陸上部分に使用する植物で私がオススメしたいのは
【できるだけ成長が遅く、大きくなりにくい植物】です。
縦に大きくなってしまうと照明よりも植物の背丈のほうが高くなってしまったりします。
トキワシノブ
シダ系の植物なので強い光は必要ありません。
むしろ明るめの日陰くらいのほうが成長しやすいほどです。
もともと小さなシダ植物なので大きくなりすぎて困ることはないでしょう。
根周りが乾燥してから湿らせる程度でも構いませんが、
常時湿らせていても枯れることはありませんのでアクアテラリウムとの相性は抜群です。
ただし水没させると枯れてしまいます。
タマシダ
タマシダはネフロレピスとも呼ばれています。
タマシダにはいろんな種類があり、一般的なシダ系植物と同じような葉をしているものもあれば、
黄色の斑が入るものもあったり、葉の先端が尖っておらず丸みを帯びているものまであります。
タマシダの葉っぱは高温多湿に弱いので夏場には葉っぱ部分をわざわざ霧吹きなどして湿らせないようにします。
ヒポエステス
ヒポエステスは画像のようにカラフルな色・柄をしており、
比較的地味な色合いになりやすいアクアテラリウムに色を添えてくれます。
もともとハイドロカルチャーとしても育成されている種類なので湿り気には非常に強く、
アクアテラリウムに向いています。
また縦に伸びるよりも横に広がるように成長していくのでその点でもアクアテラリウムに向いているといえます。
ガジュマル
ガジュマルは丈夫で育てやすく、特徴的な形をしていて面白味もある植物です。
光が少なくても育成することが可能ですし、根っこも湿気に強いためアクアテラリウムでも育成が可能です。
ただし根や茎が完全に水に浸かってしまうと根腐れしたり枯れたりすることもあるのでそこだけ注意しましょう。
ワイヤープランツ
こちらも光が弱くても成長します。
ワイヤープランツは比較的成長が早いのですが、
這うように増えたり、水槽から垂れるように成長します。
成長の仕方はアクアテラリウム向きですが、
常に湿っている土に植えると根腐れしてしまうので比較的乾燥しやすい場所に置きましょう。
エキノドルス(侘び草)
(写真引用元:http://image1.shopserve.jp/petshop-buddy2.com/pic-labo/P1140485.JPG?t=20110927101356)
侘び草は水中に沈めても成長が可能なもので、エキノドルスという水草も使用されます。
水中だけではなく水上であっても根がしっかり湿った場所にあれば成長していくことが可能です。
エキノドルスはもともと強い光を必要としないこともありアクアテラリウムでとても使用しやすい植物です。
クリプト(侘び草)
先に紹介したエキノドルスの侘び草のクリプトバージョンです。
クリプトも水草として有名な種類で本来より比較的丈夫な種類です。
陰性植物ともいわれる光をあまり必要としない種類でもあるので日陰になるような場所にも置くことができます。
侘び草なので根はしっかり湿った環境が適しています。
スギゴケ
スギゴケは直立する茎に細い葉っぱが無数につきます。
見た目がスギの木に似ていたことからスギゴケと呼ばれるようになりました。
スギゴケはコケの中でも乾燥に非常に弱いので常に湿らせた環境になるように注意しましょう。
高温に弱いので夏場は新鮮な水が循環するように水中ポンプなどを使うなどして水が常にかかるようにしましょう。
コケの種類の中では比較的強い光がないといけないので日陰になりにくい場所に張り付かせます。
ウィローモス
ウィローモスは乾燥に弱いので常に湿らせておける環境に置くようにしましょう。
流木や石の上に置いてしっかり湿らせておけばそのうち活着してくれます。
鑑賞用だけではなく、水上植物の根の上に敷いて保湿させたりするためにも使用されたりもします。
アクアテラリウムの動画
小型アクアテラリウムですが、綺麗ですねぇ〜。
癒やされます。
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この記事を書いた人:meganuma
自己紹介:現在は900×600×450水槽で主にプレコ飼育と金魚鉢で金魚飼育、ビオトープで水辺植物やメダカ飼育をしております。
好きな熱帯魚:アシュラプレコ・アカリエスピーニョ・キングコングパロット、挙げればきりがありませんね。