選んでください。

漬け終わった流木は棚板などの上に乗せ、一度水分が抜けきるまで乾燥させてから水槽に入れます。

 

ステップ3:鍋で煮込む

 

 

ステップ2でもまだアクが抜けず、水が黄ばんでしまう場合は、鍋で煮込むという手段があります。

流木のアク抜きに使った鍋は、

溶け出したタールで料理用としては使い物にならなくなるので、処分するつもりおきましょう。

煮込む時間は30分~1時間がめやす。

あまり長いと流木が煮崩れてしまいます。

材質によってはステップ3まで経てもまだ浮かんでしまう流木があります。

この場合は残念ながら水槽には使えません。

煮込んだ場合もやはり一度乾燥させてから水槽に入れましょう。

 

 

関連記事:熱帯魚は寝るの?熱帯魚達の睡眠時間、睡眠不足について分かりやすく解説してみた

関連記事:【アクアリスト必見】ここで見分けよう、アクアショップの実力!

関連記事:【保存版】アクアリウムの害虫撃退マニュアル9選




ひよこ亭

投稿者の記事一覧

熱帯魚歴20年。最近は日淡やらんちゅうにも凝り始めました。
プレコ、サカサナマズなどを中心に飼育しています。

関連記事

  1. 【衝撃の事実】熱帯魚は飼い主の顔を判別できている!?なおさら愛し…
  2. ランプアイの飼育方法は難しい?生き残らせるための必須条件とは?
  3. ここまでなってしまうの!?バイオフィルムの脅威!!
  4. 金魚 f パクパクえら呼吸!魚はどうやって酸素を取り入れているの?
  5. 水の中の小さな熊蜂!バンブルビーゴビーの魅力
  6. 【これなら間違いなし!】はじめてのタンクメイトを選ぶならイシマキ…
  7. 夏祭りですくった金魚を長生きさせる飼育方法
  8. 【初心者でも大丈夫】エンドラーズ・ライブベアラーの飼育方法を紹介…



おすすめ記事

  1. 野生のメダカは普段、何を食べてるの? メダカ f
  2. 岩組など水槽レイアウトで必要な基礎知識
  3. アクアリウムでやってはいけない禁止行為って何?
  4. 温和なネオンテトラが喧嘩する?対策も紹介 熱帯魚の王様 ネオンテトラ
  5. 発酵式CO2添加装置とは?ペットボトルで作れてリーズナブル!
  6. ネオンテトラの飼育で大磯砂を使う裏ワザ
  7. オヤニラミを飼育してみよう!小さいけれど迫力抜群!
  8. グッピーとは混泳してはいけない、スマトラの紹介
  9. カルキ抜きに必要な時間と中和液を使わずにカルキ抜きをする方法
  10. ミドリフグは混泳に向いてない?他の熱帯魚と一緒に飼育できる?
PAGE TOP