シクリッド

メタリックな輝きが魅力!アフリカンシクリッドの飼育から繁殖・餌まで紹介!

この記事の所要時間: 334

アフリカンシクリッド charm

 

シクリッドの種類は非常に多彩で、最もポピュラーな観賞魚のひとつであるエンゼルフィッシュや、

熱帯魚の王様・ディスカスも仲間のひとつです。

その中でアフリカのマラウィ湖、タンガニーカ湖などを原産とする魚たちは、

アクアリウムの世界で独特の地位を獲得しており、

アフリカンシクリッドと呼ばれ親しまれています。

ここではメタリックな体色が特徴的な、マラウィ湖原産のシクリッドについて紹介していきます。

アフリカンシクリッド飼育の注意点

アフリカンシクリッド wiki

 

最大のポイントは弱アルカリ性の硬水を使用すること。

日本の水道水のほとんどはPH7.0前後の軟水であるため、

PH7.5~8.0程度の硬水を用意する必要があります。

 

硬水はろ過材と底床にサンゴ砂を用いることで作ります。

いきなり魚を投入せず、まず水だけを循環させておくとサンゴ砂から

カルシウムなどの成分が溶け出し、徐々に弱アルカリ性へ水質が傾いていきます。

熱帯魚ショップで流通しているアフリカンシクリッドの多くは中性寄りの水質で繁殖した養殖個体であるため、

さほど高いPH値を必要としません。サンゴ砂を使うだけで飼育に必要な水質を作れます。

ワイルド個体を飼う時や、居住地域の水質の問題でPH値がなかなか上がらない時は、

PH調整剤を使用するとよいでしょう。

 

アフリカンシクリッドの飼育設備

ネオンテトラ 水槽 1

 

アーリーやピーコックなど全長15cm程度の品種をペア飼いするなら

60cm水槽と上部ろ過器の組み合わせで充分です。

多くの種類を混泳させたり、水替えの頻度を減らしたいなら

やはり90cm以上の水槽と外部ろ過器が必要となってきます。

水替え時は急にPHが下がりショックを起こす可能性があります。

小型水槽やバケツにサンゴ砂を敷き、エアレーションして換水用の飼育水を準備しておくと便利です。

ろ過材や底床に用いるサンゴ砂は、徐々にカルシウムが

抜け細かく崩れてしまうので1~2年をめどに交換します。

 

 

アフリカンシクリッドの餌

 

旺盛な食欲を見せ、一般的な人工飼料にもよくなじんでくれます。

生餌は必要としません。

シャープな体型が魅力の魚種であり、消化不良による腹水病を起こしやすい傾向もあるので与えすぎには気をつけましょう。

水槽の中で最も強いオスがエサを独占してしまうので、弱い立場の個体やメスにも行き渡るようにしてください。

 

アフリカンシクリッドの性質

 

 

 

飼育水と並ぶ悩みとなるのが気性の荒さです。

美しい体色を見せてくれるのはボス的な立場にあるオスのみ。

そのためにオス同士、常に激しい縄張り争いを繰り広げています。

弱いオスはややくすんだ体色になってしまうので、本来の魅力を発揮できません。

ペア飼いが無難ですが、メスでも未熟だったり相性が合わないと追い回されてしまいます。

大きめのサンゴ岩を組み合わせ、隠れ場所を用意したり、フェンスで隔離するとよいでしょう。

ろ過設備を充実させ、縄張り争いが起きないほど過密状態にしてしまうのも一策です。

 

アフリカンシクリッドの繁殖

水槽 p

 

多くのアフリカンシクリッドが、メスの口の中で卵を孵化させ一定時期まで育てるマウスブルーディングを行います。

メスが成熟すると腹部が膨らんできます。ペアが水槽の底で円を描くように動き始めたら交尾のサインです。

メスが物陰であまり動かなくなったら産卵に入った証拠でしょう。

注意深く観察すると、口の中に卵や稚魚を確認できます。

稚魚たちが親から完全に離れるまで、メスは餌を一切口にしません。

稚魚が育っていく一方、どんどん痩せていくメスの姿は少し痛々しいですが、

強い母性を感じさせてくれます。

オスは自分の子どもでも遠慮なく食べてしまうので、

独立して泳ぐようになったらすぐに隔離してください。

 

混泳について

 

 

 

弱アルカリ性の硬水を必要とし、

気性も荒いのでアフリカンシクリッド以外の魚種との混泳は不向きです。

同じアフリカンに分類されていますが、

ペルヴィカクロミス・プルケールなど河川産シクリッドもやはり必要な水質が異なるので難しいです。

硬水では水草も育ちにくいので、アヌビアスナナなどごく一部の品種しか入れられません。

 

アフリカンシクリッドの飼育から繁殖のまとめ

女性

 

こうした様々な制約はありますが、やはりアフリカンシクリッドだけが持つ鮮やか体色は魅力的です。

アクアリウム初心者にもぜひ挑戦してほしい魚たちです。

(写真引用元:charm)

 

 

関連記事:アクアテラリウムでオススメしたい陸上・水辺生物をこっそり教えます!

