抱卵から約4週間でハッチアウトしました。それまでの経過をご報告いたします。
ヌマエビの飼育の参考にしてください。
先行していた稚エビ1匹は約5週間生きていましたが12月9日以降姿を消しました。
同じ日にビーシュリンプ1匹も姿を消しました。
おそらく大きなヤマトヌマエビに共に捕食されたと想像できます?
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レッドビーシュリンプ飼育は混泳NG
一見して仲よさそうですが、レッドビーやビーシュリンプと
一緒にヤマトヌマエビやレッドチェリーシュリンプとの混泳は危険です。
同一種のみの飼育が無難です。
レッドビー稚エビ1匹と親のビーシュリンプ1匹が、
ある日を境に消えました!くまなく探しましたが跡形も発見できません。
もしかして脱皮中に襲われたかもしれません?
異種のヌマエビの混泳は避けるべきと感じました。
抱卵した親がいるので、念のためヤマトヌマエビと、
レッドチェリーシュリンプは、別水槽に移しました。
稚エビは5mm程に成長していたので残念です!
向き合っている最後の雄姿です。
親が近くにいる時は大丈夫なのでしょう?
抱卵について
雌が脱皮しホルモンを分泌し、雄をよびよせ雄は飛び跳ね雌を追いかけます。
結果メスは抱卵します。
抱卵から4~5週間でハッチアウトします。
抱卵すると卵が黒く見えます。
3週間ぐらいで次第にピンク色になり1週間ぐらいでハッチアウトします。
抱卵中のエビは、卵を時々動かしています。
エサは普通に食べますが、じっとしていることが多くなるようです。
気が荒くなり、攻撃的になります。
水替えについて
水替えはいつも通り行います。
環境の大きな変化は不用意な脱皮につながりますから、慎重に水合わせを行います。
pHは8.0以下、TDS値は300ppm以下、水温23℃をキープします。
水替えは1週間毎に2L程を入れ替えます。
蒸発が少ないときはポンプでペットボトルに水を汲みとり、新しい飼育水2Lと入れ替えます。
エサの与え方について
エサは朝1回与えます。
エビヌマ用の固形をすりつぶしパウダー状にしたものをスポイトで吸い取りソイルに置きます。
たまに固形のまま与えます。
食べ残すエサはカビが見られたらスポイトで吸い取り除去します。
乾燥ほうれん草(又は冷凍ほうれん草を解凍)細かくしたものを与えたりもします。
エサを与えてもすぐ食べる個体もいれば、1日ぐらいしてから食べるのもいます。
水槽を観察しすぎると、エビは警戒してツマツマしません。
静止したままになります。調子が悪いと色が薄くなるようで、
静止状態が長い個体には懐中電灯の光を当ててやると動き出すことで健康の判断にします。
夜間は水槽の前面を遮蔽するようにしています。
そっと覗くとエサを食べています!
流木は在ったほうが良いです。エビは流木の苔に群がります。
ウイローモスも好きなようで新芽?を食べているようです。
石巻貝の殻に生えるコケを食べるのも見かけます。貝と一緒に移動しています。
ハッチアウト
その瞬間はとらえられませんでした!
現在4匹を確認しています。あと1匹が抱卵中、間もなく生まれます。
エビ水槽のヒビ補修
1ヶ所ガラス面に亀裂が見つかりました。傷は外部のみで内部には至っていません。何かの打痕のようです。
新しい水槽を立ち上げるべきか迷いました。
抱卵個体がいるので環境の急変があると脱皮し卵を落とすることも考えられることから、
ガラス接着剤で修理することにしました。
使用したのは強力瞬間接着剤ガラス用「ロックタイト」です。
傷口に浸み込み埋められることを期待しました。
その時の画像です。
レッドビーシュリンプのハッチアウトまでのまとめ
いかがでしたか。
12月初めに抱卵、年末ハッチアウトまでこぎつけました。
あとはいかに稚魚の生存率を上げるかです。
環境は整えたつもりです。後は余り構わず、接する予定です。
夜間は前面ガラスを遮蔽します。仔エビのエサは当面与えません。
コケや親の食べ残しで生きていくと思います。
犠牲になった稚魚1匹の成長記録が役に立ちます。
やっとここまでたどり着けました!
別水槽に移したレッドチェリーシュリンプは現在元気です。
ヤマトヌマエビは残念ながら見かけません。
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