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ネオンテトラには泳ぐ位置がある!混泳の注意点と遊泳層

2020年1月15日

ネオンテトラ フリー

 

アクアリウムで人気の熱帯魚といえば「ネオンテトラ」ですが、ほかの熱帯魚と同じようにネオンテトラにも水槽の中で「泳ぐ位置」があります。これが「遊泳層」と呼ばれているのですが、ネオンテトラを複数のほかの個体と泳がせるときは、この遊泳層によって見栄えをよくするコツがあります。今回はネオンとテトラの習性や泳ぐ位置などについて説明してみましょう。

 

ネオンとテトラの性格や好みの環境について

熱帯魚の王様 ネオンテトラ

 

人気の熱帯魚の一種「ネオンテトラ」は、現在ではアジアで品種改良されていて初心者でも飼育がしやすい熱帯魚です。熱帯魚では気性が激しい種も多くありますが、ネオンテトラは温厚です。野生では小さいので捕食されやすいため、臆病な性格で水草などに隠れていますが、水槽で外敵がいない状態では、1週間くらいで慣れてきて水槽を泳いでくれます。

 

ネオンテトラがもっとも好む水質はph6.5くらいの弱酸性ですが、ph6〜8くらいまでは適性があり、水道水でも飼育することはできます。水温は26℃くらいが適温ですが、24℃から32℃ぐらいの範囲で飼育が可能です。しかし、ネオンテトラは低い水温に弱く、20℃以下になると死んでしまうので気を付けましょう。そのため、冬場の水温管理が重要になるので、水槽用のヒーターが必要になります。

 

ネオンテトラは集団ですごしている熱帯魚なので、 単独での飼育は控えて、複数での飼育の方が個体のためにベストでしょう。泳ぎは速く、なにかから逃げる時のスピードはかなり速いです。 日陰のような暗い場所が好きで、アヌビアスやナナ等の大きい水草等を入れると、隠れ場所になるのでよいでしょう。このようなことから、なるべく暗い水槽の環境のほうがネオンテトラには良いでしょう。

 

遊泳層を知ることでトラブルが防げる

ネオンテトラ 大群 群れ

 

ネオンテトラは水流が好きで、上部フィルター等も飼育に適した場所ですが、「エアストーン」で水槽に少しでも水流ができている状態にしておくとよいしょう。自然環境と同じように、水流は水面にあって、水底は水流が穏やか、というのが理想的です。水流が全くない水槽はネオンテトラにとっては理想的ではありません。

 

ネオンテトラの泳ぐ位置についてですが、ほかの熱帯魚たちと混泳をしていると魚が急にいなくなっている、もしくはボロボロになっているというトラブルが起きることがあります。これは混泳によって起きることで、まさにこの泳ぐ位置が問題になります。熱帯魚には、それぞれ水槽の中で泳ぐ位置があり、これを「遊泳層」と呼びます。

 

遊泳層には水槽の上層・中層・下層を泳ぐ層に大きく分けられます。

 

混泳するときはこの遊泳層が大事で、それぞれの層に被ることがないものを選ぶと見栄えが良くなります。また、こうすることでそれぞれの熱帯魚のストレスも軽減させることができるのもメリットです。ネオンテトラはこの中で、上層〜中層を泳いでいる魚です。

 

ちなみに、上層ではグラミー系やモーリー系、中層ではエンゼルフィッシュやダニオ系、下層ではコリドラス系やローチ系という感じで遊泳層が分かれています。

 

また、この3層で、

上層・1割から2割

中層・4割から6割

下層・2割から3割

 

というくらいの割合で熱帯魚を配置すると見栄えがよくなるようです。中層で群れで泳ぐネオンテトラをメインすると、見た目が美しい水槽ができそうですね!

 

トラブルを防ぐために、遊泳層をよく知っておきましょう

 

ネオンテトラと泳ぐ位置についてでした。熱帯魚には 、それぞれに泳ぐ位置がある遊泳層というのがあるんですね。混泳をさせるとき、見栄えの良い水槽にするには、これを知っていることが大事になるでしょう。ネオンテトラの遊泳層は上層〜中層ということで、混泳をしたい場合はこのあたりに気性の荒い魚を配置しないようにするとよいでしょう。

 

また、上記の割合も考慮すれば、見栄えのよい水槽が演出できます!

 

 

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