海水魚を飼育している人に取っては、一度は気になる天然海水ですが、
確かにネットで沢山?(数種類)天然海水が販売されているのを見たことがあると思います。
価格的には、20リットルで2,000円位?まぁ価格はピンキリ有るとしまして、
やはりコストと手間は省きよりよい物が欲しくなると思います。
はじめてのアクアリウム:全記事一覧はこちら
関連記事:【海水魚飼育歴10年】誰でもできる海水魚水槽立ち上げ方法を伝授します!
海水歴10年目の私の天然海水の管理方法
私は、120cmで毎週天然海水を入れ替えています(たまにサボって2週間に1回…)
一回に入れ替えるのは、120リットルです。
私が購入している海水は水族館に買いに行っています。
何故120リットルかと言いますと、
一回100円を入れると120リットル出てくる自動販売機だからです。
20リットルポリ缶を持参してエッチラホッチラ運んでます。
趣味の世界ですから苦にはなりませんよ。(雨降ってると面倒くさいですが…)
滅菌殺菌はしっかりしよう
当然、水族館の天然海水とはいえ滅菌殺菌は終わっています。
ここで、注意しないと行けないのが近所の海で組んできた海水です。
滅菌殺菌も終わってませんし、
表層の海水しか組めませんのでいくら綺麗で最初は良くてもコケの生える原因を作ってしまったり、
病原菌を一緒に入れてしまう恐れがあるからです。
しかし、そんな私もそんなことも知らず、海水浴に行ったときに何度かくんで帰ったことがあります。
今考えると恐ろしい気がします…
そこの海水浴場は、ミドリイシやキクメイシそしてサンゴイソギンチャクなどが生息していたからです。
しかしながら、コケの元を持って帰った記憶があります。
みなさんもくれぐれも気をつけて下さいね。
昔は、魚だけでしたので1ヶ月に最低一回(←これもまたサボって間延びしてました…)は、
人工海水で水替えを行っていました。
天然海水の買い方
ショップに海水をたまに買いに行き始めたのがきっかけで今では、
直接水族館の海水自動販売機で購入してます。
私の場合のきっかけは、ショップの人と通う内に仲良くなり教えて頂きました。
水族館に行きますが海水を購入する場合は、駐車場料金も入館料もいりません。
ただ、100円~200円を握りしめ通っています。
何故、200円持って行くかは最初の100円で海水温度と臭いを確かめます。
夏場は、配管に残っている海水を最初は捨ててしまいます。大分暖まってますから…
冬場は冷たくなりすぎてるんで捨ててしまいます。
大体最近解ってきたのですが、80リットル~100リットル位捨てると新鮮な海水に変わるようです。
(あくまで私が通っているところです。)
そこに、海水を買いに行くと知らない人が結構話しかけてきます。
やはりみなさん海水魚や珊瑚を飼育している方が多いです。
その他は、活魚の小さなトラックなどもたまに見かけます。
漁協に聞いてみる
みなさんの周りで手軽に安定した天然海水を手に入れようとしますと、
近所の港市場も滅菌殺菌が出来ている天然海水があると思います。
近場に港や市場がない方は、
一度居酒屋でも何処でも活魚をされている所に話を聞かせて頂きますと
意外と良い返事が貰えると思いますよ。諦めずに色々なところに聞いてみて下さい。
サンゴの白化
滅菌殺菌した天然海水を手に入れたからと行って、
ハードコーラルのようなミドリイシなどを直ぐに投入できるわけではないそうです。
やはり、ハードコーラルの珊瑚を長く綺麗に飼育するには、添加剤などが若干必要になってきます。
私は、ハードコーラルのミドリイシ系をやってみましたが失敗しました。
完全天然海水があれば出来る物と思ってました…(泣)
しかも、こりずに2回チャレンジし2回とも失敗しました。
やはり、ハードコーラルの敷居は高いようです。
但し、コモン珊瑚やシコロ珊瑚程度であれば、天然海水とスキマーだけで活着しました。
かなり成長速度は遅かったと思います。3ヶ月位でやっと活着しました。
ミドリイシ系は、やばそうでしたので2回目の時は直ぐに水槽から出しました。
そのミドリイシは、その後庭で干し(雨の日も天気の日も出しっ放し)薬剤を使わず綺麗に白化させ、
臭いも無くなったところでまた水槽の中に戻しました。
珊瑚は死滅しますと石灰藻ですので白化します。
ただ、死滅したからといってむやみに投棄するともったいないですよ。
白化後水槽に戻しても良いですし、お気に入りの形であれば、
玄関や居間などに飾り代を100鈞で購入し飾るのも一つの手段ですよ。
当然死滅させるのを前提で珊瑚は購入しないで下さいね。
関連記事:海水魚の飼育なら知っておくべき!天然海水と人工海水のどちらを使う?
関連記事:まだ照明選びで迷っているの?海水魚飼育で珊瑚やイソギンチャクを育てるならこの照明を選べ!