まめの日常ライフ 熱帯魚 観察日記

コリドラス・ステルバイを飼育する上で最適な底床選び

2015年2月8日

Corydoras_sterbai_02

 

さて、前回、コリドラス・ステルバイについて紹介しましたが、これを飼育する上で最適な環境についてこれから話していこうと思います。

今回は底床についての話から始めたいと思います。

 

コリドラス・ステルバイが好む水質は?

 

 

まず、コリドラス・ステルバイですが、こちらは弱酸性から中性付近を好む魚です。

なので極力、pHは7.0付近になるようにしてあげるのがベストかと思います。

ただ、コリドラスの底床を選ぶ上で大切なのはpHではないと思います。

 

 

コリドラスで大事なのはひげ

 

 

コリドラスは前回紹介したとおり、ひげが重要な働きをしています。

なので、これが傷つかないような、うまく使えるような底床選びをしてあげる必要があります。

 

熱帯魚を飼う上で一番一般的な底床はソイルだと思いますが、これとの相性は普通と言ったところになります。

pHを弱酸性に保つのでそういった意味では飼育しやすいのですが、土のつぶが大きいので餌を探しにくかったり、ひげが傷ついたりとあまりいい影響を与えないように思います。

同じソイルでも粒の小さいパウダータイプを使うのはいいと思います。

ただ、値段が高くなりますので、敢えてパウダータイプのソイルを使う必要があるかは疑問です。

 

他には大磯砂がありますが、こちらの相性は最悪だと思います。

pHも弱アルカリに傾きやすいですし、粒も大きく、鋭く尖った粒もありますし、コリドラス・ステルバイがひげを傷つける可能性は十分あります。

他の熱帯魚と混泳させていて、コリドラスがメインの魚ではないという条件でもない限り、大磯砂を使うメリットはないかと思います。

 

 

 コリドラス・ステルバイと相性の良い底床「田砂」

 

また、田砂という底床もありますが、こちらはコリドラス・ステルバイと相性がもっともよい底床になると思います。

pHは中性付近になりますので、全く問題無いですし、粒も非常に細かいため怪我の心配がないです。

 

なので、コリドラスをメインに飼育する方の多くはこの底床を使っています。

これから、コリドラス・ステルバイを飼育しようと考えている方はこの底床を使えばまず間違いないかと思います。

 

 

田砂のデメリット

 

 

ただ、田砂は水草との相性が非常に悪いため、水槽が殺風景になりがちです。

それを改善する方法についてはまた、近いうちにお話しようと思います。

 

このように、一番、飼育に適した底床は田砂になるかと思います。

これから、コリドラス・ステルバイを飼育する方はぜひ、田砂を使って飼育を始めてみてはいかがでしょうか?

 

 

田砂は楽天市場・アマゾンなどネット通販でも購入が出来ます

近場にアクアショップ・ペットショップがない方はネット通販を利用することもオススメです

 

関連記事:コリドラス・ステルバイの魅力と飼育方法について

 

この記事を書いた人:まめ

アクアリスト まめ

アクアリストライター:

まめ

自己紹介:

60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)

好きな熱帯魚:

コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ

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