前回は、コリドラス・ステルバイを飼育する上で最適な底床について話していきましたが、今回は、最適なフィルターについてお話しようと思います。
前回記事:コリドラス・ステルバイを飼育する上で最適な底床選び
この記事の目次
コリドラスの最適なフィルターとは?
一言でフィルターと言っても、外部フィルター、上部フィルター、外掛けフィルター、スポンジフィルター、底面フィルター、投げ込み式フィルターといろいろあります。
今回は順を追って、その相性を説明したいと思います。
コリドラスに外部フィルターはどう?
まず、外部フィルターですが、相性はまずまずだと思います。コリドラスは大漢食なので、できるだけフィルターの性能は高いほうがいいです。
そういった意味では、外部フィルターという選択肢はありだと思います。
また、コリドラスを飼育するとき、底床は田砂を使うことが多いですが、これも外部フィルターとの相性が悪くありませんので問題無いです。
外部フィルターのデメリット
悪い点といえば酸素が供給されにくいことくらいだと思います。
コリドラスは底面付近を泳ぐ魚なので、できるだけ水槽全体に酸素が行き届いている状態が望ましいです。
そういった意味では、外部フィルターは相性が悪いかもしれませんが、これはエアレーションを別途追加することで補えるのでそれほどデメリットにはならないかもしれません。
ただ、外部フィルターは水草と相性のいいフィルターなので、
水草と相性の悪いコリドラスの水槽でわざわざこのフィルターを選ぶ意味はそれほどないかもしれません。
コリドラスと上部フィルターは?
また、上部フィルターですが、こちらはコリドラス・ステルバイを飼育する上で最も適したフィルターになるかと思います。
上部フィルターは非常に濾過能力が高く、酸素供給も同時に行う優れたフィルターです。
熱帯魚をメインに飼育するとき、多くの熱帯魚にとってこのフィルターが最適になりますが、
それはコリドラス・ステルバイも例外ではありません。
上部フィルターのデメリット
このフィルターは水草との相性が悪いのがデメリットですが、コリドラス自体が水草と相性が悪い魚なので、水草は諦めると考えるとむしろデメリットになりません。
また、外掛けフィルターは、濾過能力が低いため、コリドラスの飼育には少し不安が残るかと思います。
酸素供給は問題ありませんが、これを買うくらいなら上部フィルターを購入した方がいいでしょう。
コリドラスに適したフィルターのまとめ
小型の水槽でコリドラスを1,2匹飼育するのなら使ってもいいかもしれません。
このように、最も適したフィルターは上部フィルターだと思います。
その他のフィルターについてはまた、次の記事でお話しようと思います。
関連記事:水換え不要?エコ・バイオリング/バイオミニブロックの効果は嘘なのか?実際に効果など批評レビューしてみた
この記事を書いた人:まめ
アクアリストライター:
まめ
自己紹介:
60cmの水槽で水草を、36cmの水槽で海水をやってます。実は、もう1本25cmキューブ水槽を持ってますが、現在は倉庫にて休暇中です(笑)
好きな熱帯魚:
コリドラス・ステルバイ、ミニブッシープレコ、ヤエヤマギンポ