ネオンテトラ

ネオンテトラは厳しい冬はどう過ごす?ネオンテトラの越冬対策

2022年1月24日

ネオンテトラ 大群 群れ

 

 

ネオンテトラという魚は、体色が非常にきれいなので、アクアリウムでも大人気となっています。比較的に飼育の難易度も低めとされているので、初心者の人も、まずは見た目からということで、この魚からチャレンジしてもいいのではないでしょうか?

 

しかし、アクアリウムでの難関の一つといえば「越冬」です。自然界の動物もそうですが、寒い時期は魚たちにとっても厳しいんですね。ということで、ここでネオンテトラの越冬対策について紹介します。

 

いろんな店で安い値段で購入できるネオンテトラ

熱帯魚の王様 ネオンテトラ

 

ネオンテトラはアマゾン川原産の、3センチくらいの小さな熱帯魚です。特徴的なのがその色で、ネオンのように光沢が鮮やかなのでこの名前がつけられています。この体色に魅了されて、アクアリウムで飼ってみたいという人も多いでしょう。素人目にも、一目できれいとわかる色鮮やかさ!

 

年間を通して安い金額で購入できて丈夫な体で飼育もしやすいので、アクアリウム初心者の人もチャレンジできる個体となっています。ネオンテトラのお値段は、1匹90円〜100円というほどの安さ。

 

 

 

こんなきれいなネオンテトラが、こんなに安くていいの?という感じですね!

 

ただし、ほとんどは10匹単位で売られているようです。ホームセンターやアクアリウムショップ、最近はネット通販等で売っています。個体を選ぶなら、元気よく泳いでいる個体にしましょう。平均寿命は3年くらいですが、水槽できちんと飼育していれば長生きしてくれるとされていて、8年生きたネオンテトラもいるんだとか。

 

ネオンテトラの冬はどうやってケアする?

ネオンテトラ f

 

せっかくネオンテトラを飼育するんだから、やはり病気などではなく天寿をまっとうさせたいですよね。アクアリウムで気を付けないといけないのが、冬の季節についてです。動物の世界でも冬眠といって、クマのように眠って過ごす種類もありますね。この時期は寒くいのでそれにあわせて水槽の温度も下がっていきます。

 

そのため、飼育している熱帯魚たちの「越冬」対策が必要になります。ネオンテトラといえばもともとは南米のアマゾン川に住んでいた魚なので、日本の冬場の低い水温はきびしいものがあります。ネオンテトラの好む水温は25度くらいとされているので、飼育できる水温は20度から28度。

 

熱帯魚だけでなく、生物というのは15度より下の温度になると活動的でなくなり、食べ物も食べなくなっていきます。ネオンテトラも、このような水温だと自慢の体色も薄くなってしまうので、これはやはり絶対にさけたいところですね。そのため、水温が下がる冬場は水槽用ヒーターを使って水温を25度にキープする必要があります。

 

ということで、ネオンテトラの越冬対策として、「水槽用ヒーター」は必須アイテムということを覚えておきましょう。

 

 

部屋のエアコンでも不可能ではないですが【ネオンテトラの冬対策】

 

部屋でエアコンを使っていて、常時25度にしていればいいんじゃないかな?と思う人もいるかもしれません。しかし、これだとおおまかな越冬対策になります。なぜかというと、エアコンでは水槽の温度は不安定で、水槽の水が蒸発することで気化熱で水温も下がるので、一定の温度というわけにはならないからです。

 

一定の温度にならないと、ネオンテトラの体力が奪われて病気になりやすくなってしまうので(急激な水温の変化で死んでしまうこともあります)、万全を期したいならやはり水槽用ヒーターが必要になります。水槽用ヒーターを設置すれば、あとは毎日水温を確認するだけで、維持することが難しい夏場の水温管理と違って、特ににこれといったことはしなくてよいでしょう。

 

 

ネオンテトラには水槽用ヒーターがおすすめ

 

 

ネオンテトラの越冬対策についてでした。ネオンのように色鮮やかなネオンテトラはアクアリウム入門用としてもおすすめとされている熱帯魚ですが、熱帯の魚だけに、低い水温は苦手なんですね。日本の冬場のように寒いと、水温もそれにあわせて低くなってしまうので、冬場は水槽用のヒーターを使って、ネオンテトラが好む25度をキープするようにしましょう。

 

部屋のエアコンを使って水温管理をすると水質の維持が不安定になるし、お金もかかりますね。

 

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