「コバルトブルードワーフグラミー」はその美しい青の体色が特徴的な熱帯魚です。名前が示す通り、「グラミー」の仲間で彼らは細い腹ビレがとても目立ち、これは「アンテナ」と呼ばれ、コバルトブルードワーフグラミーも持っています。
水質にはうるさくなく、とても飼育しやすい熱帯魚と言われています。今回の記事ではそんな「コバルトブルードワーフグラミー」の飼育のポイントについて調べてみましょう。
この記事の目次
コバルトブルードワーフグラミーの性格は?
コバルトブルードワーフグラミーの性格は温和で、他の魚を攻撃したりすることは殆どありません。ただ、繁殖期になると攻撃性が増すため、繁殖のための「泡巣」が水槽に見られるようになったときは注意しましょう。
コバルトブルードワーフグラミーは他の魚と喧嘩する?
コバルトブルードワーフグラミーの性格は前述の通り温和なため、他の魚と喧嘩することは少ないです。ただ、「喧嘩」とまではいかなくても、同じ「グラミー」同士だと小競り合いが発生することがあります。
ケガをするまで大事になることはありませんが、混泳の際は同じグラミーは避けた方が無難でしょう。他の種類の魚とは争いは起きないのでそこは安心できます。
コバルトブルードワーフグラミーと混泳に向いた魚は?
グラミー同士の混泳は小競り合いが発生する恐れがあるのであまりお勧めできませんが、多種の魚とは問題なく混泳できるでしょう。
コバルトブルードワーフグラミーとネオンテトラ
おススメは「ネオンテトラ」や「コリドラス」でコバルトブルードワーフグラミーの青とのコントラストはとても美しいのでおススメです。
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コバルトブルードワーフグラミーの「エビ」との相性は?
コバルトブルードワーフグラミーとエビは混泳可能です。
実はグラミーは甲殻類を好み、大型のグラミーだとエビなどは食べてしまうのですが、コバルトブルードワーフグラミーは体長は小さく、口も小さいためエビを食べてしまう恐れは無いのです。
逆にコバルトブルードワーフグラミーがエビにちょっかいを出すことは考えられるので、混泳するときにエビが隠れられるように水草や流木などを水槽に入れておくのも良いでしょう。「ミナミヌマエビ」はコバルトブルードワーフグラミーよりも小さく相性も良いでしょう。
コバルトブルードワーフグラミーのオスメスの見分け方は?
コバルトブルードワーフグラミーは水槽で繁殖を狙うこともできます。そのためにはまず、オスメスを見分けなければなりませんね。オスの特徴としては「体が長方形」「赤色が目立つ」という事が上げられます。メスは「体形が丸みを帯び、ブルー一色」という事が言えるでしょう。簡単に言えば「メスの方が全体的に地味」という事ですね。
コバルトドワーフグラミーの繁殖の仕方は?
オスは繁殖期になると「黒い模様」が見えるようになってきます。そうなるとメスとペアで寄り添って泳ぐようになるので、産卵用の水槽に移しましょう。繁殖期になるとオス同士で小競り合いになることもあるので、素早く移すことが大事です。
その後オスは「泡巣」と呼ばれるスペースを作ります。メスは水槽の底にバラバラと産卵するのですが、オスはそれを回収して泡巣で育てるのです。卵は2日程度で孵化し、稚魚が泳ぎ始めます。その後は「ブラインシュリンプ」を与えていくのが良いでしょう。
コバルトブルードワーフグラミーのメスは地味?
コバルトブルードワーフグラミーのメスは地味ですが、これはグラミー種全体的に言えることです。例えば「ゴールデンハニードワーフグラミー」はオスは濃いオレンジ色でとても鮮やかですが、メスは薄い黄色に近い色になっています。
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コバルトブルードワーフグラミーが注意すべき病気は?
コバルトブルードワーフグラミーは水質に敏感な魚です。水質が変化や水温の変化でストレスになり、せっかくの鮮やかなブルーが白っぽくなることがあります。そのような状態になったら水温を1度上げ、様子を見ることが大事です。必要に応じて市販の薬を投与することも良いでしょう。
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コバルトブルードワーフグラミーの飼育ポイントのまとめ
コバルトブルードワーフグラミーは比較的飼育しやすく、初心者にもお勧めの熱帯魚と言えるでしょう。繁殖の難易度も低いため、初めての繁殖にもお勧めの魚ですよ。ぜひ、鮮やかなブルーを楽しんでください。