(熱帯魚)ペルヴィカクロミス・プルケール(ペルマト)(3匹) 北海道航空便要保温
南米大陸と並んで、アフリカも美麗なドワーフ(小型)シクリッドの宝庫です。
特に河川産の魚種は特別な飼育水を用意する必要がなく、性格も穏やかなのでおすすめです。
ペルヴィカクロミス・プルケールを中心にアフリカ河川産シクリッドをご紹介しましょう。
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この記事の目次
アフリカ河川産シクリッドの基本情報
ペルヴィカクロミス・プルケールは、
ペルマトの別名でも知られるポピュラーな観賞魚です。
全長10cmほどまで成長し、オス、メスとも黄色と黒のストライプ、尾びれのスポットが鮮やかです。
繁殖期を迎えると腹部の赤みがさらに増し、インパクト抜群です。
アフリカ中部のナイジェリアやカメルーン原産ですが、
東南アジアでブリードされた個体がコンスタントに流通しています。
アフリカ河川産シクリッドの飼育情報
同じアフリカン・シクリッドでも、マラウィ湖、タンガニーカ湖など湖産シクリッドと違い、
弱アルカリ性の硬水は必要ありません。弱酸性~中性の飼育水を用います。
砂利を掘り起こす習性もないので水草水槽にもマッチします。
ペア飼いなら繁殖を狙えますし、群泳も見ごたえがあります。
アフリカ河川産シクリッドの水槽
ペア飼いは45cmから、複数飼育なら60cmのレギュラー水槽から飼育できます。
流れの緩やかな場所に棲んでいるので、強い水流は必要ありません。
飼育数が少なければスポンジフィルターで対応できます。
上部フィルターの場合は吐水口を壁に向けて水流を弱めてやります。
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アフリカ河川産シクリッドの水質
カルキを抜いただけの水道水でも大丈夫ですが、
より美しい体色を目指すなら現地の水質に近い弱酸性の軟水を作ります。
ろ材にピートモスを用いることで硬度とPHを徐々に下げていきます。
同様の効果を持つマジックリーフを沈めておけば、よい産卵場所にもなります。
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アフリカ河川産シクリッドの底砂
水質を弱アルカリ性に傾けるサンゴ砂以外ならどれでも大丈夫です。
こだわるならナイジェリアのニジェール川をイメージさせる赤茶色のソイルに、
アヌビアス・ナナなどアフリカ産水草の組み合わせがおすすめ。
アフリカ河川産シクリッドの餌
現地では藻などを主食としているペルヴィカクロミス・プルケールですが、
一般的な人工飼料によく餌付きます。
腹部の赤みをより鮮やかにしたいなら、ブラインシュリンプをメインにしましょう。
市販の色揚げ用飼料も一定の効果があるようです。
水槽に時折、大発生するスネール(巻貝)をよく食べてくれるので重宝されます。
スネール退治のためだけにペルヴィカクロミス・プルケールを導入する人もいるほどです。
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アフリカ河川産シクリッドの混泳
南米やアフリカ湖産に比べ気性は穏やかです。
たまに小突く程度でほとんどテリトリーを主張しません。
アフリカ河川産シクリッドだけに絞って様々な品種をひとつの水槽でコレクションできます。
ランプアイ、サカサナマズなどアフリカ原産の魚だけで揃えた水槽も楽しいでしょう。
その他のアフリカ河川産シクリッド
(熱帯魚)アノマロクロミス・トーマシー(2匹) 北海道航空便要保温 |
アノマロクロミス・トーマシー
頭部に入る黒い縞と、メタリックな青いスポットが特徴的。
スネールの掃除屋として知られていますが、
ペルヴィカクロミス・プルケールに比べやや気の荒い面が見られます。
繁殖は容易です。
(熱帯魚)レッドジュエルシクリッド(約4-5cm)<1匹>【水槽/熱帯魚/観賞魚/飼育】【生体】【通販/販売】【アクアリウム】 |
レッドジュエルシクリッド
赤をベースとした体色に、青いスポットを宝石のようにちりばめた美しい品種です。
あまり活発に泳ぎ回る方ではないので、
ランプアイなど群泳する魚と組み合わせるとより映えるでしょう。
熱帯魚 観賞魚 ナノクロミス トランスヴェスティトス 1P |
ナノクロミス・トランスベスティタス
ゼブラ模様の体色で、エラぶたにはブルーグリーンの発色が見られます。
ペルヴィカクロミス・プルケールに比べスリムで細長い体形で、
ハゼに似たユーモラスな顔立ちが特徴的です。
アフリカ河川産シクリッドの飼育動画
アフリカ河川産シクリッド飼育のまとめ
アフリカ河川産シクリッドはペアでじっくり飼育すると比較的容易に繁殖まで持ち込めます。
産んだ卵をオスが片端から食べてしまう魚も多い中、
これらのタイプはペアで稚魚を守り育て、親子で泳ぐ姿を見られるのが魅力です。
熱心なファンの多いアピスト(南米産ドワーフシクリッド)に比べ、
アフリカ河川産シクリッドはまだまだ。
もっと多くの方に知ってもらいたい魚たちです。
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