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オスフロネームスグラミーはどんな熱帯魚?飼育方法や生態を紹介!

2017年3月27日

 

オスフロネームス・グラミー(Osphronemus goramy)は、

ベタやパラダイスフィッシュなどと同様のスズキ目キノボリウオ亜目に

属する淡水魚で東南アジア各地に分布しています。

 

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キノボリウオ亜目最大の魚

 

本種は英語名ジャイアントグラミーと呼ばれ、

10㎝程度の大きさの種が多いキノボリウオ亜目の中でも群を抜いて大きく、

普通の個体で50㎝ほどになり、大きい個体になると70㎝は

優に超える大きさになるキノボリウオ亜目最大の魚です。

本種と近縁な種としてレッドフィンオスフロネームスグラミーO.laticraviusと、

オスフロネームスエクソドンOsphronemus exodon

オスフロネームスセプテンファスキアトスO.septemfasciatusの4種が知られています。

 

科を代表する魚

 

トラはネコ科の動物ですし、ヒマワリはキク科の植物です。

このように,なじみの深い生物が科の代表名になることはよくあります。

キノボリウオ亜目は3科に分かれ、ベタやパラダイスフィッシュなどは4亜科14属は

「オスフロネムス科」に属します。私たち趣味人にとって、

「ベタ科」や「パラダイスフィッシュ科」とした方が分かりやすい気がしますが、

オスフロネムス・グラミーはそれだけなじみの魚と言えるのでしょうか。

 

重要な水産生物

 

 

実はオスフロネームスグーラミ―は東南アジア諸国の人々にとって水産上重要種です。

ベトナム南部の街ミトーで“エレファントフィッシュ”として、名物料理にもなっています。

私は食べたことはないですが、かなりおいしい魚のようで、

から揚げにした場合、鰭がヒラメやカレイの縁側のようで特においしいとのこと。

もともと、本種はジャワ、スマトラ、ボルネオなどのインドネシアに分布したのですが、

そのようにおいしい魚ゆえ、今では東南アジア各地に移植されていったようです。

そのため、東南アジア各国で最もなじみのあるアナバス亜目と考えてもいいわけで、

科名を代表する魚としても見られても不思議ではないのかもしれません。

 

その養殖法

 

 

本種はベタやパラダイスフィッシュ同様に泡巣に卵を産み付け、

それをオスが守るバブルネストビルダーです。

いくらうまい魚とはいっても、大量に生産できなければ水産重要種とは言えません。

実は国内(鹿児島県)でも養殖の研究がされていたようで、

それによりますと巣を作っているオスに性腺刺激ホルモンである

ゴナドトロピンを投与したメスを導入して産卵を促すようです。

 

雑食

 

 

ほかのグラミーやベタは水生昆虫や小型のエビ類を食べていますが、

本種はアナバス亜目では珍しい植物も食べる雑食性の魚です。

大型の個体は白菜や煮た芋などなんでも食べるようです。

飼育下でそれを日常的にやるのは大変ですし、水も濁るため、コイのエサでいいでしょう。

なんでも食べるということは餌にお金をかけずとも養殖もしやすいわけで、

コイやテラピア同様にかなり飼いやすい魚と言えるのだと思います。

また現地では井戸で飼われることもあるそうで、カエルを食べさせるために入れることもあるようです。

なぜ「カエル」と思いますが、カエルを狙ってくる毒蛇が来ないようにするためだそうです。

 

性差

 

オスは他のグーラミ―類と同様に、オスの背鰭、臀鰭の先端が伸びてきます。

また顔つきもオスは成長とともに変わってきて、

一部のシクリッド類で見られるようにオスの額が膨らみ、

一見“ごつい”風貌になります。

水族館などで見られる大型化した本種は本当に平たい岩が水中を漂っているように見えます。

 

オスフロネームスグラミーの水槽は90㎝以上を

 

 

50㎝にはなりますので、水槽は90cm位以上が必要となります。

ただ、動き回る魚ではないので、一匹飼いなら90㎝で終生飼育できるでしょう。

かなりよく馴れる魚ですので、

ブサカワ(キモカワ)好きな方にはよいペットフィッシュとして付き合える魚ではないでしょうか。

本種にはアルビノも知られており、それほど高価でもないし、

飼い方もノーマルと同じですので同じように楽しめると思います。

 

 

 

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