メダカの飼育・繁殖

メダカ飼育でホテイアオイを使うべき3つの理由

(ビオトープ/浮草)ホテイ草 国産(ホテイアオイ)(3株) 金魚 メダカ

 

庭先やベランダに置いた、睡蓮鉢にメダカを泳がせ、植物を茂らせる‐。

これからの季節にぴったりな風情あふれるビオトープですが、植物は何を植えればよいのでしょう?

睡蓮鉢の名前通りスイレンでもよいのですが、

ビギナーにおすすめしたいのはホテイアオイ(ホテイソウ)。

入手が簡単で、とても丈夫。

しかも、メダカの屋外飼育にぴったりな3つのメリットがあるのです。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

関連記事:メダカを購入するなら知っておくべき種類と値段





ホテイアオイをメダカ飼育で使う理由1.水質浄化に役立つ

(ビオトープ/浮草)ホテイ草 国産(ホテイアオイ)(3株) 金魚 メダカ

 

ホテイアオイを導入する最大の理由は、

「生きているろ過器」として水質浄化を期待できるからです。

ベランダや庭にコンセントがなくてお悩みのアクアリストは少なくないはず。

屋外飼育のネックは電源が確保しにくく、

ろ過器やCO2キットといった飼育器具を設置できないことにあります。

特にろ過器は生体の生命維持に直結します。

いかに小さなメダカといえど、水質悪化の心配は存在するのです。

そこで水草の出番‐。

植物にはフンなどから発生する、生体にとって有害な硝酸塩、

アンモニウム塩を吸収し、無害な窒素に置き換えてくれる働きがあるのです。

水質浄化能力ではフィルターに及びませんが、

飼育匹数、給餌、水量とのバランスを考慮すれば水草はろ過に十分役立ってくれます。

水草、水生植物の中で抜群の浄化能力を発揮してくれるのがホテイアオイ。

水中によく根を伸ばし、

どんどん分裂して殖えながら硝酸塩や余分な栄養素(窒素、リンなど)を吸収していきます。

その能力の高さから、アオコ対策として湖沼に投入されることも。

ホテイアオイと他の植物との違いは「どん欲さ」。

他の植物は硝酸塩が一定の濃度に達してからではないと吸収を始めませんが、

ホテイアオイは低濃度のうちから取り込み始めます。

水質変化に敏感な生態にとっては有難い話。

植物の立場になって考えれば、わずかな栄養素(硝酸塩など)でも逃さないどん欲さがあるわけです。





 

ホテイアオイをメダカ飼育で使う理由2.メダカの産卵床として使える

 

ホテイアオイの根は、シュロの皮と並ぶ格好の産卵床としても知られています。

細く長く、密に生えた根が、パラパラと撒かれるメダカの卵をキャッチしてくれるのです。

根元に卵が付着しているのを確認できたら、ホテイアオイを別容器に移して孵化を待ちます。

ホテイアオイの購入後には、

卵を食べてしまう小さな巻貝(スネール)がついていないかをよくチェックしてください。

 

ホテイアオイをメダカ飼育で使う理由3.栽培が容易で、青水の防止にも

(ビオトープ/浮草)ホテイ草 国産(ホテイアオイ)(3株) 金魚 メダカ

 

水草には難しいイメージがつきまといますが、ホテイアオイなら世話いらず。

放っておいてもどんどん育ってくれます。

特定外来生物ではありませんが、ホテイアオイは爆発的に増えるので、

自然下に持ち込む際には注意が必要です。

その点、自宅で楽しむレベルなら、たまに間引く程度で済むので管理は楽です。

南米原産のホテイアオイは日本で冬越しできないので、

秋になって枯れ始めたら処分してしまいましょう。

ホテイアオイを水面いっぱいに茂られておくと、

水中に届く光量が減るため、青水(グリーンウォーター)の抑制にも利用できます。

藻類などの植物プランクトンがよく沸いた緑色の飼育水は青水と呼ばれ、

金魚、特にらんちゅう飼育では必須とされています。

青水はメダカ飼育にも有効。

植物プランクトンを餌にするミジンコなどの動物プランクトンは、メダカにとって格好の食事。

普通の透明な飼育水より、稚魚の生存率も高くなるといわれています。

ホテイアオイ同様、植物プランクトンがフンの分解に一役買ってくれるので、

水質も維持しやすくなります。

一方で水が緑に色づいてしまうことで、

鑑賞しづらくなるというデメリットも存在するのです。

飼育水をどの程度まで青水にするかはアクアリストの判断次第。

成魚の水槽は透明な水で、稚魚用の容器はグリーンウォーターで、

といった使い分けもよいでしょう。

直射日光に当たりすぎない(1日数時間ていど)ようにしておけば、自然に青水はできあがります。

あとはホテイアオイの投入量で濃度を調整してみましょう。

 

—育て方の全てが詰まったメダカのすべて—

 

関連記事:メダカの病気の種類と治療方法【保存版】

関連記事:自分の手で命をつなぐよろこび!卵生メダカの美しい世界

関連記事:初めてでも大丈夫!メダカの繁殖方法のコツを伝授します!




ひよこ亭

投稿者の記事一覧

熱帯魚歴20年。最近は日淡やらんちゅうにも凝り始めました。
プレコ、サカサナマズなどを中心に飼育しています。

関連記事

  1. メダカ f メダカの失踪原因は共食い!?水槽から消える原因と対策
  2. オオサンショウモ(サルビニア) amazon メダカの産卵場所にはサルビニアのような浮き草がおすすめの理…
  3. オオサンショウモ(サルビニア) amazon サルビニアの増やし方は意外と簡単!株を増やして繁殖を楽しもう
  4. オオサンショウモ(サルビニア) amazon サルビニアの越冬は室内に避難させよう!水温が低下すると枯れる…
  5. オオサンショウモ(サルビニア) amazon 人気の浮き草サルビニア ククラータの育て方ガイド
  6. 丸っこい淡い色彩のハイランドカープが美しすぎる!飼育方法を紹介
  7. ロタラ・ロトンディフォリア 水草 f 中景草とは?アクアリウム初心者は必読
  8. メダカ f メダカ水槽のソイルの交換時期と掃除の仕方



おすすめ記事

  1. フウセンウナギは深海のアナコンダ、まるでエイリアンのような形をしている。フウセンウナギの生態について調べてみた
  2. メダカとミナミヌマエビは混泳させない方が良い?混泳の相性について
  3. ビーシュリンプを繁殖させるためのコツ
  4. ミナミヌマエビの最適な飼育方法 – フィルター(ろ過器)選び
  5. ビオトープにアオミドロ(苔)が大量発生して対策に悩んでいる方へ。
  6. 金魚と一緒に飼える生き物には何がいる?
  7. 【レッドビーシュリンプの引越し】水合わせで気を付けるべきこと
  8. ベタの飼育に最適なフィルター(ろ過器)
  9. ビッグサイズに挑戦するならオスカーがおすすめ!飼育ノウハウを紹介
  10. グッピーと混泳できる熱帯魚、コリドラス・ピグミー
PAGE TOP