前回はベタと相性のいい水草についてお話しましたが、
今回はベタとの混泳についてお話しようと思います。
この記事の目次
ベタは凶暴が熱帯魚で同種のベタとは混泳はNO
何度かお話したとおり、ベタは非常に凶暴で同種のベタはオスメス問わず混泳はできません。
メスなら問題ないように思いますが、相性が良いメス以外は攻撃対象になってしまいますので混泳できるメスを探すまで多くの犠牲が出るかと思います。
ベタはエンゼルやグラミーも攻撃をしちゃう
また、エンゼルやグラミーなども攻撃対象になるだけでなく、テトラやスマトラでさえ攻撃しますので、
もはや混泳は全種不可能と言っても過言ではありません。
ベタとミナミヌマエビやビーシュリンプは?
また、ミナミヌマエビやビーシュリンプはおやつになってしまいますのでこれも混泳を避けたほうがいいでしょう。
しいて言えば、オトシンクルスと小型のプレコなら共存できるかもしれないというくらいです。
なので、基本的には混泳は諦めて単独で飼育してください。
でもベタと他の熱帯魚を混泳させたいよ!!
どうしても、いろいろな魚と一緒に飼育したい場合は、サテライトなどを使ってベタ専用の部屋を作ってあげるのがいいかと思います。
ただ、サテライトは水槽の背面に隠れてしまうことが多いので、せっかくの綺麗なベタを見る機会が少なくなってしまうかもしれません。
フレアリングをさせるのも難しくなりますのでおすすめははしません。
また、産卵ネットみたいなものを用意して、水槽内にベタ専用のスペースを作る手もありますが、見た目が良くないですし、
これもベタが見えにくくなりますのでオススメしません。
ベタの繁殖もしたいけど、どうすればいいの?
繁殖を目指す場合も、水槽を透明な仕切りで分けて、それぞれにオス・メスを分けていれ、相性がいいかどうかしばらく様子を見てください。
攻撃をする素振りが全く無いようなら仕切りをとって混泳させるといいでしょう。
ただし、これだけ注意を払っても、仕切りを外した瞬間喧嘩を始めるといったケースも有るようですので、喧嘩を始めたらすぐに仕切りを元に戻してください。
ベタ飼育の混泳まとめ
写真引用元:http://www.cubebreaker.com/siamese-fighting-fish/
このように混泳させるのが非常に困難なベタですが、単体で飼育しますととても丈夫で人にも懐く可愛い魚になります。
犬やハムスターを飼う際も多くの人は1匹で飼育すると思いますし、そういう感じでペットとして飼育するのがいいのかもしれません。
他の熱帯魚と比べ一癖も二癖もある魚ですが、意外と飼ってみると面白いです。
ぜひ、これを期にベタの飼育を始めてみてはいかがでしょうか?
ベタを複数飼育したい方向けの水槽はこちら
ベタとミナミヌマエビの混泳動画
Youtubeにベタとミナミヌマエビを混泳している方がいました。
やはり案の定、ミナミヌマエビはベタに食べられているようですね。
皆様は気をつけましょう。
関連記事:ベタの飼育 – 水槽の底砂(底床)はどれを選べいいでしょうか?
関連記事:ベタの飼育に適した水槽ってどれ?
関連記事:ベタの飼育に最適なフィルター(ろ過器)
関連記事:ベタの美しさを保つ飼育方法を伝授、フレアリングが鍵!
関連記事:アクアリウムで水草って大事なの?水草は導入すべき?
関連記事:水草レイアウトを導入するならウィローモスがオススメ
—美しき闘魚 ベタのすべて—
よく読まれている記事
よく読まれている記事:カルキ抜きに必要な時間と中和液を使わずにカルキ抜きをする方法
よく読まれている記事:アクアリウムをやっていると感覚が研ぎ澄まされる事ってない?
よく読まれている記事:水槽水の水質も大切、水質検査のやり方
この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