ヌマエビ飼育の初心者です。10月の始めエビ専用水槽を立ち上げ、2か月ほどになります。
現在のところ体長5mmの稚レッドビーが1匹元気に活動しています。
抱卵個体が2匹います。
水質環境も問題なさそうなので観察記録をご紹介いたします。
今後は生存率upための注意点、害虫対策も必要になると思われそれらについても調べました。
はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら
稚エビの水槽環境
30cm水槽です。底面濾過式、ソイル+5色石、エアーレーション有です。
流木、ウィローモス等水草を入れています。
水温は23℃前後、tdsは150ppm前後、pHは8.0以下です。
水替えは1/5位減ったらその分の水道水を継ぎ足しています。
カルキ抜きを行い、特にミネラル等付加していません。
生体はレットビーの親個体7匹、レットビー稚エビ1匹、チェリーレッド2匹、
ヤマト2匹、石巻貝1匹、ミジンコ?----注視するとたくさん飛び跳ねています。
稚エビ
いつハッチアウトしたかわかりません。気が付いたら水槽に1匹稚エビがいました!
このちびです!
無事脱皮を終えたかもしれません。少し大きくなったような気がします!
親個体と向き合い、逃げずに頑張っている動画です。
稚エビのエサ
稚エビは生後2週間ぐらい人工飼料を食べないので、特にあげていません。
パウダー状のエサを親個体に与えているので、食べられるようになれば
食すると思います。
今はウィローモスの新芽や緑色の苔が餌のようです。
最近では親の食べ残しの近くにいたりします。
コケの大半は石巻貝が食べてしまうので、吸盤のカーブなど石巻が取りつかないところに
残っているコケを食べているようです。
ミジンコ?が見られるので稚エビの環境には好いと思えます。
稚エビの脱皮不全が死亡の原因として多いようで、
生存率を上げるためミネラル付加を検討します。
写真は水槽のコーナーの苔を食べている稚エビ。
この写真は、流木の脇のウィローモスにいる稚エビ。
抱卵準備
①胸のあたりに黒い少し太い線があれば卵が卵巣にあり、抱卵の準備ができたことを示します。
②間もなく脱皮します。脱皮の時キトサン成分からなるホルモンが分泌されます。
③雄はホルモンに反応し、「抱卵の舞」が始まり抱卵します。雌は雄に追いかけられます。
④受精すると最初は黒い卵巣が腹節にまたがり次第に透けてくるとハッチアウト(孵化)します。
積算温度で550℃が目安のようです。水温が23℃なら550÷23=24(日)
で孵化します。
順調にいけば孵化するのはクリスマスごろだと思います!
①の例
④の初期の例
害虫侵入
エビ専用水槽は害虫の侵入には注意が必要です。
害虫は稚エビの成長に好ましくありません。直接害がないにしても、
多くの害虫に食べ物を取られ、生存率が大幅に低下することが考えられます。
侵入する害虫は、水ゲジ、シミの仲間、ヤゴの幼虫などです。エビ水槽にはゲジがつきものです。
我が水槽に侵入した害虫?です。特徴ある尾が3本、足が3本、ひげ2本です。
ヤゴ又はシミの一種と考えられます。
紛らわしいのでスポイトで吸い取り除去しました。
侵入経路は不明です。
ウィローモスや水草から侵入したと考えられます。
ショップの水は、水合わせ後、
生体のみ網ですくい水槽に投入するので紛れ込まないと考えられます。
害虫対策
①今後、水草等は無糖の炭酸水に数分浸してから、水槽に入れるようにします。
②数がすくなければ見つけ次第スポイトで除去します。
③ゲジ等大量に発生した場合は、飲み物のペットボトルの上部をカットし、
蓋をつけ逆さにしてソイルに仕込んで一気に退治します。
関連記事:どうするべき?水槽に現れる貝(スネール)・水ミミズ・プラナリア・ヒドラの対処方法
稚エビが育つ環境づくりのまとめ
いかがでしたか。
最近やっと親個体も順調に生育し始めました。ミジンコ?も発生していることから
稚エビの生存率もアップが期待できそうです。
最初の1匹からはじめられ、十分観察できかえってよかったと考えています。
クリスマスが楽しみです。
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