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【奮闘記】エビ飼育必見!育て方のコツ・記録

2016年11月19日

ヤマトヌマエビ f

 

エビ飼育の初心者が水合わせから1ヶ月間の奮闘記をご紹介いたします。

エビ飼育のご参考にしてください。

生体は、レッドビーシュリンプ4匹、レッドチェリーシュリンプ3匹、

ヤマトヌマエビ2匹、得体のしれないエビの稚魚1匹、石巻貝1匹です。

フィルターは底面濾過式、

底砂はソイル+5色石、エアーレーション有、流木有、水槽は35cmタイプです。

 

はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら

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毎日の飼育の記録

 

 

室温、水温、飼育水の水質の管理、水替え実施の有無、

水草の状態、エアーレーションの調整、生体の状態を毎日記録しました。

水質の管理は、

  • TDS値測定(200ppm以下に管理)、
  • pHの測定(7.0付近、大きな変動がないこと)

を行いました。

記録票はこちらです。

 

エビ記録飼育

 

毎日の記録で理解したこと

 

  • 飼育水の不純物濃度

約10~20ppm/週 増加します。

例えば159ppm→170ppmに変化します。

生体数が多い場合は175ppm→196ppmになります。

 

このことから水替え(補充)は2~3週間の間隔で行うのがよさそうです。

TDS上限は200ppmを目安に水替えを行います。

 

<水替え方法>

 飼育水から4L(約1/3)をポンプでバケツに吸い上げ、

代りに準備した新しい水を時間をかけて徐々に補充します。

急に新しい水を加えると、水質の急変から、

ヌマエビ達は驚いて水面⇔ソイルを上下し、最悪死滅します。

水質が変わるとエビは脱皮するとがあるようです(約50ppm/2L変化します)。

抜けがら複数発見!

 

  • 飼育水のpH

6.8~7.0~7.5になります。

最初の水合わせ時はソイルが新しいので6.8でしたが徐々に7.0⇔7.5に上昇しました。

原因は

  • 水草、苔の追加、
  • エアーレーションの関係、エアーリフト量の影響、
  • 気温(室温)の変動

が考えられます。

室温が急に上昇すると飼育水のCO2が空中に放出されることからpHが上昇するようです。

pH7.3/19℃ ⇔ pH7.5/24℃

 

水草も成長にCO2が必要であることからpHが上昇します。

エアーレーションを強くすると、飼育水からCO2が多く放出されpHが上昇します。

底面濾過フィルターのエアーリフトを強くすると、

フィルターの生物濾過の効果が薄れ、硝化菌の働きが鈍りpHが上昇するようです。

 

レッドビーシュリンプは弱酸性~中性が適するようですが、

現状の値でエサを良く食べていますから、この数値で大丈夫と思いました。

 

最近エビを購入したショップの飼育水はpH8近くありました!

 

ヌマエビの食事の与え方

 

最初に選んだエサは、沈下性のクランブラタイプ(エビさんが持ち運び食べる)です。

確かにエサを抱きかかえて食べますが、途中で食べるのをやめてしまうのを見かけるようになり、

後に、すり鉢で細かく擦りこみました。

パウダー状になったエサは、量は少な目でも飼育水に触れると、少し膨張しエビさんが

食べやすい大きさになります。フレーク状のエサも少し混ぜています。

 

パウダー状のエサはこちら

 

パウダー

 

エサは朝に一度あげます。前日の食べ残しがある場合は、食べるまで見送ります。

ヌマエビは流木に常駐していますが、

エサを食べる時はソイルの広いところでウイローモスの上のエサを好んで食べているようです。

光合成で酸素の泡が出ていますからお気に入りのエサ場?のようです。

 

ビーシュリンプ

 

エビ飼育必見!育て方のコツ・記録のまとめ

 

 

いかがでしたか。

毎日記録することで、いろいろなことを学ぶことができました。

管理しているのは2水槽です。

エビヌマ科メインの水槽は、小型なので、pH等の影響が大きく出ます。

先日、pHダウン液を投入したところ、短時間ですがpH5以下になり焦りました。

 

1ヶ月の間に死滅させてしまったのは

レッドビーシュリンプ2匹、レッドチェリーシュリンプ1匹、ヤマトヌマエビ0匹

で、いずれも水替えの後でした。

最初はドボッと一気に2~4L新しい水を入れ替えていましたが、それが良くなかったようです。

pHダウン液の使用も中止しています。

現在は、可能な限りゆっくり水交換を行っています。

水質の大きな変化は命とりです。

pH数値は7.0越えでもあまり気にしなくなりました。

2週間以上死滅ゼロです!

 

この経験を次に生かしたいと考えています!

 

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