メダカの飼育・繁殖

メダカの産卵場所にはサルビニアのような浮き草がおすすめの理由





メダカとマツモ2 f

 

メダカは地味な魚に思われがちですが、適切な環境で丁寧に飼育すればとても奇麗に育つ品種です。

 

繁殖に難しい条件などもありませんので、繁殖も楽しめます。メダカは水槽内の水草に卵を産み付ける習性があるのですが、卵を隔離して育てないと生まれてきた稚魚を誤って食べてしまう共食いが発生してしまいます。

 

親メダカと稚魚が同じ環境にいると、どうしても体力の無い稚魚は死亡率が高くなります。稚魚の生存率を上げるには、卵の段階でサテライトや隔離水槽に移して、稚魚を育てる専用の空間が必要です。隔離する時に最適なのが、サルビニアなどの浮き草です。メダカが浮き草に卵を産み付けた段階で、浮き草ごと隔離水槽に移して孵化を待てば、稚魚にストレスなくスムーズに専用空間で育てることができるのです。

 

今回はメダカの産卵場所に欠かせない浮き草、サルビニアの解説をします。

メダカの稚魚の生存率を上げて、繁殖を楽しむには浮き草が絶対に必要なので知識として身に付けておくことをおすすめします!

 

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サルビニアとメダカの愛称は抜群

 

 

始めにサルビニアについて解説します。サルビニアはアメリカ熱帯域原産の水生シダ植物です。

 

学名はサルビニア・モレスタ(Salvinia molesta)で和名はオオサンショウモと呼ばれています。シダ植物ですが、浮遊性のあるサンショウモの仲間なので浮き草として使われています。

 

日本には固有種のサンショウモというシダ植物がいます。サルビニア・モレスタはアメリカ熱帯が原産なのですが、葉の幼体がサンショウモに非常に似ていることから「オオサンショウモ」と和名で名づけられました。

 

日本固有のサンショウモは数が激減しているので、メダカ水槽で使われるのは一般的にサルビニア・モレスタ(オオサンショウモ)となります。似たような品種では、サルビニア・ククラータという東南アジア原産のシダ植物があります。

 

サルビニア・ククラータは和名で「ナンゴクサンショウモ」と呼ばれています。

 

これらのサルビニアは原産地と見た目が多少異なりますが、生育環境がほとんど同じなので全てメダカの産卵場所として重宝しています。サルビニアは飼育の手間がかからず、安価で簡単に育ってくれます。水流が穏やかな場所を好み、メダカの隠れ家や産卵場所として役立ちます。

 

その点でもメダカと相性が良いです。

 

 

メダカの産卵から孵化

メダカ 稚魚4

 

メダカは産卵できるまで成長すると、サルビニアのような浮き草に卵を産み付けます。

 

卵を素早く孵化専用の環境に移して稚魚を単独で飼育するのが生存率を上げるコツです。サルビニアに産み付けられた卵を発見したら、サルビニアごと隔離水槽に移してあげれば簡単です。

 

サルビニアは増殖能力も高いので、卵か産み付けられた一部分を切り取って隔離水槽に移しても良いですね。この隔離水槽に移すタイミングは稚魚が生まれてからでは遅いのです。メダカの稚魚は小さく、非常にデリケートなので網で救うのも苦労しますし、他の水槽に移したショックでダメージを受けて死んでもおかしくありません。

 

サルビニアのような浮き草が産卵場所に最適

ビオトープ メダカ f

 

メダカは低床に植えられている水草に卵を産み付けることもあります。

 

しかし植えられている水草を隔離水槽に移すのはひと手間かかります。水草水槽のレイアウトの関係性もありますし、むやみに水草をカットしたくない時もあるでしょう。卵の状態から隔離しておいて、その環境で稚魚が生まれるのが最も負荷をかけず、生存率の上がる飼育法です。

 

サルビニアのような浮き草は、水面を漂っているだけなので、簡単に卵を移せるのが利点です。

 

メダカの産卵場所にはサルビニアのような浮き草がおすすめ

メダカ f

 

サルビニアとメダカの関係を解説しました。

 

サルビニアは手入れいらずでメダカにとってよい影響を与え続けてくれる浮草です。しかも産卵場所としても優れているのですから、メダカ水槽には欠かせない存在ですよね。

 

メダカ水槽をお持ちの人や、稚魚の生存率を向上させたい人はぜひ入れてみて下さい。サルビニア単体でも小さいハート型の葉をしていて、とても可愛らしいですよ。

 

—育て方の全てが詰まったメダカのすべて—

 

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