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ディープレッドホタルテトラのアクアリウムでの飼い方

2019年8月11日

ディープレッドホタル・テトラ charm

ディープレッドホタル・テトラ 引用元:charm

 

「ディープレッドホタルテトラ」という熱帯魚がいます。深い赤〜オレンジ色の魚で「赤い宝石」とも言われて人気となっていますが、初心者にとっては飼い方がわかりませんよね?

 

そこでここでは、ディープレッドホタルテトラのアクアリウム(水槽)での飼い方について説明してみました。

 

 

ディープレッドホタルテトラとは?

ディープレッドホタル・テトラ charm

ディープレッドホタル・テトラ 引用元:charm

 

「ディープレッドホタルテトラ」とは、コロンビアはメタ川原産のテトラ(小型魚類の総称)です。深い赤〜オレンジの色をしていて、体は2cmほどと小さく、ひょこひょこと泳ぐ姿が熱帯魚ファンから人気となっています。

 

「トンボ」「ハチドリ」のような独特のホバーリングをしているかのような泳ぎが目に楽しいんです。購入した時は、「あれ?あんまりきれいじゃないぞ」と思うかもしれませんが、慌てないでください。飼育していくと体色が出てきてとても美しい姿へと変身見してくれます。

 

ヒレ先は白くなり、体色の赤〜オレンジとのコントラストがとても魅力的になります。最近では養殖されたものが定期的に輸入されているので、購入しやすい種です。よく似ている「ホタル・テトラ」のほうが知られていましたが、ディープレッドホタルテトラのほうが体色が鮮やかのため、近年でディープレッドホタルテトラのほうが人気が出ています。

 

 

ディープレッドホタルテトラの飼い方

 

では、ここでディープレッドホタルテトラの飼い方についてみていきましょう。ディープレッドホタルテトラの飼育レベルは「普通」とされており、熱帯魚の初心者でも飼育は可能です。

 

ただし、大きさが2cmという、とても小さな魚という点で注意したいことがあります。購入時には、養殖のためか奇形も混じっている場合があるので、ヒレ・目・エラ・体型等をよく見て購入したほうがよいでしょう。水草があって落ち着ける水槽を用意しましょう。

 

水質は弱酸性を好んでいて、もちろん水替え時のカルキ抜き、夏場の水温管理は大切です。寿命は平均で2年〜3年ですが、中には1年〜2年でも死んでしまう個体があります。ただやはり個体差があるので、8年以上生きた個体もいるようです。1日1回与える餌は、口のサイズに砕いたものならなんでも食べてくれます。どちらかといえば、植物性の餌のほうが向いているようです。

 

ディープレッドホタルテトラは基本は中層で餌を食べるので、場所・与える量などを調整して、すべての魚が食べられるようにしましょう。フレークなど浮き餌の場合は、1回に与える量を1分〜2分くらいで食べ終える量を1回〜2回にわけ与えることで、上層の残りが中層から下層の個体にもいきわたります。

 

このとき、与えすぎて底床に餌が残らないように調節しましょう。また、沈む冷凍餌では、「フィーダーカップ」を使うことで上層〜下層まで簡単に与えられます。気が小さてく水草に隠れることが多く、混泳させると他の魚に餌を取られてしまうほどで、他の魚と混泳させるのはあまりおすすめできません。

 

神経質・臆病な性格のため、全面にディープレッドホタルテトラを見たい場合は、同種のみで飼育したほうがよいでしょう。ネットでも、ディープレッドホタルテトラと検索すると関連ワードに出てこないというキーワードが出てくるほどです。

 

 

きれいな体色と水草のコントラストがよい

 

ディープレッドホタルテトラはきれいな体色が魅力的な熱帯魚です。しかし、ディープレッドホタルテトラは気が小さい性格のため、群れで泳ぐ姿は、水槽に投入した時などの慣れていない場合、警戒しているときでしか見れません。

 

水槽に慣れたら水草に隠れ、餌を与えるとちょっとだけ顔を出すくらいです。ディープレッドホタルテトラのような魚を飼育する場合は、身を隠せる場所を多く作るのが理想的です。美しい色彩のため、水草レイアウトにもとてもよく合う熱帯魚なので、複雑に水草を茂らせれば隠れる場所にもなるし、よい鑑賞性も得られるでしょう。

 

 

美しいオレンジの体色は、「グロッソスティグマ」等明るめなグリーン系水草がとても似合います。水草水槽であれば、砂は「ソイル」を使うことが多いでしょう。ディープレッドホタルテトラは弱酸性の水質が好きなので、強制的に水質を弱酸性するソイルがうってつけです。

 

 

臆病なので混泳にはあまり向いていない

 

赤〜オレンジの体色が非常にきれいなディープレッドホタルテトラについてでした。気が小さいので混泳にはあまり向いていないようです。しかし、単体で同種を飼育しても、きれいで独特な泳ぎ方なので十分楽しめますよ。

 

 

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