ゴールデンハニードワーフグラミーはインド周辺原産の熱帯魚です。「ドワーフ」の名が示す通り、小さな体が特徴的ですが金色に輝く体はとても目立ちます。今回の記事ではそんなゴールデンハニードワーフグラミーの飼育のポイントについて調べてみましょう。
この記事の目次
- ゴールデンドワーフハニーグラミーの特徴、寿命は?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの触覚はどんな役割?
- ゴールデンハニードワーフグラミーに適した水質は?底砂は必要?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの餌の種類、頻度は?
- ゴールデンハニードワーフグラミーが餌を食べないのはなぜ?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの「穴あき病」とは?
- ゴールデンハニードワーフグラミーのポップアイとは?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの気性は?
- ゴールデンハニードワーフグラミーは縄張り争いをするか?
- ゴールデンハニードワーフグラミーは他の魚を追い回すか?
- ゴールデンハニードワーフグラミーはオス同士だと仲が悪い?その対策は?
- ゴールデンドワーフハニーグラミーはいじめをする?
- ゴールデンハニードワーフグラミーに向いた混泳相手は?
- ゴールデンハニードワーフグラミーとエビは混泳できる?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖方法とは?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖行動の流れは?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚の餌は何が良い?
- ゴールデンハニードワーフグラミーが泡巣を作らない原因は?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの色揚げ方法は?
- ゴールデンハニードワーフグラミーがキスしてる?
- ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育ポイントまとめ
ゴールデンドワーフハニーグラミーの特徴、寿命は?
ゴールデンドワーフハニーグラミーはインド原産の熱帯魚です。とても目を惹く金色の体とが特徴的で、体長は3から5センチほどです。寿命は3から5年くらいが平均的ですが、飼育環境が整えば7年近くは生きるようです。
ゴールデンハニードワーフグラミーの触覚はどんな役割?
ゴールデンハニードワーフグラミーには腹のあたりに長い触覚があるのが特徴です。この触覚は「感覚糸」とも呼ばれ、エサを探したり、障害物や敵を見つけたりなどセンサーのような役割をしています。触覚が切れたりしていた時は魚にストレスがかかっている証になるので、よく観察してみてください。
ゴールデンハニードワーフグラミーに適した水質は?底砂は必要?
ゴールデンハニードワーフグラミーは水質にはあまりこだわらず、水温は20度~28度くらい、水質は弱酸性から中性と幅広く対応できます。底砂は必須ではありませんが、水槽を自然の環境に近づけることができるため、ストレスの軽減や隠れ家の役割も期待できます。また、水質の安定にもつながるでしょう。底砂は細かい砂を採用すれば、ゴールデンハニードワーフグラミーの体が傷つくことも少ないです。
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ゴールデンハニードワーフグラミーの餌の種類、頻度は?
ゴールデンハニードワーフグラミーは雑食性で、人工飼料、生餌どちらでも食べます。人工飼料だと沈下性のものが良いでしょう。頻度は1日1~2回、2~3分で食べられる量を与えましょう。食べ残しは水質の悪化につながるので見つけたらすぐに掃除をするようにし、特に生餌は水質が悪化しやすいので週に2回程度与えるのが良いでしょう。
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ゴールデンハニードワーフグラミーが餌を食べないのはなぜ?
ゴールデンハニードワーフグラミーが餌を食べないときは「ストレス」を疑いましょう。具体的には水質の悪化や白点病や穴あき病などの病気、エサが大きすぎることなどが考えられます。ストレスを与えないために水の交換や掃除は頻繁に行い、ゴールデンハニードワーフグラミーが好む沈下性で小さめの餌を与えるようにしましょう。
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ゴールデンハニードワーフグラミーの「穴あき病」とは?
ゴールデンハニードワーフグラミーの代表的な病気の一つに「穴あき病」があります。これは最近によって体の一部が壊死し、最終的には体に穴が空いて死んでしまうという恐ろしい病気です。水質悪化や魚同士の喧嘩などによって感染してしまいますのでそれらを未然に防ぐことが重要です。治療法としては薬の投与や水温を25度以上に上げ、最近の増殖を抑制する方法があります。
ゴールデンハニードワーフグラミーのポップアイとは?
