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レッドビーシュリンプが暴れたら疑うべき原因は?

2018年9月15日

レッドビーシュリンプ

 

突然レッドビーシュリンプが水槽の中で暴れだしたらとてもびっくりする上に心配になりますね。

エビ類は魚に比べると繊細で、少しの環境の変化に敏感なので、

それが死に結びついてしまうことがあるため、日頃から注意して飼うことが大切です。

今回は、突然暴れだした時に考えられる事柄についてまとめました。

 

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塩素に対するショック

 

水換えのときなどの新しい水を、

カルキ抜きをしないで水槽に加えたときに起こります。

カルキ抜きをせずに水を加えてしまうと、レッドビーシュリンプは水槽の中で暴れたり、

水槽から逃げようとしたり、バタバタと倒れたりします。

これはアクアリストにとっての常識かもしれませんが、

水槽に水を足すときは必ずカルキ抜きをしましょう。

うっかり忘れてしまうと大変なことになります。

また、季節によって塩素濃度は違うので、

確実に中和できたか確認をしてから水を足すようにしましょう。

 

 

アンモニア・亜硝酸の蓄積

 

水槽の水からアンモニアが検出されるとしたら、それはろ過がうまく行っていない証拠です。

また、個体数が多すぎるという可能性もあります。

ろ過器を増やしたり、個体を減らすようにしましょう。

緊急回避の方法としては水換えがありますが、

その場合も塩素や環境の急変に気をつけなければなりません。

水を少量に分けて徐々に換えていくのがいいでしょう。

水合わせは経験やカンに頼るのではなく、必ず試薬を使うようにするのも、

初心に立ち戻る意味では大切なことです。

 

水温の急変

 

水換えのときに起こることが多いのが水温の急変です。

水温が急変すると、レッドビーシュリンプはそれに耐えられずに暴れます。

水替えするときは必ず水温合わせをしてから水を加えるようにしましょう。

 

また、夏場に水温を下げるために、冷凍したペットボトルなどを使用するのもやめましょう。

たとえ水温が30度を超えるようなときでも急激に冷やすのはとても危険です。

 

水温の上昇

 

レッドビーシュリンプにとって、高水温はとても危険な状態です。

特に30度を超えると生きていけなくなります。

また、ろ過の効率も下がることから、水質も悪化しやすくなるのが高水温です。

ファンやクーラーで冷却したり、エアレーションすることで水温を下げると良いでしょう。

 

高温に伴う酸欠

 

水槽の水が高温になると、酸素が溶け込みにくくなります。

レッドビーシュリンプは酸素が少なくなると水面近くに逃げ出して難を逃れようとします。

エアレーションをすることで対応出来ますが、ファンやクーラーなどでの冷却が必要です。

 

野菜や水草についた農薬

 

レッドビーシュリンプは農薬などにもとても敏感なため、

農薬のついたものを入れただけで死んでしまうことがあります。

餌にあげるほうれん草などは無農薬のものをといいますが、

気をつけて買っていても減農薬、ということもあります。

細心の注意を払って選ぶようにしましょう。

また、水草に農薬が残留しているケースもあります。

水草は入れる前によく洗うようにしましょう。

 

殺虫剤

 

レッドビーシュリンプの水槽がある部屋では、殺虫剤も使えません。

特に水性のものは蚊取りリキッドなども使用しないようにしましょう。

バルサンなどを使うのもよくありません。

隣の部屋だから大丈夫、とビニールを被せて使っても全滅するというケースがあるようですので、

殺虫剤の使用はおすすめできません。

 

レッドビーシュリンプはさまざまなことにとても敏感です。

苦しそうに暴れる姿を見るのはとても心配なものですし、

それが大量死に繋がる可能性もあります。

 

注意するべきことはたくさんあります。

飼うのが大変だと思うこともあるかもしれませんが、

水槽で可愛らしく餌をツマツマする姿や、

それが増えて行く様子を見るのはとても楽しいものです。

細心の注意を払いながら、また、それに飼う側も馴染むように

しながら生活をともにしていけるといいですね。

 

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