(熱帯魚)バンブルビー・フィッシュ(4匹) 北海道航空便要保温
バンブルビーゴビーは成長しても約3cm前後。
個人が飼育できる最小サイズの熱帯魚でしょう。
鮮やかな黒と黄色のストライプ。バンブルビー(熊蜂)とはまさに言いえて妙です。
愛らしい水中の熊蜂をぜひお手元に置いてみてください。
この記事の目次
バンブルビーゴビーの基本情報
バンブルビーゴビーはインド、東南アジアの淡水~汽水域に棲息するハゼの仲間です。
バンブルビーフィッシュとも呼ばれています。
淡水と海水の混じった汽水で飼育するものをバンブルビーゴビー、
純淡水で飼えるものをフレッシュウォーター・バンブルビーゴビーと大別していますが、
両者の分類はあいまいで、ショップによってはバンブルビーゴビーを淡水飼育で販売している場合もあります。
購入前にどんな水質、環境で管理していたか確かめておきましょう。
ここではバンブルビーゴビー、
フレッシュウォーター・バンブルビーゴビーの両種についてご紹介します。
はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら
バンブルビーゴビーの飼育情報
汽水の場合は1/5~1/4程度の海水を用意します。
代表的な汽水魚として知られるミドリフグほど高い塩分濃度は必要としないようです。
淡水なら中性~弱アルカリ性をキープします。
「ゴビー」の名前がつくハゼの仲間に共通する性質ですが、
縄張り意識が強く、同種多種を問わず噛みついてきます。
名前の由来となった黄色と黒のストライプには個体差があり、
茶色がかった黄色と濃褐色というややコントラストの弱い組み合わせもあります。
店頭で選べるなら、好みの柄の個体を指定しましょう。
バンブルビーゴビーの水槽
成長しても3cmほどなので、小型インテリア水槽でじゅうぶん飼育できそうに思えてしまいますが避けた方が無難。
バンブルビーゴビーの縄張りとして狭すぎ、
複数飼育の場合、ケンカが絶えなくなってしまうからです。
60cmサイズなら複数匹で飼育しても比較的落ち着きます。
関連記事:【初心者でも分かる】もう迷わない!自分に合った水槽の選び方
関連記事:失敗したくない!賢い「水槽台」の選び方!
バンブルビーゴビーの水質
原則的にバンブルビーゴビーは汽水(1/5~1/4海水)、
フレッシュウォーター・バンブルビーゴビーは淡水で飼育します。
淡水飼育の場合は底砂やろ過材にサンゴ砂を用いて水質を弱アルカリ性に傾けておきます。
バンブルビーゴビーはかなり幅広い水質に適応でき、
同居魚に合わせた弱酸性の水質で長期飼育に成功しているケースや、
淡水から汽水に移行させた例、その逆もあります。
ハゼといえば汚れた海に生きるイメージですが、バンブルビーゴビーは溶存酸素量の多い水を好みます。
ろ過器とは別にエアレーションを加えておきましょう。
エアレーションの代わりに底面ろ過を遣えば管理がぐっと楽になります。
関連記事:水槽水の水質も大切、水質検査のやり方
関連記事:犬でもわかる『濾過バクテリア』入手方法・作り方・繁殖・管理方法!さぁ、水を作ろう!
バンブルビーゴビーの底砂
底層を遊泳する傾向が強いので、底砂を敷いた方が見た目も落ち着きます。
ベアタンクでも問題ありません。
バンブルビーゴビーの餌
冷凍ミジンコや冷凍ブラインシュリンプを与えます。
冷凍アカムシは口に入らない個体もいますので、溶かしてから刻みます。
細かく砕いたクリルも好物です。
バンブルビーゴビーは餌に対する反応が鋭くなく、食も細い傾向があります。
食いが悪ければ、ブラインシュリンプを卵から沸かせて生きたまま与えます。
スポイトで目の前まで持っていくのもよい方法です。
上手く餌付くと、飼育者に気づき自分から水面近くに寄ってくるようになります。
関連記事:熱帯魚は寝るの?熱帯魚達の睡眠時間、睡眠不足について分かりやすく解説してみた
バンブルビーゴビーの混泳
ハチのような縞模様を最も美しい状態で楽しみたいなら、
魚にストレスのかからない単独飼育をおすすめします。
複数飼育では個体差もありますが、縄張り争いする可能性があるので、
流木などを使って隠れ場所を用意します。
汽水飼育の場合、南米産淡水カレイ、
淡水ハオコゼ(淡水と名がついていますがどちらも汽水魚です)と混泳させることが多いようです。
餌食いの遅いバンブルビーゴビーにきちんと餌が回っているかどうかチェックしましょう。
バンブルビーゴビーの仲間
リップスティックゴビー
5cm程度まで成長する近縁種。メスは銀色の地味な体色ですが、
オスはくちびると尾部が、まさにリップスティックを塗ったような鮮やかなオレンジに発色します。
淡水で飼育できますが高めの硬度を維持します。
バンブルビーゴビーの飼育動画
バンブルビーゴビーの飼育まとめ
吸盤のようになった胸びれで水槽の壁にはりつぐ姿には、
ハゼの仲間ならではの愛嬌があります。
時折見せるあくびのようなしぐさもキュート。
小さくても魅力はビッグサイズです!
はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら
関連記事:【アクアリスト必見】ここで見分けよう、アクアショップの実力!
関連記事:流木の導入・アク抜き方法・購入時の注意点など総まとめ!