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レッドビーシュリンプの抜け殻を発見!放置しても大丈夫?

2018年8月27日

レッドビーシュリンプ

 

レッドビーシュリンプを飼育していると、水槽内に白っぽい抜け殻をよく見かけます。

初めてみた時は死んでしまったエビかと思ってドキドキしますが、心配ありません。

抜け殻を見かけるということは、エビが順調に成長している証拠でもあるのです。

今回はレッドビーシュリンプが成長の過程で見かける、抜け殻について解説します。

抜け殻についてはレッドビーシュリンプに限らず、淡水のエビなら全て同じように考えて大丈夫です。

 

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レッドビーシュリンプは脱皮を繰り返して成長していく

 

レッドビーシュリンプは脱皮を繰り返して大きく成長します。

脱皮にはカルシウムをはじめとするミネラルが必要です。

なので、極端にミネラルが不足している軟水状態の水槽でなければ、エビの抜け殻は良くみるものです。

抜け殻を見かける=エビが順調に成長しているということなので、

抜け殻を見て心配する必要はありません。

 

レッドビーシュリンプの抜け殻は貴重なカルシウム源

 

大量の抜け殻をみると、水を汚す原因になるんじゃないかと心配になりますよね。

レッドビーシュリンプは水質悪化に弱い種類なので、特に気にかけてしまいます。

エビの抜け殻は、水質を悪化させる大きな原因にならないので、わざわざ取り除く必要はありません。

むしろ脱げ殻は、エビの貴重な食料になります。

抜け殻を観察していると分かるのですが、

エビが群がって抜け殻をツマツマ食べている様子を良く見ます。

抜け殻にはエビにとって貴重なカルシウムが含まれているので、大事な栄養補給の場にもなるのです。

成体のエビは、カルシウムを初めとするミネラルを水中から直接補給できますが、

幼体の稚エビはそれが上手くできません。

なので稚エビは食べ物からのミネラルを補給を必要とするのです。

抜け殻は稚エビにとって重要なミネラル補給の場になるので、神経質に取り除く必要はありません。

 

レッドビーシュリンプの成長速度を上げる方法

 

産まれたばかりの稚エビは、全てが成体まで大きくなる訳ではありません。

中には生まれながらにして病弱な個体や、栄養が足りずに弱ってしまう個体もいます。

レッドビーシュリンプの飼育で抱える大きな課題は、稚エビの生存率を上げることです。

抱卵までは辿りついても、生まれた稚エビを成体まで育てるのができないという人が多くいます。

稚エビの生存率は水槽内の環境にも多く作用されますが、中でも水に含まれる栄養素は重要です。

レッドビーシュリンプは脱皮を繰り返して成長していくと解説しましたね。

栄養が不足している水中では、脱皮に必要な栄養を蓄えるのに時間がかかります。

つまり栄養素が少ない水質では、

レッドビーシュリンプの稚エビの成長スピードが遅くなってしまうのです。

稚エビの生存率を上げるには、なるべく早く成体まで成長させる必要があります。

エサはもちろんですが、水の中に含まれる栄養素につても考えてあげましょう。

レッドビーシュリンプに必要な栄養素を含んだ溶剤が、各メーカーから販売されています。

適切な容量を守って添加してみてください。

エビの成長速度が上がり、抜け殻を沢山見かけるようになるはずです。

 

レッドビーシュリンプの脱げ殻についてまとめ

 

レッドビーシュリンプの抜け殻について解説しました。

頻繁に抜け殻を見かけるのは、悪い事ではありません。

むしろ水槽内の環境がレッドビーシュリンプにマッチして、

良好な環境を維持できていると言えるでしょう。

エビ達が順調成長している証です。

レッドビーシュリンプの抜け殻を見かけた時は、

ああ、成長しているんだな~という気持ちで見守ってあげてください。

もし頻繁に見かけていた抜け殻を見なくなった場合は、栄養が足りないか、水質が悪化しているかです。

どちらにせよ、レッドビーシュリンプの飼育に最適な環境から外れている可能性があります。

抜け殻は、レッドビーシュリンプにとって良い環境銅貨を計る指標の1つでもあるのです。

 

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