関連記事:犬でもわかる『濾過バクテリア』入手方法・作り方・繁殖・管理方法!さぁ、水を作ろう!

関連記事:パクパクえら呼吸!魚はどうやって酸素を取り入れているの?

よく読まれている記事

カメ s

 

よく読まれている記事:ビオトープでカメを飼育してみよう

 

熱帯魚 s

 

よく読まれている記事:熱帯魚飼育に揃えておこう7つのアクア用品

 

バイオミニブロック

 

よく読まれている記事:水換え不要?エコ・バイオリング/バイオミニブロックの効果は嘘なのか?実際に効果など批評レビューしてみた

 

この記事を書いた人:ひよこ亭

ひよこ亭

 

HN:

ひよこ亭

 
自己紹介:

熱帯魚歴20年。最近は日淡やらんちゅうにも凝り始めました。
好きな熱帯魚:

プレコ、サカサナマズ

関連記事

  1. ラミレジィを飼育しよう!アクアリウム界の万能プレーヤー
  2. フラワーホーンを飼育しよう!幸運を招く縁起のよい熱帯魚
  3. パイクシクリッドを飼育しよう!美しく、飼いやすく、かつ凶暴でもあ…
  4. ルリーシュリンプはどんなエビ?餌の与え方や飼育のコツ
  5. 日々異なる色彩が美しいフィッシュイーターキクラとアイスポット・シ…
  6. アフリカ河川産はシクリッドの宝庫!ペルヴィカクロミス・プルケール…
  7. 地球を食べる雄大な姿を楽しむ!ゲオファーガスの飼育方法
  8. パロットファイヤーを飼育しよう!人間の知恵と工夫のつまった可愛さ…

ピックアップ記事

おすすめ記事

  1. レッドファイヤーシュリンプってどんなエビ?飼育や繁殖について紹介
  2. ロブスターには寿命がない?ロブスターが内臓まで脱皮するのは本当?
  3. エビの抱卵の条件って何?憧れのシュリンプ繁殖
  4. シュリンプの繁殖のコツを伝授します!シュリンプ爆殖の飼育方法
  5. ブルドッググーディドの飼育方法を紹介!怪魚マニアも納得の格好よさ
  6. コーンスネークの飼育方法を伝授します!分布から個展まで紹介!

ピックアップ記事

おすすめ記事

アオダイショウを飼育してみよう!大人しく毒のない身近なヘビ

アオダイショウ(Elaphe climacophora)はナミヘビ科ナメ…

究極の愛の形、雄の壮大な人生と呆気無い最期、オニアンコウの一種を紹介

やぁ、兄弟。調子はどうだい?おとぼけは元気ですぜ。今回も「はじめての深海魚シリーズ」の紹介で…

エンゼルフィッシュの飼育ノウハウを伝授します!水槽・水質・餌・混泳

エンゼルフィッシュと言えば、ネオンテトラと並んで非常…

これから水草を植える人は読んでおきたい!グロッソスティグマの導入・育成方法

水槽内にきれいな緑の絨毯を作りたい!そう思ったことはありませんか…

レッドファイヤーシュリンプってどんなエビ?飼育や繁殖について紹介

(エビ)レッドファイアーシュリンプ(5匹) 北海道航空便要保温水草のグリー…

【1匹で増殖する】ミステリークレイフィッシュの飼い方

ざりがに 水槽 熱帯魚/ ミステリーザリガニ (ミステリークレイフィッシュ) 約4cm 【生体】…

おすすめ記事

  1. ミナミヌマエビとレッドチェリーシュリンプ、レッドファイヤーシュリンプなどの亜種
  2. クラウンローチ飼い込みガイド!横になって眠る姿に癒される♪
  3. コリドラスってどれだけの種類がいるの?図鑑編その2
  4. 熱帯魚の隠れ家、餌、鑑賞、テラリウムなど幅広く利用できるコケ!ウィローモスの紹介
  5. 淡水産二枚貝の飼育にチャレンジ!砂の中にビール酵母の錠剤!?
  6. 水槽水の水質も大切、水質検査のやり方
PAGE TOP