(熱帯魚)フラワーホーン ラピスラズリ Sサイズ(1匹) 北海道航空便要保温
フラワーホーンは風水思想でラッキーカラーといわれる色をすべて備えていることから、
華僑を中心にアジアの人々から「幸運を招く魚」として珍重されてきました。
立派な個体は時に数千万円で取引されるといわれています。
値段はともかく、お気に入りの一匹を招いて、福も呼び込んでみませんか?
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この記事の目次
フラワーホーンの基本情報
(熱帯魚)フラワーホーン ラピスラズリ Sサイズ(1匹) 北海道航空便要保温
フラミンゴ・シクリッドなど南米産中型シクリッドを交配させて生まれた改良品種。
全長30cmほどまで成長し、フラミンゴ・シクリッドの特徴である頭部のコブをそのままに、
他種からの複雑な体色を受け継いでいます。
個体によってコブの大きさ、体色はまちまち。
アジアアロワナやらんちゅうと同じく個体の優劣によって、
数百円から数百万円まで価格が大きく変わります。
フラワーホーンの飼育情報
(熱帯魚)フラワーホーン ラピスラズリ Sサイズ(1匹) 北海道航空便要保温
養殖の盛んな改良品種だけあり、飼いやすさは抜群。水質、餌ともに選り好みしません。
水質悪化にも強い魚ですが、余裕を持ったサイズの水槽とろ過器を用意しましょう。
寄生虫のつきやすい面があるので、予防のため水温を高めに設定します。
フラワーホーンの選び方
優良なフラワーホーンの条件は主に下記の6つです。
・頭部のコブがよく発達していること。
・目が赤いこと。
・ひれがよく伸び、欠けや傷のないこと。
・赤を主体によく発色していること。
・青いスポット(珍珠)が強く出ていること。
・しっかりした体形であること。
これらの素質は若魚のうちからあらわれているので、
そのためまだ小さくても10万円単位の値段がつけられているのです。
金額だけでつい腰が引けてしまいそうになりますが、
ネットや書籍で自分の理想とする成魚の姿をイメージし、その特徴が出ている若魚を選びましょう。
ひとつの水槽で複数飼育しているショップの場合、
ボス個体におびえて本来の体色を出せていないものもいます。
単独飼育で飼い込むと思いがけず見事な個体に成長する場合もあるのである。
もちろん、さらに高額になりますが既に完成されている成魚を手に入れるのも一手段です。
上記の条件に左右されず、安くとも自分好みの個体を見つけて丁寧に育てていく楽しみ方もあります。
コンテストだけがフラワーホーン飼育のすべてではありません。
人懐っこいフラワーホーンとの生活を楽しみたいものです。
フラワーホーンの水槽
60cmレギュラー水槽でも飼育可能ですが、遊泳力が強いため90cmサイズを用意したいところです。
照明をやや暗めにした方が鮮やかな体色を楽しめます。
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フラワーホーンの水質
改良品種であるため、中性を基本として幅広い水質に順応します。
カルキ抜きした水道水で大丈夫です。
水を汚しやすい反面、水質悪化に強いのが特長です。
汚れたからといって急に大量換水すると、急激な水質変化でショックを起こす危険性があります。
フラワーホーンに限っては、水質の急変にも強いタフさがあります。
大食漢でフンも大量なので、外部フィルターなど強力なろ過システムを準備しましょう。
28~30度とやや高めの水温で管理します。
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フラワーホーンの底砂
管理の楽なベアタンクをおすすめします。
水草は植えても引き抜かれてしまいますが、赤とブルーの体色に、水草のグリーンはよく映えます。
ショップ販売時のポットのまま入れてしまうのもアリでしょう。
フラワーホーンの餌
大食漢で知られるオスカーと同じ中型シクリッドの仲間なので、餌は選り好みしません。
熱帯魚はもちろん、錦鯉や金魚用の人工餌もよく食べます。
生餌はさらに大好物です。
ただし、シクリッドは過食、消化不良による腹水病を起こしやすいので注意しましょう。
よく食べるからとたくさん与えすぎず、量を控えめにして1日の給餌回数を増やすのがポイントです。
給餌量を増やせば成長速度も早まりますが、体形が崩れやすくなるデメリットもあります。
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フラワーホーンの混泳
気が強いので同種、多種問わずケンカを仕かけます。
混泳は原則として考慮しません。
観賞魚の中でもとりわけ各個体の優劣が重視される魚種ですので、
ひれや体表に傷をつけない意味でも単独飼育が前提となります。
フラワーホーン飼育のまとめ
フラワーホーンはとても賢い魚です。
飼育者を見分けるのはもちろん、餌をねだったり、
頭をなでてもらって喜ぶといった犬猫のようなしぐさを見せます。
一緒に遊んであげれば自分の心も穏やかになっていくはず。
そんなところも「幸運を招く魚」と呼ばれている理由かもしれません。
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