「ポップアイ」とは眼球が飛び出てしまう病気の一種です。原因としては細菌や寄生虫、水質の悪化が上げられます。もしも症状が見られたときは投薬も必要となってくるので、専門家と相談した方が良いでしょう。
ゴールデンハニードワーフグラミーの気性は?
基本的に温和な性格をしています。ただ、同種で小競り合いが発生する場合もあります。
ゴールデンハニードワーフグラミーは縄張り争いをするか?
温和な性格ですが、ゴールデンハニードワーフグラミーは縄張り意識の強い魚です。
ゴールデンハニードワーフグラミーは他の魚を追い回すか?
縄張り意識が強いため、オス同士だと追い回すことがあります。また、求愛のためメスを追い回すこともあります。ただ、攻撃的な性格ではないため、命に関わるようなけがをさせることはないでしょう。
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ゴールデンハニードワーフグラミーはオス同士だと仲が悪い?その対策は?
先述の通り、ゴールデンハニードワーフグラミーは縄張り争いでオス同士で追い回す可能性はあります。対策としては土管や水草などで隠れ家を作ること、多くのゴールデンハニードワーフグラミーを同時に飼育することです。できるだけ大きな水槽で飼育することで争いを避けることもできます。
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ゴールデンドワーフハニーグラミーはいじめをする?
ゴールデンハニードワーフグラミーはストレスを感じると他の魚をいじめることもあります。それを防ぐためにも隠れ家を増やす、水槽を広くする、エサを多くするなどの対策が必要となってくるでしょう。
ゴールデンハニードワーフグラミーに向いた混泳相手は?
ゴールデンハニードワーフグラミーは縄張り意識が強いので同じくらいの大きさの魚や大きめの魚は混泳相手として避けた方が良いでしょう。小型の魚が混泳相手として向いており、「グッピー」「ネオンテトラ」「ラスボラ」などが混泳相手に向いているでしょう。
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ゴールデンハニードワーフグラミーとエビは混泳できる?
ゴールデンハニードワーフグラミーは雑食性であり、小型のエビは食べてしまう恐れがあるので混泳はお勧めできません。大きめのエビは争いの基になるのでそれもおすすめできません。混泳相手としてエビは向いていないでしょう。
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ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖方法とは?
ゴールデンハニードワーフグラミーは水草などに泡巣を作ってそこにメスを誘い、繁殖をします。
ゴールデンハニードワーフグラミーの繁殖行動の流れは?
オスはメスを泡巣に誘い、メスが泡巣に来ると繁殖行動を行い、メスは産卵します。産んだ卵はオスが口に含み、泡巣の中で稚魚になるまで育てます。
ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚の餌は何が良い?
ゴールデンハニードワーフグラミーの稚魚は小さく、育てることはかなり難しいです。餌としては「インフゾリア」などかなり小さなものを用意することが必要です。
ゴールデンハニードワーフグラミーが泡巣を作らない原因は?
稀にゴールデンハニードワーフグラミーが泡巣を作らず、繁殖が行われない場合があります。いくつか原因が考えられ、「水温が高すぎる、または低すぎる」「水質が硬すぎる(軟水が最適)」「水質悪化などによるストレス」などが上げられます。無事に繁殖を成功させたいときはこれらの要因をクリアすることが必要となるでしょう。
ゴールデンハニードワーフグラミーの色揚げ方法は?
ゴールデンハニードワーフグラミーの色揚げにはいくつかの方法があり「水質を軟水にする」「高タンパクな餌を与える」「冷凍餌や生餌を時折与える」「水温を26度~28度に保つ」などが上げられます。いずれも時間がかかるのでじっくり取り組むことが必要です。
ゴールデンハニードワーフグラミーがキスしてる?
ゴールデンハニードワーフグラミーがキスしている場面を見ることがあります。ほほえましいですが実はこれは魚同士の争いであり、主にオス同士で縄張り争いなどで発生するものです。
ゴールデンハニードワーフグラミーの飼育ポイントまとめ
ゴールデンハニードワーフグラミーはこだわりが少なく、飼育しやすい魚です。ただ、ストレスが寿命を縮めることが多いので、特に水質や混泳相手には気を付けるようにしましょう。