その体色の鮮やかさと大きなエラが魅力で、日本だけでなく世界に国々で人気がある熱帯魚が「ベタ」です。そんなベタの飼育で、とても役に立つアイテムに「おやすみリーフ」というものがありますが、ご存じでしたか？
一見奇妙なネーミングなんですが、いったいどんなアイテムなんでしょうか。今回はこの「おやすみリーフ」について紹介します。
「おやすみリーフ」がおすすめな理由
タイのメコン川が原産の淡水魚が「ベタ」です。鮮やかな体色があるので人気となっています。たとえば、ネットで画像を見るだけでも魅力を感じることができるので、興味のある人は検索してみましょう。この鮮やかな色は、実はベタ同士を戦わせる「闘魚」として品種改良してきたという面もあるんです。
ベタは、水質にそれほど神経質ではないので、比較的アクアリウム初心者でも飼育がしやすいとされています。そんなベタの飼育で、とても役に立つと評判のアイテムが「おやすみリーフ」というものです。これは、自然界のベタの習性を調べ、ベタが落ち着くような観賞魚用アクセサリー用品なんです。
これを水槽内に設置することで、自然界では水草に隠れることが多いベタが安心することができます。また、キスゴム(吸盤)があるので、取り付ける位置を調節することができます。では、どのへんにこの「おやすみリーフ」設置すればよいのでしょうか。
ベタは、水面付近で横になりたいと思っているようです。そのため、おやすみリーフの葉が水面付近になるような位置にセッティングするとよいでしょう。実際におやすみリーフをセッティングしてみると、ベタが葉っぱの上で横になったという報告が！
これがかわいいと評判です！
おやすみリーフのメリット
ぶっちゃけていえば、「おやすみリーフ」というアイテムは造草とキスゴムだけでできている商品なんですが、これがベタにとってこんなに役に立つとは、という驚きの声がネットで多くみられています。また、「泡巣」づくりのベースにすることもできます。「泡巣」とは、ベタの雄が口から空気で吐き出す泡のことです。
これが、稚魚を育てる巣の役割を持っているので「泡巣」と呼びます。ベタのこの繁殖行動を「バブルネストビルディング」といいます。この泡巣も、ベタが作るのは水面なので、おやすみリーフも設置する場所は水面付近がいいんですね。ベタは水面から口を出して空気を吸って、1粒づつ泡を吐いて巣を作っていく様をみるのも楽しいでしょう。
なんか、鳥の巣作りに似ていますね。なにも知らなかった人は、突然何事？と思うかもしれませんが（笑）
ベタの繁殖は、メスが産んだ卵をオスが口にくわえ、この泡巣まで運んでいきます。その姿も、これが子育てかーという感動を与えてくれるでしょう。このように、おやすみリーフはベタの繁殖にも効果があります。
おやすみリーフの注意点は？
では、おやすみリーフのデメリットや注意点はあるのでしょうか。それは、注意しないとベタのヒレがおやすみリーフによって傷ついてしまうことがあるという点です。おやすみリーフは一見柔らかそうですが、先端は硬いので、小さい水槽で使うときは注意しないといけません。
また、おやすみリーフは消耗品となっています。半年ぐらいするとキスゴムが落ちるようになってしまうので、そうなったら新しいものを入手しましょう。ただ、価格も「Amazon」では300円ちょっとくらいで販売されているので、気軽に購入することができますね。
見た目とは裏腹に意外に役に立つ！
ベタの「おやすみみリーフ」についてでした。おやすみみリーフは、一見するとただのおもちゃのようなアイテムなんですが、これがベタ飼育で意外に役に立つんですね。どんなものか評判が気になるという人は、ネットショップのAmazonで販売されているので見てみましょう。好評の意見が多くなっているようです。
葉っぱの上で横になるベタがかわいいと評判です。ベタは、体色だけでなくかわいい動作も魅力なんですね！
