アクアリストの悩みの種が、そう景観を損ねる苔。。。
どれだけこま目に拭きとっても、すぐに発生してしまいます。
そんなときには、コケを喜んで食べてくれる生き物を水槽内に入れてあげましょう。
景観を損ねるようなコケも掃除してくれる頼もしい生物の紹介です。
そんな生物の事をアクアリストの間では、生物兵器と呼んでおります。(笑)
それじゃ、今回もいってみよーう。
この記事の目次
苔に対する生物兵器、レッドラムズホーン、実は突然変異で発生した個体
レッドラムズホーン
学名:Indoplanorbis exustus var.
分類:貝
原産地:改良品種
全長:2cm
水温:15 - 28度
水質:弱酸性から弱アルカリ性
水槽サイズ:30cm異常
寿命:1年
飼育難易度:容易
繁殖難易度:容易
混泳難易度:容易
実はこの生物はインド、東南アジア原産の巻貝(インドヒラマキガイ)の突然変異で白化したアルビノ個体を固定し
品種改良したのが本種になります。
このアルピノ個体は全体が赤く染まる美しい貝ですよ。
このアルピノ個体を入れることによって更に水槽がより一層色鮮やかな演出をしてくれる生物兵器。
水槽内の藻類もよく食べてくれますが、どちらかと言うと、水槽内の餌の食べ残しなどを掃除してくれることから
残飯処理能力は非常に優れています。
またこの個体から排泄される糞はバクテリアの良い棲家にもなってくれるんです。
そしてこの個体は塩分にも強いのでグッピー、卵生メダカの飼育などにもよく使われるので重宝される種です。
飼育難易度、混泳難易度も非常に簡単な事でも有名です。
繁殖難易度も非常に簡単、むしろ増えすぎ
(写真引用:charm レッドラムズホーン)
繁殖難易度も非常に簡単です。
どちらかという繁殖難易度が容易すぎて害虫扱いされる可能性も高いほど。
それくらい水槽内でもよく繁殖されるので、水草水槽よりは生態のみの水槽や
ビオトープにも頻繁に使用されます。
レッドラムズホーンは低水温にも耐える事ができるのでビオトープ、鉢でも冬を安易に越すことができるので
ビオトープに年中入れてもまったく問題ないくらい非常に強い貝ですよ。
他の貝の仲間と一緒で雄雌同体なので2匹入れば簡単に繁殖出来ます。
水槽側面や流木にゼリー状の物質に包まれた卵を産み付けます。
繁殖をしたければ水質を弱アルカリ性にすることによって一気に繁殖させることも出来ます。
餌は何を与えればいいの?
基本的に餌は何でも食べてくれます。
また人工飼料も食べてくれますが、特別に餌を与える必要はありません。
水槽内で発生したコケや有機物を食べて生きることができます。
また熱帯魚が食べ残した残飯なども処理して生き延びてくれます。
レッドラムズホーンの飼育難易度はどうなの?
飼育難易度も非常に容易。
水質、水温に対する適応能力が幅広く高く非常に丈夫な貝です。
また万が一水質が悪化すると、水面付近に上がったり、水性がアルカリ性に傾くと
繁殖スピードが物凄く上がりますので水質の参考基準にもなります。
動画は水面を泳いでいるレッドラムズホーン
引用元:youtube レッドラムズホーン
レッドラムズホーンの飼育際するの注意点、特に冬場は注意!
これだけ丈夫な貝ですが1点だけ注意点が冬場の水温低下を防ぐために
ヒーターを使用するかと思います。
そのヒーターに直接貼り付いて火傷により☆になる可能性が高いですので
ヒーターカバーを必ず使いましょう。
レッドラムズホーンの死だけではなく、飼育している熱帯魚の火傷防止にも繋がりますので
景観は少し損なわれますが熱帯魚の事を考えてカバーを使用することをオススメします。
レッドラムズホーンの混泳できる熱帯魚は?
基本的にどんな魚と混泳させて問題ありませんが、混泳に向いてない魚が
アベニーパファー、ベタなどに食べられてしまう可能性があるので注意しましょう。
長年、アクアリストの間では重宝され続けている生物兵器ですので導入するのも検討してみてはどうでしょうか?
レッドラムズホーンはネット通販でも購入が可能です。
いつもの楽天市場もレッドラムズホーンは取り扱っていますね。
編集後記:
今日は自宅付近に新しく出来た中華料理屋に行って来ました。
コスパも良くクオリティの高い中華料理を堪能しました。
やっぱり中華料理は美味しいですね。
今後通い続ける可能性が高いので自重しようかな。
それじゃ、今日はここまで。
またお会いしましょ!
ばいちゃ!